トップダウン予算のバージョン状況の使用

プロジェクトの変更をサポートするため、複数の予算バージョンを作成します。派生元またはバージョン構造を使用して、データの重複を防ぐことができます。現行バージョンを容易に特定できるように、トップダウン予算バージョンに状況が割り当てられます。このバージョン状況は、トップダウン予算の生成時に使用できます。

トップダウン予算バージョンの状況には次のものがあります。

  • フリー: データを修正できます。
  • 実際: 合計契約金額、管理引当金、および収益報酬以外のデータを修正できます。
  • 最終: [トップダウンデータ (tpptc5110s000)] セッションで活動/原価タイプ別の金額は修正できません。

トップダウン予算の状況を [フリー] から [実際] に変更できるのは、次の場合のみです。

  • [実際] 状況であるバージョンが他に存在しない場合
  • [フリー] 状況である以前のバージョンが存在しない場合

トップダウン予算バージョンの状況を [実際] から [最終] に変更できるのは、状況が [フリー] または [実際] の以前のバージョンが (同じプロジェクト内) に存在しない場合のみです。

注: 
  • トップダウン予算バージョンの状況が [実際] から [フリー] に修正された場合は、[Top-Down Budget Versions (tpptc5500m000)] セッションの [開始時間] フィールドの値を消去する必要があります
  • トップダウン予算バージョンの状況が [フリー] から [実際] に修正された場合は、[Top-Down Budget Versions (tpptc5500m000)] セッションの [トップダウン予算バージョン (tpptc5500m000)] フィールドに値を指定する必要があります。
  • トップダウン予算バージョンの状況が [実際] から [最終] に修正された場合は、バージョンに保存された活動ごとに、[トップダウンデータ (tpptc5110s000)] セッションの [予算状況] フィールドが [最終] に設定されます。