プロジェクト原価の記録

また、プロジェクトの実行中に実際原価を記録することもできます。実際原価は、プロジェクトで実際に発生した原価です。これらの原価は、プロジェクト原価元帳に記録されます。例: 在庫原価、購買請求書、価格差異、マニュアル原価など。原価は、商品またはサービスの購買の結果として生成されるか (調達)、倉庫への商品の移動/倉庫からの商品の移動の結果として生成されるか (倉庫管理)、商品またはサービスに関連付けられたメンテナンス原価やサービス原価として生成される (サービス) ことがあります。原価は、プロジェクトで記録することも、財務会計で記録した後にプロジェクトに転送することもできます。

[プロジェクト - 原価管理レベル (tppdm6102m000)] セッションを使用して、プロジェクト原価を記録するレベルを指定できます。使用している原価対象に応じて、原価が [原価タイプ] または [管理コード] で表示されます。次のオプションがあります。

  • 要素/活動別
  • 原価対象別

[要素 (tpptc1100m000)] セッションを使用して要素を定義した場合または [活動 (tppss2100m000)] セッションを使用して活動を定義した場合は、これらのセッションの [原価管理] チェックボックスを使用して、その要素または活動のプロジェクト原価を記録する必要があるかどうかを指定できます。このチェックボックスがオフの場合は、プロジェクトで要素原価または活動原価が親要素または親活動まで累計されます。