アルゼンチンの認識税

認識税の設定

アルゼンチンの認識税を構成および設定するには、以下のセッションを使用します。

アルゼンチンの認識税の概要

アルゼンチンの販売請求書の税金は、VAT と認識税で構成されています。

請求 (SLI) では、アルゼンチンの認識税を扱う請求書は以下の場合に構成されます。

  • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [アルゼンチン] チェックボックスがオンである
  • 認識税率が構成済請求書の請求元取引先に適用される

正味請求額は、認識税を計算する際の基準金額です。請求元取引先ごとに異なる税率としきい値を適用できます。

  1. [税金コード (tcmcs0137m000)]

    [税金コード (tcmcs0137m000)] セッションで、認識税の税金コードを定義します。

  2. [国別税金コード (tcmcs0536m000)]

    [国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションで、アルゼンチンの認識税コードを設定します。認識税コードには、以下の設定が適用されます。

    • [非課税の税金コード] チェックボックスをオフにします。
    • [税金の総計] チェックボックスをオフにします。
    • [グループ税] チェックボックスをオフにします。
    • [単一税] チェックボックスをオンにします。
    • [税金コード使用] を [販売] または [すべて] に設定します。
    • [税金の種類] を [VAT] に設定します。
    • [VAT タイプ] を [通常] に設定します。
    • [税金シナリオ] を [適用なし] に設定します。

    認識税は VAT ではありませんが、LN では、認識税コードとして使用する税金コードを VAT として定義する必要があります。

  3. [単一税率 (tcmcs0132m000)]

    [単一税率 (tcmcs0132m000)] セッションでは、有効な税率をゼロに設定することができます。認識税の場合、[単一税率 (tcmcs0132m000)] セッションの税率は無視されます。認識税には、[Business Partner Perception Tax Rates (lparg0120m000)] セッションの税率が適用されます。

  4. [勘定科目表 (tfgld0508m000)]

    [勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションで、認識税の税金勘定を設定できます。

  5. [単一税金コードの転記データ (tfgld0571m000)]

    [国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションの認識税コードごとに、[単一税金コードの転記データ (tfgld0571m000)] セッションで財務税金データを設定します。

  6. [国別税金コード (tcmcs0536m000)]

    [国別税金コード (tcmcs0536m000)] セッションで、税金コードを承認します。

  7. [Perception Tax Codes (lparg0110m000)] および [Business Partner Perception Tax Rates (lparg0120m000)]

    承認済税金コードは、[Perception Tax Codes (lparg0110m000)] セッションおよび [Business Partner Perception Tax Rates (lparg0120m000)] セッションで認識税を設定する際に使用できます。