時系列予算の生成 (tpptc5200m000)
セッションの目的: 選択した時系列予算分析コードとバージョンについて「原価タイプ」 (計画値) ごとに予算額を生成します。このセッションは 1 つのプロジェクトまたは指定範囲のプロジェクトについて実行できます。
次の詳細は[時系列によるプロジェクト別予算分析コード (tpptc5120s000)] からデフォルト値が取得されますが、このセッションで変更できます。
- 分析時間と「為替レートタイプ」
- 現行バージョンの決定方法
- 許容基準ライン状況値
- 分析コード
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予算分析コードは、時系列予算の分析に使用します。このフィールドの値は、プロジェクト用に指定した時系列予算分析コードからデフォルト設定されます。新しい分析コードを追加するとき、プロジェクトのデフォルトコードとして分析コードを追加する場合にメッセージが表示されます。
- 為替レートタイプ予算
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為替レートタイプを識別するコード。デフォルト値は、[時系列によるプロジェクト別予算分析コード (tpptc5120s000)] セッションから取得されます。
- 分析時間
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計画値が計算される日付。フリー状況を含むチェックボックスとこの日付により、計画値の計算に使用される基準ラインとバージョンが決まります。デフォルト値は、時系列によるプロジェクト別予算分析コード (tpptc5120s000) セッションから取得されます。
この分析時間は、予算バージョンと基準ラインの両方を決定するために使用されます (フォームで指定された場合)。予算バージョンの作成日/登録日を分析時間と比較することで、適切な予算バージョンが決定されます。
例
予算バージョン 1: 21/7/2010
予算バージョン 2: 11/1/2011
いずれも状況は[フリー]です。分析時間を 31/12/2010 に設定すると予算バージョン 1 が使用され、分析時間を 15/1/2011 に設定すると予算バージョン 2 が使用されます (もちろん、使用するバージョンはいつでもマニュアルで選択することができます)。
同様に、個々のバージョン内で、登録日を分析時間と比較することで、妥当な予算額が決定されます。
- バージョンの設定
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現行バージョンの決定方法
デフォルト値は、[時系列によるプロジェクト別予算分析コード (tpptc5120s000)] セッションから取得されます。
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[マニュアル]
ユーザがバージョンを直接入力します。 -
[自動設定]
LN によってバージョンが選択されます。フリー状況を含むチェックボックスがオンの場合、LN は最新の[作成時間]のバージョンを選択します。このチェックボックスがオフの場合、LN は最新の[開始時間]のバージョンを選択します。そのようなバージョンが存在しない場合には、最新の[作成時間]のバージョンを選択します。
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- フリー状況を含む
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このチェックボックスがオンの場合、状況が[フリー]の予算バージョンがバージョン分析に含まれます。
- フリー状況を含む
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このチェックボックスがオンの場合、 [フリー]状況の基準ラインを計画値の計算で使用できます。
それ以外の場合、[承認済]状況の基準ラインを使用できます。