要素 (tpptc1100m000)
セッションの目的: 選択したプロジェクトの「要素」をメンテナンスします。
- プロジェクト
 - 
            
「プロジェクト」を識別するコード
 - 記述
 - 
            
コードの記述または名称
 - 状況
 - 
            
プロジェクトの状態を示します。
LN では次の状況を扱います。
- 
                  
[フリー]
プロジェクト定義は登録済ですが、プロジェクトはまだ実行されていません。変更が可能な状態です。 - 
                  
[有効]
プロジェクトの実行中に、原価取引の発行、購買、および登録ができます。 - 
                  
[終了]
プロジェクトは完了しましたが、財務処理的にはまだクローズされていません。まだ原価取引を登録できます。このプロジェクトでは実際の購買オーダは存在できません。 - 
                  
[クローズ]
プロジェクトは財務処理的にクローズされており、プロジェクト定義は変更できません。 - 
                  
[アーカイブ済]
プロジェクトは、アーカイブ会社に保存されます。プロジェクトのアーカイブ会社は、履歴プロジェクトデータのリポジトリとして使用することができます。 
 - 
                  
 - 要素
 - 
            
「要素」を一意に識別するコード
 - 予算最上位要素
 - 
            
このチェックボックスがオンの場合、 「要素」は最上位要素と見なされ、子要素にリンクできます。
 - レイアウト要素
 - 
            
要素がレイアウト要素であるかどうかを示します。レイアウト要素は見出しとして使用し、進捗請求を使用する要素予算がまとめやすくなります。
注:レイアウト要素は [追加要素のレイアウト (tpptc1101m000)] セッションで定義できます。
 - 要素
 - 
            
- 一般
 - 管理
 - 
                     
- 物理的進捗
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、要素の進捗を登録できます。[物理的進捗レベル]フィールドを使用して、プロジェクトの進捗を記録するレベルを指定できます。
このチェックボックスがオフの場合、予算構造内の下位レベルの要素の進捗をメンテナンスできます。
 - 物理的進捗レベル
 - 
                              
進捗を登録するデフォルトレベル
指定可能な値
 - 原価管理
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、この要素の予算ラインで入力された原価は、要素と共に管理予算に転送されます。
このチェックボックスがオフの場合、要素の予算ラインは、予算構造に親として含まれ [原価管理] チェックボックスがオンになっている、1 つ上のレベルの要素に集計されます。
注:要素の原価管理をメンテナンスできるのは、その要素が予算構造に 1 回出現する場合だけです。予算構造に同一要素が複数回出現し、[管理予算] チェックボックスがオンの場合は、メッセージが出力され、チェックボックスがオフになります。
 - 作業権限状況
 - 
                              
要素の「作業権限状況」
 - 理由コード
 - 
                              
要素の作業実行を保留する理由。このフィールドに入力できるのは、[作業権限状況]フィールドが[保留]に設定された場合のみです。
 - 記述
 - 
                              
コードの記述または名称
 
 - 資産
 - 
                     
- 資産
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、要素は「資産プロジェクト」に割り当てられます。
注:要素が計上された場合、その要素の子も親も計上できません。
 - 資産番号
 - 
                              
資産番号および資産拡張により、選択した会社の資産を一意に識別することができます。
注:[資産番号] および [資産拡張] のフィールドが有効になるのは、資本タイプのプロジェクトの場合だけです。
 - 記述
 - 
                              
コードの記述または名称
 - 資産拡張
 - 
                              
資産拡張番号
 
 - 請求
 - 
                     
- 進捗基準請求
 - 
                              
要素を請求対象にできるかどうかを指定します。
 - 請求の進捗
 - 
                              
要素の種類
このフィールドをメンテナンスできるのは、[契約ライン (tpctm1110m000)] セッションの[請求タイプ]フィールドおよび現在のセッションの[進捗基準請求]フィールドが、共に[進捗請求]に設定されている場合だけです。
- [進捗基準請求] フィールドを 「Yes」 に設定し、要素が 「間接」 の場合、進捗はこの要素の上位の直接要素に記載されます。要素が 「直接」 の場合、進捗はこの要素に記載されます。
 - [進捗基準請求] フィールドを 「プロジェクト物理的進捗」 に設定し、要素が 「間接」 の場合、進捗はこの要素に引き下げられます。
 - [進捗基準請求] フィールドを 「No」 に設定すると、この要素に引き下げられたり記載される進捗はありません。
 
 - 間接作業グループ
 - 
                              
このフィールドをメンテナンスできるのは、[進捗基準請求] フィールドが 「プロジェクト物理的進捗」 に設定されている場合だけです。この結果、[要素タイプ] フィールドは 「間接」 になります。ここには、間接作業に関連した原価グループの番号が示されます。
進捗請求の原価はグループごとに加算できます。この方法を採ると、グループごとの間接作業合計を示すことができます (このような合計が、代表権限者から要求される場合があります)。
グループの採番は自由に行えますが、進捗請求でのグループの出力は番号順に行われます。
 - 留保金の使用
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、この要素に「留保」を使用できます。
 - 決済対象
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、追加作業 (直接作業) の原価を決済できます。つまり、これらの原価は、特別決済価格で進捗請求に含まれます。
このチェックボックスがオフの場合、追加作業 (直接作業) の原価を決済できません。
注:追加コストを決済できるのは、このセッションで[請求の進捗]フィールドが[直接]に設定され、契約ライン (tpctm1110m000) セッションで [請求タイプ] フィールドが[進捗請求]に設定されている場合だけです。
 - 請求可能
 - 
                              
このチェックボックスがオンの場合、要素原価が顧客に請求されます。
 
 - 予算編成
 - 
                     
- 予算数量
 - 
                              
要素の予算数。この値は、要素別に請求する場合のみ、入力する必要があります。
要素が「要素構造」の一部である場合、[要素 (tpptc1100m000)] セッションに記録された頻度で計算を行います。頻度は、プロジェクトに要素が出現する回数を示します。
 - 時間単位
 - 
                              
要素にリンクする時間単位
 - 生産速度
 - 
                              
時間単位別に数量で表示された生産速度
 - 時間単位数
 - 
                              
時間単位数
 - 物理的進捗数量
 - 
                              
このフィールドの値は、原価管理の進捗記録で使用されます。
プロジェクトの請求方法が 「単位レート」 または 「進捗」 の場合は、進捗数量を指定する必要があります。この数量は、販売価格と掛けて請求額を算出する予測数量です。単位レート方法の場合、実際数量は見積数量と異なる場合があります。進捗方法の場合、作業の請求が行えるように、進捗は物理的進捗数量と同じでなければなりません。
 
 - 価格設定
 - 
                     
- 販売通貨
 - 
                              
取引先通貨
 - 販売価格
 - 
                              
要素の単位販売価格
このフィールドをメンテナンスできるのは、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションの [請求タイプ] フィールドが[進捗請求]または[単位レート]の場合だけです。
 - 販売価格
 - 
                              
金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。
複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。
- 現地通貨
 - 2 つのレポート通貨
 
 - 為替レート/レート係数
 - 
                              
処理/取引の為替レートなど、標準スケールに従って決められた料金または支払金額
 - レート係数販売価格
 - 
                              
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
 - 決済通貨
 - 
                              
原価額を表す自国通貨
 - 決済価格
 - 
                              
進捗請求手順で請求される追加作業の単位価格。この価格は、予算作業の販売価格とは異なる可能性があります。決済価格は、[進捗請求明細の出力 (tppin1410m000)] セッションでレポートの追加作業の見出しの下に出力されます。
このフィールドに値を入力できるのは、[決済対象] チェックボックスがオンの場合だけです。
 - 決済価格
 - 
                              
金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。
複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。
- 現地通貨
 - 2 つのレポート通貨
 
 - 為替レート/レート係数
 - 
                              
処理/取引の為替レートなど、標準スケールに従って決められた料金または支払金額
 - レート係数決済価格
 - 
                              
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
 
 
 - その他
 - 
            
- その他
 - 
                     
- 優先供給倉庫
 - 
                              
複数のプロジェクトの納入を受け取る倉庫。商品は、優先供給倉庫からプロジェクト倉庫に送付されます。この値は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションの [優先供給倉庫] フィールドからデフォルト設定されます。
注:1 つのプロジェクトについて複数のロケーションで活動を実行する場合、倉庫を 「活動/要素」 レベルでも定義して商品を転送するとより簡単です。
ERP では、次の検索パスを使用して、PRP オーダの生成時に在庫がチェックされます。
- 「活動 (tppss2100m000)」 または[要素 (tpptc1100m000)] セッションで定義される 「優先供給倉庫」 の在庫。
 - [プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで定義される 「優先供給倉庫」 の在庫。
 
 - 記述
 - 
                              
コードの記述または名称
 - デフォルトプロジェクト倉庫
 - 
                              
要素固有のプロジェクト倉庫コード
 - ソート引数
 - 
                              
出力レポートで要素をソートするためのソート引数で、以下のセッションを使用します。
- [代表権限者のプロジェクト管理レポートの出力 (tpppc4412m000)]
 - [プロジェクト管理者の管理レポートの出力 (tpppc4413m000)]
 
この値は、標準要素 (tppdm0180s000) セッションのソート引数フィールドからデフォルト設定されます。この値は変更可能です。レポートは、ソート引数を基準に作成できます。
 
 - サービス
 - 
                     
- 参照活動
 - 
                              
プロジェクト「要素」にリンクされている、サービスで定義された「参照活動」
注:この値は、標準要素に基づいてプロジェクト固有の要素が作成される場合には、[標準要素 (tppdm0180s000)] セッションのデフォルトに設定されます。ただし、この値は修正できます。
 - 記述
 - 
                              
コードの記述または名称
 - 頻度
 - 
                              
「参照活動」が実行される回数
注:この値は、標準要素に基づいてプロジェクト固有の要素が作成される場合には、[標準要素 (tppdm0180s000)] セッションのデフォルトに設定されます。ただし、この値は修正できます。
 - 頻度の適用
 - 
                              
                              
指定可能な値
- 数量の乗算
 - 
                                       
頻度が、参照活動の数量の乗数として適用されることを示します。
 - 適用なし
 - サービスオーダ活動の作成
 - 
                                       
追加のサービス活動を作成する必要があることを示します。
 - サービスオーダの作成
 - 
                                       
サービスオーダを作成する必要があることを示します。
 
注:- このフィールドが有効になるのは、[頻度]フィールドに指定されている値が 2 以上の場合のみです。
 - この値は、標準要素に基づいてプロジェクト固有の要素が作成される場合には、[標準要素 (tppdm0180s000)] セッションのデフォルトに設定されます。ただし、この値は修正できます。