拡張 (tpptc0110s000)

｢プロジェクト｣を識別するコード

プロジェクトの現在の状況

｢拡張｣を識別するコード

検索キー

検索時に役立つ、記述の代替フォーム。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。

販売先取引先

販売先取引先の識別コードこの取引先には、部署コードが必要です。部署コードがない場合には、分割払を請求できません。

拡張タイプ

スコープ変更

• 追加作業: 明細書や設計図 (予算の基盤) に含まれない作業
• 削減作業: 取り消される作業、またはディメンション、材料明細書などが後から変更される作業

これらの原価は関連拡張への参照と一緒に[労務費 (tpppc2131m000)] などのセッションで記帳されます。取引を処理した後、請求書を作成できます。

暫定金額

暫定金額は事前に予算に含められる金額であり、使用する材料が不明な場合や構成要素の設計で最終決定されていないものがある場合の原価のおおまかな見積です。差異 (金額) の決済は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションの [暫定金額の雑費コード] フィールドに登録された原価対象に転記されます。

変動決済

材料費または賃金原価 (価格) の変動決済の結果として計算された原価は、拡張に転記する必要があります。変動決済からの決済原価は、常に、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションでそのプロジェクトに対して登録された雑費コードに転記されます。

決済対象数量

原価対象の実際数量および予算数量の差異が決済されます。

このフィールドは、拡張状況が[フリー]の場合のみ使用できます。

拡張状況

フリー

実際

最終

請求可能

請求済

請求書計算方法

契約額

請求は、[拡張 (tpptc0110s000)] セッションの[契約通貨]フィールドの金額にもとづいて行われます。

予算原価

請求は、拡張の予算数量と販売価格にもとづいて行われます。

実際原価

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

開始時間

プロジェクト計画に応じた、拡張関連作業の開始日時

入力値は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで設定した開始日よりも後の日付でなければなりません。

終了時間

プロジェクト計画に応じた、拡張関連作業の完了日時

入力値は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで設定した開始日の後、終了日の前でなければなりません。

原価管理

原価管理に拡張が含まれているかどうかを示します。

このチェックボックスがオンの場合、以下を行うことができます。

• 拡張別に計画購買オーダおよび実際購買オーダをメンテナンス
• 拡張原価の管理
• 拡張別に進捗を記録
• 拡張別に実際原価を記録

このチェックボックスがオフの場合、拡張原価額は、個別に管理する必要なく、プロジェクト原価に含めることができます。

物理的進捗登録

拡張の進捗を記録するレベル

拡張の想定販売額の通貨

拡張の想定販売額

このチェックボックスがオンの場合、 [契約通貨]フィールドに入力した金額が上限額と見なされます。

請求の承認が行われた金額。

取引先通貨

拡張の契約金額。この金額に対して変更が実行されます。

[拡張タイプ]フィールドが[スコープ変更]に設定されている場合にのみ、このフィールドに金額を入力できます。

[上限]チェックボックスがオンになっている場合、契約金額が上限額になります。この金額は請求可能な最高額です。上限額に達すると、レコードを[承認済]に設定できなくなります。

金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。

複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。

• 現地通貨
• 2 つのレポート通貨

自国通貨で表した金額他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。

通貨を別の通貨に交換できる金額。つまり、特定の時間にある通貨で別の通貨を購入する金額

LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。

取引先通貨

仮の契約金額。この金額は予算に含まれます。

[拡張タイプ]フィールドが[暫定金額]の場合にのみこのフィールドに金額を入力できます。

金額を登録およびレポートするための会社の基準通貨の 1 つです。

複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。

• 現地通貨
• 2 つのレポート通貨

自国通貨で表した金額他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。

取引通貨から、表示された自国通貨への変換に使用する通貨為替レート

表示された為替レートに割り当てられたレート係数

プロジェクト付加費用

このチェックボックスがオンの場合、拡張にプロジェクト｢付加費用｣を適用できます。

連番

留保の連番

留保金の使用

このチェックボックスがオンの場合、拡張に｢留保｣を適用できます。

決済済暫定金額

このチェックボックスがオンの場合、 ｢暫定金額｣は[請求書の構成/出力/転記 (cisli2200m000)] セッションで請求書を財務会計に転記することによって決済されます。

請求に転送済

このチェックボックスがオンの場合、請求書は請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションで転送されます。

請求書番号

請求の転記先である財務会社のコードが表示されます。通常、これはプロジェクトにリンクしている会社です。

取引タイプ

取引の手順タイプが入力されます。請求は、このフィールドによって請求書を識別します。

請求書番号

請求書の連番が入力されます。請求は、このフィールドによって請求書を識別します。

販売タイプ

デフォルトの販売タイプ。値を変更することも、このフィールドを空にすることもできます。

出荷元住所

出荷元取引先の住所

住所コード

拡張にリンクする住所を識別するコード

コード

｢担当｣を識別するコード

担当者

担当者を識別するコード

業種

プロジェクトにリンクされている業種

注: 

この値は [取引先 (tccom4100s000)] セッションからデフォルト設定されます。ただし、この値は修正できます。

地域

プロジェクト範囲内に入る地域

注: 

この値は [取引先 (tccom4100s000)] セッションからデフォルト設定されます。ただし、この値は修正できます。

獲得方法

プロジェクトの獲得に使用する方法

資金調達方法

プロジェクトの会計に使用される方法

分類

｢分類｣を一意に識別するコード

ビジネスセクタ

｢ビジネスセクタ｣を識別するコード

フェーズ

｢フェーズ｣を識別するコード

ジョブシートの出力

出力されたジョブシート数

収益承認方法

｢収益認識｣の方法を選択します。

収益は、以下のいずれかの方法で認識できます。

• プロジェクト完了方法 (RR)
• 完了の割合の計算方法 (RR)
• 実現収益係数方法
• 実際収益方法
• 原価補償契約の計算方法
• マイルストーン方法 (活動別に管理されるプロジェクトのみ)

収益認識限度

認識される収益の限度。最大割合を指定します。

注: 

この値は変更可能です。収益の認識限度は、[プロジェクト完了] 方法を除くすべての収益認識方法で有効です。この割合に契約金額を掛けた値は、(プロジェクトが完了するまでに) 認識可能な最大収益です。この割合は、プロジェクトが完了して最終収益 (および売上原価) が転記される時点では無視されます。

デフォルト

100

収益認識基準

収益が認識される前に予定される完了割合の最小値

注: 

完了割合がこのフィールドの値以上の場合のみ、[中間結果の生成 (tpppc3250m000)] セッションを使用して中間結果が生成される際に収益が認識されます。ただし、[利益率] がマイナスの場合は、完了割合の最小値が満たされているかどうかに関係なく収益が認識されます。

デフォルト

0

完成率

プロジェクトが完了した割合。認識される収益を計算するには、契約金額にこの割合を掛ける必要があります。

注: 

拡張については完了時の見積 (EAC) が定義されないため、完了率はマニュアルで入力する必要があります。

このフィールドは、[収益承認方法]フィールドが[完成率]に設定されている場合のみ有効になります。

実現収益係数

実現収益係数を指定します。認識される収益を計算するには、原価にこの係数を掛ける必要があります。

注: 

実現収益要素はマニュアルで入力できるほか、[計算]をクリックして計算値を取得できます。次の式を使用して係数が計算されます。

実現収益係数 = プロジェクト契約金額 ÷ 合計予算原価

ERF を計算するには、プロジェクト状況が [有効] でなければなりません。これは、合計予算原価を把握できるのは有効なプロジェクトについてのみであるためです。

このフィールドは、[収益承認方法]フィールドが[実現収益係数]に設定されている場合のみ有効になります。

売上原価計算方法

｢売上原価｣ (COGS) を計算する方法を選択します。

売上原価は、以下のいずれかの方法で計算できます。

• プロジェクト完了方法 (COGS)
• 利益率方法
• 原価補償契約の計算方法

利益率

利益率を指定します。売上原価は、この利益率と認識済収益に基づいて計算されます。

注: 

割合はマニュアルで入力できるほか、[計算]利益率をクリックして計算値を取得できます。次の式を使用して割合が計算されます。

利益率 = 予算 ÷ 契約金額

このフィールドは、[売上原価計算方法]フィールドが[利益率]に設定されている場合のみ有効になります。