プロジェクト予算パラメータ (tpptc0100s000)

セッションの目的: プロジェクト予算編成で使用するパラメータを定義します。以下の 2 つのパラメータがあります。

  • 予算編成で一般的に使用
  • 特に原価分析に使用

予算原価分析により、指定のプロジェクト予算の詳細をレポートできます。予算原価分析を使用する場合、このセッションでデフォルトコードを入力できます。

一般
導入日

パラメータが有効になる日付および時間。パラメータはさらに新しいパラメータ設定の有効日になるまで有効です。

記述

パラメータ設定の説明。たとえば、以前の設定を変更した理由を入れることができます。

設定
計測単位

材料ディメンションのデフォルト単位。長さタイプの単位を指定する必要があります。

予算編成で長さおよび幅の単位として使用されます。

このチェックボックスがオンの場合、 [要素 (tpptc1100m000)] セッションで新しく定義した要素を保存する際に、親要素のメンテナンス (tpptc1204m000) セッションが自動的に開始されます。

単一レベルの構造に要素、つまり下位要素を持つ最上位要素を作成する場合、このチェックボックスをオンにする必要があります。[親要素のメンテナンス (tpptc1204m000)] セッションでは、常に同じ要素 (この場合は最上位要素) が親要素として表示されます。

注: 

このチェックボックスが適用されるのは、[プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの [要素] チェックボックスがオンの場合のみです。

要素のコード長

要素」コードの長さ。最大長は 16 文字です。

注: 
  • このフィールドが適用されるのは、[プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの [要素] チェックボックスがオンの場合のみです。
  • 16 文字の最大長と、パラメータに指定されたコードの長さの差異を使用して、生成される連番の長さを決定します。最小の長さは 4 文字なので、連番の長さは最大 4 文字です。たとえば、コード長を 5 に設定した場合、一意のプロジェクト要素を作成するために最大 3 文字を使用できます。その結果、最初のプロジェクト要素は xxxxx001、2 番目のプロジェクト要素は xxxxx002、のようになります。これは、[見積を予算にローンチ (tpest2200m000)] セッションで要素が作成されるときに適用されます。
履歴
予算のログ履歴

このチェックボックスがオンの場合、以下のラインについて「予算ライン」履歴が保持されます。

  • [実際]状況の予算ラインおよび付加費用ライン
  • 予算調整 (tpptc0170m000) セッションで記録された、[最終] 状況を持つ予算ライン
注: 

管理データの生成 (tpptc1230m000) セッションの実行時に、このチェックボックスがオンかチェックされます。このチェックボックスは、実行日よりも前にオンに設定しておく必要があります。オフの場合、管理予算生成処理で使用されるデータが破損するおそれがあります。

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: プロジェクト履歴.

購買予算
詳細ラインの自動生成

現行予算から購買予算ラインを作成するかどうかを指示します。

このチェックボックスがオンの場合、以下が適用されます。購買予算部分 (tpptc4110s000) セッションで予算部分をメンテナンスする場合、予算購買ラインを作成するかどうかがたずねられます。[はい] と答えた場合、購買予算明細ライン (tpptc4120s000) セッションでラインが作成されます。

このチェックボックスがオフの場合、予算部分をメンテナンスしても予算部分の詳細ラインは作成されません。

100% を超える購買予算使用可能

このチェックボックスがオンの場合、購買予算で 100% を超える予算ライン額を使用できます。

サービス予算
サービス関連予算ラインの変更可能

このチェックボックスがオンの場合、数量、単位、レート/価格、予算日フィールドは、予算ラインがサービスに転送されていない場合にのみ、「サービス」 にリンクされた 「活動予算ライン」 で変更できます。

タスクコードの照合の使用

このチェックボックスがオンの場合、 プロジェクトおよびサービスの同一のタスクコードがチェックされます。存在する場合、プロジェクトおよびサービスのマッピングなしでこのタスクコードを使用します。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。

予算原価分析
予算状況
フリー

このチェックボックスがオンの場合、この状況の「予算ライン」が「予算原価分析」に含められます。

ここで選択した値が、予算原価分析の生成 (tpptc3200m000) セッションのフリー状況の予算 フィールドのデフォルト値になります。

実際

このチェックボックスがオンの場合、この状況の予算ラインが「予算原価分析」の対象となります。

注: 

ここで選択した値が、[予算原価分析の生成 (tpptc3200m000)] セッションの [実際状況の予算] フィールドのデフォルト値になります。

実際

このチェックボックスがオンの場合、この状況の「予算ライン」管理データの生成 (tpptc1230m000) セッションで作成される「管理データ」に含められます。

注: 

[管理データの生成 (tpptc1230m000)] セッションで、[実際] チェックボックスまたは [最終] チェックボックス (あるいは両方) をオンにする必要があります。

最終

このチェックボックスがオンの場合、この状況の「予算ライン」が「予算原価分析」セッションに含められます。

ここで選択した値が、予算原価分析の生成 (tpptc3200m000) セッションの最終状況の予算 フィールドのデフォルト値になります。

最終

このチェックボックスがオンの場合、この状況の「予算ライン」[管理データの生成 (tpptc1230m000)] セッションで作成される「管理データ」に含められます。

注: 

[管理データの生成 (tpptc1230m000)] セッションで、[実際] チェックボックスまたは [最終] チェックボックス (あるいは両方) をオンにする必要があります。

デフォルト
デフォルト予算原価分析バージョン

ここで入力される「予算原価分析」バージョンコードが予算原価分析の生成 (tpptc3200m000) セッションの予算原価分析バージョンフィールドのデフォルト値になります。

注: 

[予算原価分析バージョン (tpptc3500m000)] を実行するには、[プロジェクト予算パラメータ (tpptc0100s000)] セッションの[デフォルト予算原価分析バージョン]フィールドを指定する必要があります。