外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000)
セッションの目的: XML ファイルを使用して、Microsoft プロジェクトなどの外部スケジュールパッケージにプロジェクトをエクスポートしたり、スケジュール情報を LN にインポートして戻したりします (外部スケジュールパッケージでプロジェクト計画を最適化した後)。
- プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000) セッションを使用して、外部スケジュールインタフェースのパラメータを設定できます。
- 複数のプロジェクトを外部スケジュールパッケージからインポート、および外部スケジュールパッケージにエクスポートできます。設備利用性タイプも、エクスポートまたはインポートすることができます。
- 最早および最遅の開始日や終了日、フリー余裕時間や合計余裕時間などのネットワーク計画の結果は、インポートまたはエクスポート処理時に XML ファイルに含めることもできます。
- [外部パッケージのカレンダー (tcccp0181m000)]、[従業員 (tccom0501m000)]、[職種グループ (tppdm0530m000)]、および [設備 (tppdm0112s000)] セッションで定義されているカレンダーのみをエクスポートできます。
[活動コードのカスタムフィールドテキスト]、[活動記述のカスタムフィールドテキスト]、および [活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト] フィールドには異なる値を指定する必要があります。
[オプション] タブおよび [選択] タブのフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- 選択
-
- アクション
-
- エクスポート/インポート
-
XML ファイルのフローの方向
指定可能な値
- [インポート]: XML ファイルがインポートされます。
- [エクスポート]: XML ファイルがエクスポートされます。
- 選択
-
- 選択
-
単独または複数プロジェクトを、外部スケジュールパッケージからインポートまたは外部スケジュールパッケージにエクスポートする必要があるかを示します。
指定可能な値
- [単独プロジェクト]: 単独のプロジェクトのみを外部スケジュールからインポート、および外部スケジュールへエクスポートできます。
- [複数プロジェクト]: 複数のプロジェクトを同時に外部スケジュールパッケージからインポート、および外部スケジュールパッケージにエクスポートできます。注意: このオプションは、[プロジェクト選択 (tppss2140m000)] セッションで [複数インポート/エクスポート] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。
注:1 つの XML ファイルにリンクできるプロジェクトは、1 つのみです。
[プロジェクト選択 (tppss2140m000)] セッションの [複数インポート/エクスポート] チェックボックスがオフになっている場合、このフィールドが [単独プロジェクト] に設定されます。
- エクスポート
-
- プロジェクト
-
プロジェクトを識別するコード
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「エクスポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- プロジェクト
-
コードの記述または名称
- 接続ノード
-
外部スケジュールパッケージのプロジェクトの活動またはノードに接続する必要がある Infor LN プロジェクトの「活動」またはノード。Infor LN の完了したプロジェクトを、外部スケジュールパッケージのプロジェクトにリンクすると、このノードは指定されません。
たとえば、1 人のプロジェクト計画者がオフィス内のすべての設計活動を管理しており、別の計画者がすべてのオンサイト製造活動を管理している場合に、プロジェクトを適宜分割すると、各計画者は各自の担当業務を管理し、プロジェクトを最適化できます。また、計画者ごとに異なる外部スケジューリングパッケージを使用することもできます。
注:接続ノードを活動として選択するには、以下の制約があります。
- 関連するより高いまたは低いレベルの活動が、他の計画者により外部スケジュールパッケージで接続ノードとして選択されている場合、プロジェクトの子活動は接続ノードとして選択できません。
- 2 人の計画者が同じ接続ノードを使用することはできません。
- 選択された接続ノードは「マイルストーン」になりません。
- 特定サーバロケーションの使用
-
このチェックボックスがオンの場合、XML ファイルがエクスポートされる特定のサーバロケーションを指定する必要があります。
- 特定サーバロケーション
-
XML ファイルがエクスポートされるサーバ上の特定のロケーション
注:- このフィールドは、[特定サーバロケーションの使用] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。
- この値を指定すると [プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションで指定された [リポジトリの場所] がこの値に置き換えられます。
- XML パス
-
エクスポートする XML ファイルのパスこのフィールドは、使用されるユーザインタフェースに基づいて表示されます。
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- XML ファイル
-
エクスポートされる XML ファイルの名前
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- アプリケーションの起動
-
このチェックボックスがオンの場合、XML を作成すると、外部スケジュールパッケージアプリケーションが起動します。このフィールドは、使用されるユーザインタフェースに基づいて表示されます。
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「エクスポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- アプリケーション
-
外部スケジュールパッケージアプリケーションを開始します。このフィールドは、使用されるユーザインタフェースに基づいて表示されます。
注:このフィールドは、[アプリケーションの起動] チェックボックスがオンで、エクスポート/インポートフィールドが 「エクスポート」 に設定されている場合のみ有効になります。
- インポート
-
- プロジェクト
-
プロジェクトを識別するコード
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 特定サーバロケーションの使用
-
このチェックボックスがオンの場合、XML ファイルがインポートされる特定のサーバロケーションを指定する必要があります。
- 特定サーバロケーション
-
XML ファイルがインポートされるサーバ上の特定のロケーション
注:- このフィールドは、[特定サーバロケーションの使用] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。
- この値を指定すると [プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションで指定された [リポジトリの場所] がこの値に置き換えられます。
- XML パス
-
エクスポートする XML ファイルのパスこのフィールドは、使用されるユーザインタフェースに基づいて表示されます。
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- XML ファイル
-
エクスポートされる XML ファイルの名前
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
- プロジェクト番号グループ
-
プロジェクトの番号グループ。これは表示フィールドです。
- シリーズ
-
インポートされた XML ファイルにリンクされているプロジェクトの先頭空番号
注:- このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定され、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ有効になります。
- XML ファイルのデータに基づいて Infor LN でプロジェクトを新規作成する必要がある場合は、このフィールドでプロジェクトシリーズを指定します。
- プロジェクトのシリーズの日付は、ユーザプロファイルに基づいてデフォルトの設定が取得されます。
ただし、アプリケーションはすべての可能なシナリオをサポートしません。たとえば、XML ファイルにおいては 17 文字以上のシリーズやタスクコードが可能ですが、そのようなファイルはインポートできません。これは、LN がシリーズのコードに使用できる文字を 16 文字までに制限しているからです。
- プロジェクト管理オフィス
-
LN で新しいプロジェクトが作成されたときに使用されるプロジェクト管理オフィス
- 記述
-
コードの記述または名称
- 企業単位
-
インポートされた XML ファイルにリンクされているプロジェクトの企業単位
注:このフィールドは、エクスポート/インポート フィールドが 「インポート」 に設定されている場合にのみ有効になります。
プロジェクトを新規作成する必要がある場合、このフィールドで企業単位を指定します。
- 計画
-
- XML ファイルの再生成
-
このチェックボックスがオンの場合、XML ファイルが再生成されます。
注:情報が外部スケジュールパッケージに入力されて XML ファイル内に保存されているが、LN には保存されていない場合、この情報は消失している可能性があります。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
このフィールドは、[アクション] フィールドが [エクスポート] に設定されている場合のみ有効になります。
- LN カレンダーの使用
-
このチェックボックスがオンの場合、 Infor LN カレンダーデータが外部スケジュールインタフェースにエクスポートされ、外部スケジュールパッケージ (ESP) のカレンダーを使用して計画を実行できます。Infor LN もこれらのカレンダーを使用するため、このオプションの使用を推奨します。
このチェックボックスがオフの場合、 Infor LN カレンダーデータは外部スケジュールインタフェースにエクスポートされません。実質的に、エクスポートされた XML ファイル のカレンダーデータのサイズは小さくなります。外部スケジュールパッケージ (ESP) カレンダーに基づき、計画日および持続期間が外部スケジュールパッケージ (ESP) にスケジュールされます。
注:デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっています。
このフィールドが有効になるのは、[XML ファイルの再生成] チェックボックスがオンの場合のみです。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- カレンダー
-
外部スケジュールパッケージで使用可能にしたいカレンダーのコード
注:デフォルト値は、この優先順位に基づいて次のセッションから取得されます。
- [プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで[企業単位]に関して指定されたカレンダーコードおよび利用性タイプ
- [住所 (tccom4530m000)]
- 会社 (tcemm1170m000)。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 利用性タイプ
-
外部スケジュールパッケージで使用されるデフォルトの利用性タイプ
注:この値は カレンダーパラメータ (tcccp0100m000) セッションからデフォルト設定されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 手順
-
- 警告の表示
-
このチェックボックスがオンの場合、統合処理の実行でエラーが発生すると、警告メッセージが表示されます。
- 状況
-
XML ファイルが統合外部スケジュールパッケージにインポート/エクスポートされたときの状況
- 状況
-
状況の説明
- オプション
-
- 資源の転送 (エクスポート)
-
- 材料
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの材料原価対象 (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
注:複数のリソースを転送する場合には、このフィールドが CPU のパフォーマンスおよびデータベースの増大に影響します。
- 労務
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの労務原価対象 (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 従業員
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの従業員原価対象のみ (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 職種グループ
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの職種グループ原価対象のみ (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 労務原価対象
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトのすべての労務原価対象 (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 設備
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの設備原価対象 (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 外注
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの外注費 (価格、時間数、および数量など) が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 雑費
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの雑費が外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
- 割当の転送 (エクスポート)
-
- 材料
-
外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、材料原価対象 (リソース) の割当レベル。
指定可能な値
- 資源 - サブタスク
-
「予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。
- 転送なし
-
予算ラインとリソースは ESP に転送されません。
- 労務
-
外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、労務原価対象 (リソース) の割当レベル
指定可能な値
- 資源 - サブタスク
-
「予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。
- 転送なし
-
予算ラインとリソースは ESP に転送されません。
- 設備
-
外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、設備原価対象 (リソース) の割当レベル
指定可能な値
- 資源 - サブタスク
-
「予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。
- 転送なし
-
予算ラインとリソースは ESP に転送されません。
- 外注
-
外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、外注原価対象 (リソース) の割当レベル
指定可能な値
- 資源 - サブタスク
-
「予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。
- 転送なし
-
予算ラインとリソースは ESP に転送されません。
- 雑費
-
外部スケジュールパッケージにエクスポートされた、雑費の割当レベル
指定可能な値
- 資源 - サブタスク
-
「予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。
- 転送なし
-
予算ラインとリソースは ESP に転送されません。
- タスク
-
- タスク名前基準
-
ESP のタスク名が基準とする、活動に関連したデータ
指定可能な値
注:デフォルトは [コード] です。
このフィールドは、新規インポート/エクスポート、および再生成されたエクスポートのみで有効になります。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
新規プロジェクトおよび新規ラインに関するインポートでは、ESP の活動コードを以下に指定する必要があります。
- このフィールドが [コード] に設定されている場合、ESP の [タスク名前] フィールド
- [活動コードのカスタムフィールドテキスト] フィールドにマッピングされた ESP の特定の [テキスト] フィールド。例: [活動コードのカスタムフィールドテキスト] の値が 25 の場合、ESP カスタムテキスト 25 フィールドで活動コード/予算ラインオブジェクトコードを指定します。
- 活動コードのカスタムフィールドテキスト
-
活動コードを指定する、ESP のカスタムテキストフィールド。例: この値が 2 の場合、ESP カスタムテキスト 2 フィールドで活動コード/予算ラインオブジェクトコードを指定します。
注:デフォルトは 2 です。
このフィールドは必須です。
このフィールドは、新規インポート/エクスポート、および再生成されたエクスポートのみで有効になります。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- 活動記述のカスタムフィールドテキスト
-
活動記述を指定する、ESP のカスタムテキストフィールドの番号。例: この値が 2 の場合、ESP カスタムテキスト 2 フィールドで活動記述/予算ラインオブジェクト記述を指定します。
注:デフォルトは 3 です。
このフィールドは必須です。
このフィールドは、新規インポート/エクスポート、および再生成されたエクスポートのみで有効になります。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- 活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト
-
活動に関連する 1 次キーを指定する、ESP のカスタムテキストフィールド。例: この値が 2 の場合、ESP カスタムテキスト 2 フィールドで活動 1 次キー/予算ラインオブジェクト 1 次キーを指定します。
注:デフォルトは 1 です。
このフィールドは必須です。
このフィールドは、新規インポート/エクスポート、および再生成されたエクスポートのみで有効になります。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- OBS
-
プロジェクトにリンクされている、活動のために定義された「組織分解構造」のコード
注:このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- OBS のエクスポート
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの「組織分解構造」データが外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。
注:デフォルトで、このチェックボックスはオフになっています。
このチェックボックスをオンにできるのは、[プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションで [OBS のエクスポート] チェックボックスがオンになっている場合のみです。
このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。
- OBS アウトラインコード
-
Infor LNの「組織分解構造」コードにマッピングされる外部スケジュールパッケージのアウトラインコード
注:このフィールドは、[選択] フィールドが [単独プロジェクト] に設定されている場合にのみ表示されます。