プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)

セッションの目的: プロジェクト計画、外部スケジュールパッケージ、所要量計画、およびこれらのデフォルト設定のパラメータをメンテナンスします。

注: 

デフォルトで、[記述] フィールドには、前のパラメータセットが保存された際の日付と時刻が含まれています。パラメータを変更した場合は、混乱を避けるために [記述] も修正または削除します。

導入日

このセッションで 1 つ以上のパラメータが変更される日に、この新しいパラメータ設定が有効とされます。

設定
計画
計画の使用

このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトまたは活動を作成するために使用するデフォルトの「計画」を指定でき、活動が使用されている場合は常にその [計画] フィールドを表示できます。

注: 

このチェックボックスがオフの場合、 Infor LN プロジェクト全体で [計画] フィールドは表示されません。このオプションにより予算ラインなどを、計画を指定せずに作成できます。ただし、活動でプロジェクトを作成する際、[デフォルト計画] フィールドで指定された計画が使用されます。これが必要なのは、プロジェクトデータが計画にリンクするためです。

デフォルト計画

テンプレートを使用せずに、または既存のプロジェクトをコピーせずにプロジェクトを作成する場合に使用するデフォルト「計画」

注: 

デフォルトは 000 です。ただし、この値は修正できます。

このフィールドは、[計画の使用] チェックボックスがオンの場合、有効かつ必須になります。

記述

計画の説明

注: 

デフォルトはデフォルト計画です。ただし、この値は修正できます。

このフィールドは、[計画の使用] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。

デフォルト基準ライン記述

デフォルト値として使用される基準ライン記述。最初の基準ラインがマニュアルで作成された場合、または新しい基準ラインが作成された場合、デフォルトで [基準ライン (tppss0120s000)] セッションの該当する値が設定されます。

活動のコード長

活動」コードの長さ。最大長は 16 文字です。

注: 

16 文字の最大長と、パラメータに指定されたコードの長さの差異を使用して、生成される連番の長さを決定します。最小の長さは 4 文字なので、連番の長さは最大 4 文字です。たとえば、コード長を 5 に設定した場合、一意のプロジェクト活動を作成するために最大 3 文字を使用できます。その結果、最初のプロジェクト活動は xxxxx001、2 番目のプロジェクト活動は xxxxx002、のようになります。これは、以下のセッションで活動が作成される場合に適用されます。

  • [活動 (tppss2100m000)]
  • [見積を予算にローンチ (tpest2200m000)]
  • [活動のコピー (tppss2201m000)]
資源
割当の使用

このチェックボックスがオンの場合、 プロジェクト割当機能を使用できます。資源管理を参照してください。

注: 

このチェックボックスがオンの場合、[プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションと [活動予算 (労務) (tpptc2630m000)] セッションに [割当] タブが表示されます。

利用性タイプ

利用性タイプのコード。利用性タイプと適用可能カレンダーは、実行する活動の開始時間と終了時間を計算するために使用されます。

注: 

このフィールドは、[割当の使用] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。

記述

コードの記述または名称

サービス関連活動のプロジェクト割当

このチェックボックスがオンの場合、 サービスおよびプロジェクト機能を使用してプロジェクト関連の割当を実行できます。このチェックボックスがオフの場合、プロジェクト関連の割当はサービスによって実行されます。プロジェクトを使用した割当の作成はブロックされます。

注: 
  • デフォルトで、このチェックボックスはオンになっています。
  • このチェックボックスは、[割当の使用] チェックボックスがオンで、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [サービス (TS)] チェックボックスがオンの場合のみ有効です。
活動関係
デフォルト先行/遅延単位

リード/遅延時間に使用するデフォルトの時間単位を定義します。

番号グループ

活動/予算関係に定義するデフォルトの番号グループ

記述

番号グループのコードの記述または名称

シリーズ

特定の活動/予算関係の番号グループ用のオーダシリーズを示すコード

記述

シリーズのコードの記述または名称

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、スケジュールに関連するテキストが存在します。

計画オーダの生成
予算単位原価を購買価格として使用

このチェックボックスがオンの場合、PRP 計画の際に、予算 単位原価が PRP 購買オーダに「購買価格」としてデフォルト設定されます。

予算からのテキストのコピー

このチェックボックスがオンの場合、PRP 計画の際に、「予算ライン」のテキストが、[計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6115m000)] の [オーダテキスト] および [計画 PRP 購買オーダ (材料) (tppss6110m000)] の [オーダテキスト] にデフォルト設定されます。

成果物からのテキストのコピー

このチェックボックスがオンの場合、PRP 計画の際に、[プロジェクト成果物 (tppdm7100m000)] の [テキスト] が、[計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6115m000)] の [オーダテキスト] および [計画 PRP 購買オーダ (材料) (tppss6110m000)] の [オーダテキスト] にデフォルト設定されます。

活動
原価に基づく実際開始日の設定

このチェックボックスがオンの場合、活動の [実際開始日] は、[活動 (tppss2100m000)] セッションで更新されます。この日付は、間接費を除くすべての原価タイプが [原価取引 (tpppc2100m000)] セッションでプロジェクトの原価履歴に転記されるときに更新されます。

注: 

このチェックボックスは、次の場合にのみ適用されます。

  • [原価取引 (tpppc2100m000)] セッションでプロジェクトの原価履歴に原価ラインが指定されている場合
  • 間接費以外のすべての原価タイプ
  • 活動が [活動 (tppss2100m000)] セッションで定義されている場合
  • [活動 (tppss2100m000)] セッションで [実際開始日] と [実際終了日] が指定されていない場合
外部スケジュールインタフェース
外部スケジュールパッケージ
外部スケジュールパッケージの統合

このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトは外部スケジュールパッケージと統合されます。

通貨

外部スケジュールパッケージ内の価格とレートの表示通貨

時間単位 (時間)

時間によって表示される、割り当てられたリソース (設備、労務、外注などの原価対象) の数量

指定可能な値

  • 時間単位
記述

コードの記述または名称

スケジュール日付タイプ

2 つの日付タイプの一方を選択して、外部スケジュールパッケージ (ESP) で活動のスケジューリングに使用できます。

指定可能な値

スケジュール済日付
早期の日付
実際所要時間のエクスポート

このチェックボックスがオンの場合、実際所要時間のデータを、外部スケジュールパッケージにエクスポートします。

注: 

実際所要時間は、労務、「設備」、および「外注」などの原価対象に費やした時間数に基づいて計算されます。

リポジトリの場所

プロジェクト XML ファイルのコピーへのパス

注: 

XML ファイルのコピーは、外部スケジュールパッケージからエクスポートまたはインポートされ、この安全な保管場所に保存されています。

デフォルトでは、XML ファイルはインポート/エクスポートしたユーザのディレクトリに保存されます。ただし、リポジトリの場所を使用して、すべてのユーザがアクセスできるサーバの場所を指定できます。

XML ファイルがサーバの指定された場所に転送されない場合、ユーザができるのは [外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000)] セッションを使用して 「再生成」 モードで XML ファイルをインポート/エクスポートすることのみです。

リポジトリの場所には、以下の制約が適用されます。

  • オペレーティングシステムの種類で指定されている通りスラッシュ (「/」) およびバックスラッシュ (「\」) を使用する必要がある
  • ディレクトリの最後の文字にスラッシュは不可
  • 指定されたディレクトリは存在する必要がある
スケジュールモード

タスクが XML にエクスポートされるモード

指定可能な値

自動スケジュール

自動計画に基づいてタスクが XML にエクスポートされます。このオプションを使用すると、XML のタグに値 0 が入力されます。

マニュアルスケジュール

マニュアル計画に基づいてタスクが XML にエクスポートされます。このオプションを使用すると、XML のタグに値 1 が入力されます。

注: 

このオプションを選択すると、マニュアル開始日、マニュアル終了日、およびマニュアル期間が設定されます。

注: 

デフォルトで、このフィールドは [自動スケジュール] に設定されます。ただし、この値は修正できます。

OBS のエクスポート
OBS のエクスポート

このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの「組織分解構造」データが外部スケジュールパッケージにエクスポートされます。

アウトラインコード 1-10 に OBS マッピング

Infor LNの「組織分解構造」コードにマッピングされる外部スケジュールパッケージのアウトラインコード

注: 

このフィールドは、[OBS のエクスポート] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。

資源の転送 (エクスポート)
材料

このチェックボックスがオンの場合、材料データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

労務原価対象

このチェックボックスがオンの場合、労務データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

従業員

このチェックボックスがオンの場合、従業員データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

職種グループ

このチェックボックスがオンの場合、職種グループはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。

設備

このチェックボックスがオンの場合、設備データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

外注

このチェックボックスがオンの場合、外注データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

雑費

このチェックボックスがオンの場合、雑費データはユーザが使用する外部スケジュールパッケージ (ESP) に転送されます。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションを使用してエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、このチェックボックスはオンになっています。

割当の転送 (エクスポート)
材料

外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、材料原価対象 (リソース) の割当レベル。デフォルトでは、外部スケジュールインタフェース (tppss2231m000) セッションでエクスポートされた新しいプロジェクトに関しては、この割当レベルはこのフィールドで設定された値に設定されます。

指定可能な値

資源 - サブタスク

予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。

転送なし

予算ラインとリソースは ESP に転送されません。

労務

外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、労務原価対象 (リソース) の割当レベル

指定可能な値

資源 - サブタスク

予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。

転送なし

予算ラインとリソースは ESP に転送されません。

設備

外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、設備原価対象 (リソース) の割当レベル

指定可能な値

資源 - サブタスク

予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。

転送なし

予算ラインとリソースは ESP に転送されません。

外注

外部スケジュールパッケージの活動/予算ライン (タスク) にエクスポートされた、外注原価対象 (リソース) の割当レベル

指定可能な値

資源 - サブタスク

予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。

転送なし

予算ラインとリソースは ESP に転送されません。

雑費

外部スケジュールパッケージにエクスポートされた、雑費の割当レベル

指定可能な値

資源 - サブタスク

予算ライン」は ESP に転送され、タスクとして表示されます。リソースは予算ラインに直接リンクされます。

転送なし

予算ラインとリソースは ESP に転送されません。

活動
タスク名前基準

ESP のタスク名が基準とする、活動に関連したデータ

指定可能な値

コード

活動」コードおよび「予算ライン」 原価オブジェクトに基づきます。

記述

活動」記述と「予算ライン」 原価オブジェクトの記述

注: 

デフォルトは [コード] です。

活動コードのカスタムフィールドテキスト

活動コードを指定する、ESP のカスタムテキストフィールド。たとえば、この値が 2 の場合、ESP カスタムテキスト 2 フィールドで活動コード/予算ラインオブジェクトコードを指定します。

注: 
  • デフォルトは 2 です。
  • このフィールドは必須です。
  • これらのフィールドでは、それぞれ異なる値を指定する必要があります。
    • [活動コードのカスタムフィールドテキスト]
    • [活動記述のカスタムフィールドテキスト]
    • [活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト]
活動記述のカスタムフィールドテキスト

活動記述を指定する、ESP のカスタムテキストフィールド。たとえば、この値が 3 の場合、ESP カスタムテキスト 3 フィールドで活動コード/予算ラインオブジェクトコードを指定します。

注: 
  • デフォルトは 3 です。
  • このフィールドは必須です。
活動 1 次キーのカスタムフィールドテキスト

活動 1 次キーを指定する、ESP のカスタムテキストフィールド。たとえば、この値が 1 の場合、ESP カスタムテキスト 1 フィールドで活動コード/予算ラインオブジェクトコードを指定します。

注: 
  • デフォルトは 1 です。
  • このフィールドは必須です。
所要量
プロジェクト所要量計画
PRP 倉庫オーダ番号グループ

計画 PRP 倉庫オーダのデフォルトの番号グループ

PRP 倉庫オーダシリーズ

計画 PRP 倉庫オーダのデフォルトのオーダシリーズ

PRP 購買オーダ番号グループ

計画 PRP 購買オーダのデフォルトの番号グループ

購買オーダシリーズ

PRP 購買オーダのデフォルトのオーダシリーズ

サービスオーダ番号グループ

サービスオーダに定義されるデフォルトの番号グループ。番号グループは、[番号グループ (tcmcs0151m000)] セッションで定義します。

サービスオーダシリーズ

特定のサービスオーダ番号グループのオーダシリーズを示すコード。シリーズは、[先頭空番号 (tcmcs0150m000)] セッションで定義されます。

計画設備要求番号グループ

新しい内部設備要求を作成するときに、計画設備要求に定義されたデフォルトの番号グループを使用します。

計画設備要求シリーズ

計画設備要求のデフォルトシリーズ

倉庫に納入する在庫をチェック

このチェックボックスがオンの場合、 [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6115m000)] セッションを使用して既存のオーダの数量を作成または修正すると、在庫チェックが実行されます。また、PRP 倉庫オーダを承認することはできません。

  • マイナス在庫が不可能な場合は、計画 PRP 倉庫オーダの数量が手持在庫、マイナスブロック在庫、マイナス引当済在庫以下であるかどうかがチェックされます。
  • マイナス在庫が可能な場合は、計画在庫がチェックされます。
倉庫転送オーダのバックオーダを作成

このチェックボックスがオンの場合、在庫不足の際に倉庫管理によってプロジェクトのバックオーダが作成されます。

作業権限状況についてオーダをメンテナンス

作業権限状況について PRP オーダをメンテナンスします。

このフィールドには、次の値を指定できます。:

  • [発行済]: 作業権限状況が [発行済] に設定された活動について、PRP オーダを作成できます。
  • [発行済、フリー]: 作業権限状況が [フリー] または [発行済] に設定された活動について、PRP オーダを作成できます。
  • [発行済、保留]: 作業権限状況が [保留] または [発行済] に設定された活動について、PRP オーダを作成できます。
  • [発行済、保留、フリー]: 作業権限が [フリー]、[保留]、または [発行済] に設定された活動について、PRP オーダを作成できます。
注: 

作業権限状況が [発行済] に設定された活動について、計画 PRP オーダを作成できます。

ATP 優先順位の使用

このチェックボックスがオンの場合、計画 PRP 倉庫オーダの生成時に、ATP 優先順位が代替倉庫の検索に使用されます。ATP 優先順位は、[ATP 優先順位 (tcmcs0168m000)] セッションで定義されます。デフォルトで、このチェックボックスはオフになっています。

注: 
  • このフィールドは、[サイト] が [有効] に設定され、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [企業計画 (CP)] チェックボックスがオンになっているマルチサイト設定でのみ表示されます。
  • このフィールドの値は、[計画 PRP オーダの生成 (tppss6200m000)] セッションにデフォルト設定されます。
優先順位

ATP (有効在庫) 優先順位に基づいて倉庫を選択できるように、計画クラスタに割り当てる必要がある優先順位。デフォルト値は 0 です。[ATP 優先順位の使用] チェックボックスをオンにすると、値が 1 に設定されます。

注: 
  • このフィールドは、[ATP 優先順位の使用] がオンになっている場合のみ有効になります。
  • このフィールドの値は、[計画 PRP オーダの生成 (tppss6200m000)] セッションにデフォルト設定されます。
  • このフィールドは、[サイト] が [有効] に設定され、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [企業計画 (CP)] チェックボックスがオンになっているマルチサイト設定でのみ表示されます。
部品表展開

このチェックボックスがオンの場合、かつファントム品目の PRP 計画倉庫オーダが倉庫管理に転送される場合、ファントム品目の BOM の品目を含む実際倉庫オーダが作成されます。