中間結果 (tpppc3150m000)

セッションの目的: 中間結果を表示、修正、および処理します。中間結果とは、まだ完了していないプロジェクトや計画、たとえば、会計年度末に転記される損益などの会計結果です。詳細については、次のトピックを参照してください: 会計結果を使用するには収益はプロジェクト、契約、または契約ラインのいずれかから認識されます。中間結果はこのセッションで指定するか、同一のものを [中間結果の生成 (tpppc3250m000)] セッションを使用して生成します。データは結果の計算中に把握され、分析のためのデータの可視性を高めます。これによりユーザには正確な中間結果および残高のデータが提供されます。また、想定損失も計算されます。

このセッションは、以下のために使用できます。

  • [中間結果の生成 (tpppc3250m000)] セッションを使用し、中間結果を生成する
  • 中間結果を入力、または生成された中間結果を修正する
  • 取引を処理し、収益および原価から統合取引を表示する
  • 選択された中間結果の合計収益、合計原価、合計残高を表示する
  • [参照] メニューから [契約別財務データ (tpppc3150m100)] オプションを使用し、契約合計を表示する
  • 予算、発生原価、完了までの見積、完了原価および利益の見積に関連する時間を表示する

ION に基づくワークフロープロセス状況を使用して、複数のユーザが同時に中間結果を承認することができます。詳細については、次のトピックを参照してください: ワークフロー状況処理.

一般
契約

契約を識別するコード

記述

契約の説明または名前

契約状況

契約状況

契約ライン

契約ラインを識別するコード

記述

契約ラインの説明または名前

契約ライン状況

契約ライン状況

プロジェクト

プロジェクトを識別するコード

記述

プロジェクトの説明または名前

状況

プロジェクト状況

シナリオ

契約の中間結果の生成基準となるシナリオの設定。これを使用して、中間結果の代替データを生成できます。SAB 74 (会計標準) などの財務レポート目的で、このシナリオの結果と 1 次結果を比較することもできます。

指定可能な値

代替
適用なし
1 次
日付範囲

日付範囲に基づき、中間結果が表示されます。

結果収益

このチェックボックスがオンの場合、収益に関する中間結果が表示されます。

結果原価

このチェックボックスがオンの場合、原価に関する中間結果が表示されます。

結果残高

このチェックボックスがオンの場合、残高に関する中間結果が表示されます。

合計の区分

[合計の区分] が表示されるのは、契約、契約ライン、またはプロジェクトのレコードが選択されている場合です。表示された合計は選択された契約、契約ライン、またはプロジェクトの合計です。

収益

選択された中間結果の合計収益

通貨

プロジェクトまたは契約の合計金額を表すために使用される通貨

収益承認済

選択された中間結果の合計承認済収益

収益転記済

プロジェクトまたは契約に転記済の合計収益

原価

選択された中間結果の合計原価

原価承認済

選択された中間結果の合計承認済原価

原価転記済

プロジェクトまたは契約に転記済の合計原価

残高

選択された中間結果の合計残高

残高承認済

選択された中間結果の合計承認済残高

残高転記済

プロジェクトまたは契約に転記済の合計残高

時間原価

プロジェクトまたは契約に割り当てられた時間原価

記述

コードの記述または名称

会計結果収益

中間結果の収益が転記される中間結果タイプ

会計結果原価

原価が転記される中間結果タイプ

記述

コードの記述または名称

記述

コードの記述または名称

収益為替レートタイプ

収益の為替レートタイプ

原価為替レートタイプ

原価の為替レートタイプ

計算済

計算済収益で指定された金額

金額

計算済収益で指定された、自国通貨による金額

通貨

LN に登録され、金額がレポートされる、会社の基準通貨の 1 つ。複数通貨システムでは、最大 3 つの自国通貨を定義できます。

原価計算済

中間結果で計算された販売原価

金額

販売原価計算済で指定された金額

金額

販売原価計算済で認識された、自国通貨による金額

残高

残高金額。残高は次の式により計算されます。

注: 
残高 = (実際収益 - 認識済収益) + (認識済販売原価 - 実際原価)
通貨

金額を表す通貨

為替レート/レート係数

収益為替レート/レート係数

単位原価認識済

単位原価/レート係数

登録日

記録の登録日と時間

ワークフロー状況

ION ワークフローを使用して承認する必要があるビジネスオブジェクトに適用される状況。

承認が必要なビジネスオブジェクトを変更すると、そのチェックアウトバージョンが作成されます。この変更は、承認/チェックイン後に有効になります。この変更は元に戻すこともでき、また提出済の変更を取り消すこともできます。

注: 
  • チェックアウトおよびチェックインオブジェクトは[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
  • このセッションの関連メニューから [ワークフロー] を選択し、次にビジネスオブジェクトに対し必要なアクションを選択します。

指定可能な値

[ドラフト]

The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[保留]

Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.

[取消要求済]

The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].

[ドラフト (改訂)]

The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.

[拒否済]

The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.

[承認受信済]

The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.

[承認済]

The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.

[該当なし]

The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.

該当なし

The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.

未開始

The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.

To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].

承認済

The modified object is checked in after approval from ION Workflow.

オブジェクトがチェックインされているかチェックアウトされているかに関わらず、([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッションでタブとして表示されている) [ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッションで記述が[オブジェクトタイプ]に指定されている場合、このフィールドは常に適切な[記述]フィールドの値を表示します。

注: 

LN のビジネスオブジェクトに対する ION ワークフローの設定および使用についての詳細は、Infor Xtreme にある Infor LN Content Guide for Infor ION を参照してください。

状況
承認済

このチェックボックスがオンの場合、承認済の取引が財務会計に転記され、中間結果のために処理されます。

収益および原価転記済

このチェックボックスがオンの場合、収益および原価が財務会計に転記され、中間結果のために処理されます。

残高転記済

このチェックボックスがオンの場合、残高が財務会計に転記され、中間結果のために処理されます。

収益および原価完了レポート済

収益および原価転記がレポート済かどうかを示します。

残高完了レポート済

予算残高転記がレポート済かどうかを示します。

テキスト

中間結果の関連テキスト

代替結果ファイナライズ済

このチェックボックスがオンの場合、代替結果は処理済で、結果は修正できないことを示します。

発生元

生成された結果とマニュアルで挿入された結果を区別するために役立つ中間結果タイプの発生元です。

指定可能な値

マニュアル
振戻
生成
原価管理期間

原価管理のために取引を履歴に転記する必要がある年度。このフィールドのデフォルト値は、入力日の原価管理期間の年度です。

原価管理期間

原価管理のために取引を履歴に転記する必要がある期間。このフィールドのデフォルト値は、入力日の原価管理期間です。

財務管理期間

取引が財務会計に転記される会計年度

会計期間

取引が財務会計に転記されるときの対象期間

最終修正者

レコードを最後に修正したユーザ

記述

コードの記述または名称

最終修正日

レコードが最後に修正された日付

承認者

承認者の名前

記述

コードの記述または名称

承認日

承認が行われた日付

レート日付

為替交換レートが有効な日付

レート日付

為替交換レートが有効な日付

為替レート/レート係数

自国通貨に取引通貨を変換する際に使用する為替レート

レート日付

為替交換レートが有効な日付

レート日付

為替交換レートが有効な日付

利益率の基準

利益率を計算する基準

完成率

プロジェクト/契約が完了した割合。認識される収益を計算するには、契約金額にこの割合を掛ける必要があります。

実現収益係数

[実現収益係数]。認識される収益を計算するには、原価にこの係数を掛ける必要があります。

利益率

利益率。売上原価は、この利益率と認識済収益に基づいて計算されます。

登録日

記録の登録日

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストがあります。

実行日

処理実行の実行日

実行

取引の処理 (tpppc4802m000) セッションの実行時に生成される連番

実行日 (完了レポート済)

処理実行が完了する日付

実行連番 (完了レポート済)

処理実行の完了後に生成される連番。この番号はシステム内で生成されます。

拡張

プロジェクトにリンクしている「拡張」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

要素

要素」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

活動

活動」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

連番

連番コード

収益認識の基準

契約、契約ライン、またはプロジェクトレベルなど、収益認識の設定を定義するレベル

履行義務の基準

中間結果の計算基準となるレベル

指定可能な値

取引価格
適用なし
契約額
注: 

このフィールドは、以下には適用されません。

  • 発生元が[マニュアル]および[振戻]の中間結果
  • 拡張」に対する中間結果
中間結果区分

プロジェクトまたは契約に基づいて中間結果を生成するかどうかを示します。

指定可能な値

  • プロジェクト
  • 契約ライン
注: 

デフォルト値はプロジェクトです。

収益承認方法

収益承認方法

収益承認方法

売上原価計算方法

プロジェクトで使用される売上原価計算方法

売上原価計算方法

計算方法

作業の完成率を計算する方法

実現収益係数の基準

この方法は、どの実現収益係数方法が計算されるかに基づきます。

指定可能な値

完了時の見積
予算
マニュアル入力
適用なし
収益認識基準

収益が認識される前に予定される完了割合の最小値

注: 

完了割合がこのフィールドの値以上の場合のみ、[中間結果の生成 (tpppc3250m000)] セッションを使用して中間結果が生成される際に収益が認識されます。ただし、利益率がマイナスの場合は、完了割合の最小値が満たされているかどうかに関係なく収益が認識されます。

収益認識限度

認識される収益の限度。

注: 

収益認識限度は、プロジェクト完了方法を除くすべての収益承認方法で有効です。限度は、「プロジェクト完了方法」 を除くすべての収益認識方法で有効になります。この割合に契約金額を掛けた値は、(プロジェクトが完了するまでに) 認識可能な最大収益です。この割合は、プロジェクトが完了して最終収益 (および売上原価) が転記される時点では無視されます。

契約額

合計契約額

取引価格

中間結果を計算する際の基準として使用される、契約ラインの取引価格

注: 

このフィールドは、[履行義務の基準]が[取引価格]に設定されている場合のみ有効になります。

マニュアル
振戻
生成
自国通貨

自国通貨での取引価格

実際

顧客に送付する請求書の仕掛品残高

予算

プロジェクト/契約の期待収益

予測追加収益

プロジェクト/契約額を超える収益

予算額

プロジェクト/契約の予算額

予算時間

プロジェクトまたは契約の予算時間数

時間の単位コード

労務を表示する時間単位

発生原価

プロジェクト/契約に発生する原価