プロジェクト別価格変動決済 (tpppc3120s000)
セッションの目的: 価格変動決済をプロジェクトにリンクします。この方法により、特定のプロジェクトにおける価格または労務単価の変動を決済できます。この特定のプロジェクトに対して、特別な変動決済に関連する契約の割合もこのセッションで記録されます。
- プロジェクト
-
プロジェクトを識別するコード
- プロジェクト状況
-
プロジェクト状況
- 変動決済コード
-
変動決済を使用すると、インデックスの数字を基準にした原則によって、価格および賃金レートの変動の影響を決済できます。変動決済では、決済方法も決定されます。
- 変動決済方法
-
変動決済に使用する方法。デフォルト値は、選択された変動決済に関して[価格変動決済 (tppdm0157m000)] セッションを使用して記録されている値です。
注:決済される金額の変動決済の方法
- 契約額の割合
-
変動決済の契約金額の割合
- 参照日
-
インデックス値の計算に使用される参照日。
この日付は、[価格変動決済インデックス (tppdm0158m000)] セッションで記録された開始日と比較されます。それぞれの開始日 (および間接的には 2 つの連続する開始日の間におけるすべての日付) には、インデックス値が割り当てられます。決済の場合、参照日の期間のインデックス値は選択された変動決済に対応しています。
- 要素
-
「要素」を入力できます。
次の場合にのみ、「要素」を入力できます。
- 管理予算が要素に基づいて決定される。
- 選択された要素の予算状況が 「実際」 または 「最終」 である。
- [プロジェクト - 原価管理レベル (tppdm6102m000)] セッションの原価管理レベルが選択されている。
- 活動
-
活動を入力できます。
次の場合にのみ、活動を入力できます。
- 管理予算が活動に基づいて決定される。
- 状況が 「フリー」 以外である。
- 拡張
-
選択された「拡張」の状況を 「フリー」 にすることはできず、拡張タイプは 「変動決済」 でなければなりません。
- 雑費
-
「雑費」コードは、標準またはプロジェクト雑費コードでなければなりません。
- 参照タイプ
-
雑費用に指定された参照タイプ
指定可能な値
- プロジェクト
-
選択しているプロジェクトに固有です。
- 標準
-
すべてのプロジェクトに共通です。
- 製造終了日
-
プロジェクトが終了し、最終分割払に基づいて変動決算が行われる日付。これが適用されるのは、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションの[請求タイプ]フィールドが[進捗請求]の場合のみです。このフィールドは、[変動決済方法]フィールドが 「進捗」 である場合にのみ使用できます。
変動決済が作成されると、LN ではこの日付と最新の進捗日を比較します。この比較により、最終分割払に基づいて決済を行う必要があるかどうかが決定されます。決済方法が 「分割払」 の場合、[製造終了日] の値はゼロになります。
- 通貨
-
一般的に使用されている流通貨幣 (硬貨、債券、紙幣など)
次のような通貨タイプが使用できます。
- 自国通貨: 原価計算、予算記録、税額登録などの内部目的に使用されます。
- 取引通貨: オーダや請求書など、取引先との取引に使用されます。
- 決済額
-
変動決済に関する、すでに決済された金額
- 決済額
-
販売額を表す自国通貨
- 決済額
-
販売額を表す自国通貨
- 為替レート/レート係数
-
処理/取引の為替レートなど、標準スケールに従って決められた料金または支払金額
- レート係数
-
LN で取引通貨または請求通貨の金額を自国通貨に換算する際の除数として使用される係数。レート係数は通常、韓国ウォンなどの相対的に価値の低い通貨を換算する場合に使用されます。
- 追加作業を含む
-
このチェックボックスがオンの場合、選択したプロジェクトに転記される追加作業が決済金額の計算に含まれます。追加作業原価は拡張タイプの変動の元で記帳されます。
このチェックボックスがオフの場合、選択されたプロジェクトに転記される追加作業が、決済対象の金額の計算から除外されます。決済方法が 「分割払」 の場合、追加作業の値は 「なし」 になります。
注:[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションの[請求タイプ]フィールドが[進捗請求]に設定されている場合、各プロジェクトに関する追加作業を変動決済に含めることができます。このフィールドは、[変動決済方法]フィールドが 「進捗」 である場合にのみ使用できます。
デフォルト値は、[価格変動決済 (tppdm0157m000)] セッションで変動決済のために入力された値です。