分割払の生成 (tppin4251m000)
セッションの目的: 一定範囲の請求対象分割払を選択します。
プロジェクト状況は [有効] または [終了] である必要があり、分割払をクローズすることはできません。
計画請求日と実際請求日
[分割払を請求可能に設定] フィールドを使用するときは、次のオプションを考慮に入れる必要があります。
分割払の計画請求日:
                           
[活動の終了] : トリガ活動が 100% 完了している場合、またはトリガのマイルストーンに達している場合、分割払を請求できます。
- 分割払は活動にリンクしており、その活動は 100% 完了に設定されます。分割払の計画請求日が必要です。a、b、c の状況で、[分割払 (tppin4151m000)] セッションの [請求の承認 ] チェックボックスをオンにします。
 - 分割払はマイルストーンにリンクしており、そのマイルストーンは[最終]に設定されます。計画請求日が必要です。a、b、c の状況で、[分割払 (tppin4151m000)] セッションの [請求の承認 ] チェックボックスをオンにします。
 - 分割払が活動またはマイルストーンにリンクしていない場合、この状況は適用できません。
 
[特定の日付] : 計画請求日が実際請求日と同じかそれより前の場合、分割払を請求できます。
- 分割払は活動にリンクしています (完成率は適用されません)。リンク活動の実際の開始日および終了日は使用されません。a および b の状況で、[分割払 (tppin4151m000)] セッションの [請求の承認 ] チェックボックスをオンにします。c の計画請求日は実際請求日よりも後の日付なので、c は使用されません。
 - 分割払はマイルストーンにリンクしており、そのマイルストーンは[最終]に設定されている必要があります。設定されていない場合、データは何も見つかりません。マイルストーンを [最終] に設定することにより、マイルストーンと請求書の送付の間に一定期間を設けることができます。(たとえば、マイルストーンに到達した 3 日後に請求書を送付可能とすることができます)。a および b の状況で、[分割払 (tppin4151m000)] セッションの [請求の承認 ] チェックボックスをオンにします。c の計画請求日は実際請求日よりも後の日付なので、c は使用されません。
 - 分割払が活動やマイルストーンにリンクしていない場合、a および b の状況で、[分割払 (tppin4151m000)] セッションの [請求の承認 ] チェックボックスをオンにします。c の計画請求日は実際請求日よりも後の日付なので、c は使用されません。
 
このセッションを使用して、負の分割払を生成することもできます。
- 選択範囲
 - 
            
- 契約
 - 
                     
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「契約」
注:合計契約額は、契約金額とスケジュールに基づいて、対応する金額の分割払へと分割できます。
 - 契約ライン
 - 
                     
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 契約ライン
注:分割払では、契約ラインにリンクされているプロジェクト、最上位要素とデフォルトの統制勘定、またはプロジェクトで定義されているワークパッケージのいずれかが使用されます。計画請求日は、スケジュールの請求日と、[契約発注日]または[特定の日付]のいずれかの組み合わせに基づいて計算されます。
例: 契約ライン金額が 10.000 であるとします。分割払スケジュールを、5 日、30 日、45 日の請求日につきそれぞれ 35%、60%、5% に分割します。分割払を生成すると、金額はそれぞれ 3.500、6.000、500 になります。計画請求日は、契約日または特定の日付に、1 回目は 5 日、2 回目は 30 日、3 回目は 45 日をそれぞれ加えることにより計算されます。
 - プロジェクト
 - 
                     
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「プロジェクト」
 - 販売先取引先
 - 
                     
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 販売先取引先
 - 分割払番号
 - 
                     
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 「分割払」
 
 - 設定
 - 
            
- スケジュールにもとづく新規分割払
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、 [分割払スケジュール (tcmcs2140m000)] セッションで定義されたスケジュールに基づいて分割払が生成されます。
注:定義済のスケジュールは、契約ラインにリンクされ、分割払の生成に使用されます。
たとえば、分割払スケジュールに 3 回の分割払が含まれ、契約について 30 日、60 日、90 日後に請求をする必要があるとします。各分割払の計画請求日を計算する場合、[契約発注日]が考慮されます。したがって、分割払は以下のように請求されます。
- 初回、契約発注日 + 30 日
 - 2 回目、契約発注日 + 60 日
 - 3 回目、契約発注日 + 90 日
 
これは[特定の日付]オプションにも適用されます。契約発注日を考慮するかわりに、特定した日付が使用されます。ただし、請求の計画は修正できます。
 - 請求書の開始日
 - 
                     
分割払の請求が開始される日付
指定可能な値
- 契約発注日
 - 
                              
分割払の請求は、契約発注日から開始されます。
 - 特定の日付
 - 
                              
分割払の請求は、特定の日付から開始されます。
 
 - 日付
 - 
                     
ユーザ指定の分割払請求開始日付
注:このフィールドは、[請求書の開始日]フィールドが[特定の日付]に設定されている場合のみ有効になります。
 - 要素の使用
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、標準「要素」を使用してプロジェクトの分割払を生成できます。
注:このフィールドは、[スケジュールにもとづく新規分割払]チェックボックスがオンである場合にのみ有効となります。
 - 要素
 - 
                     
分割払を生成する場合に使用される標準「要素」を識別するコード
注:このフィールドは、[スケジュールにもとづく新規分割払]チェックボックスがオンである場合にのみ有効となります。
 - 記述
 - 
                     
コードの記述または名称
 - 活動の使用
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、標準「活動」を使用してプロジェクトの分割払を生成できます。
注:このフィールドは、[スケジュールにもとづく新規分割払]チェックボックスがオンである場合にのみ有効となります。
 - 活動
 - 
                     
分割払を生成する場合に使用される標準「活動」を識別するコード
注:このフィールドは、[スケジュールにもとづく新規分割払]チェックボックスがオンである場合にのみ有効となります。
 - 記述
 - 
                     
コードの記述または名称
 - 処理レポート
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、処理レポートが出力されます。
 - 分割払を請求可能に設定
 - 
                     
このチェックボックスがオンの場合、指定された範囲内の分割払が、指定された期間で請求可能となります。
 - 請求可能への設定時点
 - 
                     
分割払が請求可能に設定される期間
指定可能な値
- 活動の終了
 - 
                              
トリガ活動が 100% 完了している場合、またはトリガのマイルストーンに達している場合、分割払を請求できます。
 - 特定の日付
 - 
                              
計画請求日が実際請求日と同じ日付またはそれより前の日付である場合、分割払を請求できます。
 
 - 実際請求日
 - 
                     
計画請求日フィールドの値がこのフィールドの日時より前の日時の場合、分割払は請求可能に設定されます。
注:このフィールドは、請求可能への設定時点フィールドが[特定の日付]に設定されている場合のみ有効になります。