契約請求可能原価ライン (tppin1100m000)

セッションの目的: 契約の請求可能原価ラインの表示およびメンテナンスを行います。

請求可能原価ラインは、総請求可能原価を作成 (tppin1200m000) セッションを通じて集計された詳細原価加算取引に基づきます。このセッションでは、契約ラインで定義済の請求方法に設定された総計レベルを考慮して集計が行われます。

契約

契約」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

状況
フリー
保留
有効
クローズ
取消
注: 
  • 契約ヘッダの状況が[取消]である場合、すべてのラインも[取消]に設定されます。
進捗日

請求の前に、出来高払要求関連の取引データを保存するために使用する参照日

注: 

この値は、[出来高払要求の作成 (tppin0270m000)] セッションからデフォルト設定されます。

出来高払

このチェックボックスがオンの場合、契約に出来高払が適用されます。

注: 
  • 出来高払を作成できる対象は、請求タイプが[分割払]または[納入基準]に設定された[固定価格]タイプの契約のみです。
  • 原価額のみが考慮されます。
契約ライン

契約」ライン番号

記述

コードの記述または名称

状況
フリー
保留
有効
クローズ
取消
注: 
  • 契約ラインは、契約が[有効]に設定されている場合にのみ、[有効]に設定できます。
  • 契約ヘッダの状況が[取消]である場合、すべてのラインも[取消]に設定されます。
販売先取引先

契約の販売先取引先

記述

コードの記述または名称

請求方法

契約の請求方法

記述

コードの記述または名称

請求承認済

契約で期日までに請求される合計金額

詳細原価ライン未更新

このチェックボックスがオフの場合、詳細請求可能原価ラインが更新されます。これは表示フィールドです。

注: 

適切なメニューメニューの[詳細原価ラインの更新]をクリックすると、このチェックボックスがオフになります。

請求可能原価ラインの基準となる詳細原価ラインに反映する必要があるような変更がその請求可能原価に関して実施された場合、このフラグは 「未更新」 に設定されます。たとえば、(総計) 販売価格が 20 ユーロであるとします。これを 19 ユーロに変更したとします。この結果、同フラグはオンに設定されます。「詳細原価ライン」 を 19 ユーロに更新し、集計と詳細を再度同期させると、同フラグはオフになります。

請求可能

このチェックボックスがオンの場合、請求のために取引を請求できるようになります。

承認済

このチェックボックスがオンの場合、 請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションを使用してレコードを請求モジュールに転送できます。

注: 

このチェックボックスをオンにできるのは、[請求可能]チェックボックスがオンになっている場合だけです。

プロジェクト

契約にリンクされている「プロジェクト」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

要素

プロジェクトにリンクされている「要素」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

活動

プロジェクトにリンクされている「活動」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

原価対象

プロジェクトにリンクされている「原価対象」

記述

コードの記述または名称

原価構成要素

プロジェクトにリンクされている「原価構成要素」

注: 

原価構成要素は、[原価構成要素 (tcmcs0148m000)] セッションで[構成要素タイプ]が[詳細]または[集計]に設定されている場合のみ指定できます。

登録日

原価取引が登録された日付。原価取引の登録日が契約終了日を過ぎている場合、原価取引はデフォルトで請求不可となります。

注: 

請求処理の一環として、[請求可能]チェックボックスのオン/オフをマニュアルで切り替えることができます。

数量

プロジェクトにリンクされている原価対象の数量

平均販売価格

原価対象の単位当たりの平均販売価格

販売額

自国通貨による販売額

平均販売価格を変更した場合、次の公式を使用して[販売額]フィールドの値が再計算されます。

販売額 = 平均販売価格 × 数量
原価額

契約にリンクされているプロジェクトの原価額

通貨

契約にリンクされているプロジェクトの金額を表すために使用される通貨

変更済

原価ラインが変更されたが更新されていない場合、このチェックボックスはオフになります。

注: 

適切なメニューメニューの[詳細原価ラインの更新]をクリックすると、このチェックボックスがオフになります。

登録日 (開始)

登録済の原価取引が請求可能となる日付。原価取引の登録日が契約発効日よりも前の場合、原価取引はデフォルトで請求不可となります。

注: 

請求処理の一環として、[請求可能]チェックボックスのオン/オフをマニュアルで切り替えることができます。

登録日 (終了)

登録済の原価取引が請求可能となる日付。原価取引の登録日が契約終了日より後である場合、原価取引はデフォルトで請求不可となります。

注: 

請求処理の一環として、[請求可能]チェックボックスのオン/オフをマニュアルで切り替えることができます。