プロジェクトのコピー (tppdm7840m000)
セッションの目的: 1 つのプロジェクトから他のプロジェクトにデータをコピーします。カスタマイズ品目とプロジェクト倉庫以外の、ほとんどすべてのコピー元プロジェクトデータをコピーできます。
以下の方法で原価分割設定をコピーできます。
- 既存のプロジェクトから新しいプロジェクトに
- テンプレートから新しいプロジェクトに
- 既存のプロジェクトから新しいテンプレートプロジェクトに
- 既存のプロジェクトから別の既存のプロジェクトに
プロジェクト (tppdm6100m000) セッションで [アクション] メニューの [テンプレートからプロジェクトを作成] オプションを使用した場合、このセッションは [テンプレートからプロジェクトを作成] として開きます。[見積をプロジェクトにコピー] チェックボックスは無効になります。
プロジェクト (tppdm6100m000) セッションで [アクション] メニューの [テンプレートとして保存] オプションを使用した場合、このセッションは [テンプレートとして保存] として開きます。[見積をプロジェクトにコピー] チェックボックスは無効になります。
移送先倉庫をコピー先プロジェクトにコピーできるのは、その倉庫が次の場合に限られます。
- タイプが 「プロジェクト」 の場合
- コピー先プロジェクトと同じ企業単位を使用する場合
- プロジェクトにリンクしていない場合
- 構成済一般品目が存在する材料予算ラインをコピーする場合、製品バリアントはコピーできません。
- PCS 品目の場合は、予算ラインを同じプロジェクト内にコピーする場合に限り、製品バリアントがコピーされます。
- プロジェクトまたは予算をコピーした場合、[予算内のカスタマイズ品目 (tpptc1255m000)] セッションを実行し、新プロジェクトまたは新予算の予算ラインの品目をカスタマイズする必要があります。
PCS 品目を持つ予算ラインを別のプロジェクトへコピーする場合、PCS 品目はコピーできないため、次のように置き換える必要があります。
- 品目が構成済一般品目から発生している場合、新しいプロジェクトでは PCS 品目がその一般品目に置き換えられます。PCS 品目を置き換える品目は、[品目 - プロジェクト (tppdm0505m000)] セッションに存在する必要があります。品目が存在しない場合、予算ラインはコピーできません。
- 品目が標準品目から派生している場合、新しいプロジェクトでは PCS 品目がこの標準品目に置き換えられます。PCS 品目を置き換える品目は、[品目 - プロジェクト (tppdm0505m000)] セッションに存在する必要があります。品目が存在しない場合、予算ラインはコピーできません。
- 品目が標準品目または構成済品目から派生していない場合、予算ラインはコピーされません。
- プロジェクト
-
データのコピー元のプロジェクトを識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- プロジェクト
-
コピー元プロジェクトの状況
- 企業単位
-
コピー元プロジェクトの企業単位
- 企業単位
-
コードの記述または名称
- プロジェクト
-
データのコピー先のプロジェクトを識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- サブプロジェクト
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトはサブプロジェクトです。
- メインプロジェクト
-
サブプロジェクトのリンク先プロジェクトを指定します。
注:このフィールドは、[サブプロジェクト] チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。
コピー先プロジェクトがサブプロジェクトおよびテンプレートである場合、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションでメインプロジェクトおよびテンプレートとして定義されているプロジェクトをリンクする必要があります。
コピー元プロジェクトがテンプレートでない場合は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで、メインプロジェクトとして定義されテンプレートではないプロジェクトをリンクする必要があります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- プロジェクト住所コード
-
コピー先プロジェクトのデフォルトの住所コードを入力します。
- プロジェクト住所コード
-
コードの記述または名称
- 出荷元住所
-
コピー先プロジェクトのデフォルトの住所コードを入力します。
- プロジェクトマネージャ
-
プロジェクトのマネージャである従業員
注:このフィールドで値を指定すると、指定された従業員のデータが [従業員 - 従業員管理 (bpmdm0101m000)] セッションに存在し、その従業員が有効であることがチェックされます ([雇用開始日] および [雇用終了日] に基づく)。これを満たさない場合、警告メッセージが表示されます。このメッセージは無視できます。
- 出荷元住所
-
コードの記述または名称
- 企業単位
-
新しいプロジェクトの企業単位。プロジェクト作業で発生する会計取引は、この企業単位にリンクされた財務会社に転記されます。
デフォルトでは、これはコピー元プロジェクトの企業単位と同じ企業単位です。新しい企業単位を入力する場合は、次の条件を満たす必要があります。
- 企業単位が[企業単位 (tcemm0130m000)] セッションに存在すること。
- コピー先企業単位の財務会社の自国通貨が、コピー元プロジェクトの企業単位にリンクされた財務会社の自国通貨と同じでなければならない。
- コピー元プロジェクトの会計期間がコピー先プロジェクトの企業単位の財務会社が使用している会計期間と同じでなければならない。
- 新しいプロジェクト期間が[期間 (tfgld0105m000)] セッションの財務会計期間と一致しなければならない。
- 企業単位
-
コードの記述または名称
- 優先供給倉庫
-
コピー先プロジェクトで、商品をプロジェクト倉庫へ送るように定義されている一般倉庫
注:このフィールドが必須なのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで[倉庫管理 (WH)] チェックボックスがオンになっている場合にのみです。
- 優先供給倉庫
-
コードの記述または名称
- 開始日
-
プロジェクトの開始日。
プロジェクト開始日を指定するときに、LN では活動の持続期間に基づいてプロジェクト終了日が計算されます。この日付は、プロジェクト開始日の繰り上げおよび繰り下げによって前後にずらされます。
活動日も活動の持続期間に基づいてずらされ、日付は活動開始日の繰り上げおよび繰り下げによって前後にずらされます。
- 終了日
-
プロジェクトの終了日
プロジェクト終了日を指定するときに、LN では活動の持続期間に基づいてプロジェクト開始日が計算されます。この日付は、プロジェクト終了日の繰り上げおよび繰り下げによって前後にずらされます。
活動日も活動の持続期間に基づいてずらされ、日付は活動終了日の繰り上げおよび繰り下げによって前後にずらされます。
- 見積をプロジェクトにコピー
-
このチェックボックスがオンの場合、新しいシリーズ番号を使用して、見積プロジェクトが新しいプロジェクトにコピーされます。見積プロジェクトは自動的にブロックされ、入札が受け入れられます。新しいプロジェクトに加えることができるのは見積ラインだけです。コピー先プロジェクトには定義済の見積があるので、実際予算データはコピーされません。
- 一般プロジェクトデータ
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 進捗請求要素の収益コード
- プロジェクト品目別契約
- プロジェクト専用レート
- プロジェクト伝票
- プロジェクト別担当者
- プロジェクト別アポイントメント
- プロジェクト別サードパーティ
- プロジェクト別および価格グループ別の契約
注:既存のプロジェクトにコピーする場合、このオプションは利用できません。
外部プログラムである税金プロバイダを使用する場合は、一般プロジェクトデータをコピーする必要があります。
- プロジェクト関連原価対象
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- プロジェクトの品目プロジェクトデータ
- プロジェクト労務データ
- プロジェクト設備データ
- プロジェクト外注データ
- プロジェクト雑費
- 原価分割
-
このチェックボックスがオンの場合、原価分割設定がコピーされます。
注:原価分割設定がコピーされます。
- 新しいプロジェクトに: 要素と活動も含めてプロジェクト構造をコピーしたあと、既存のプロジェクトから新しいプロジェクトに原価分割設定をコピーします。
- テンプレートから新しいプロジェクトに: テンプレートプロジェクトから新しいプロジェクトに原価分割設定をコピーします。
- 既存のプロジェクトからテンプレートに: 既存のプロジェクトからテンプレートに原価分割設定をコピーします。コピーするペグデータがターゲットプロジェクトに存在しない場合、要素/活動の値はクリアされます。
- 既存のプロジェクトから既存のプロジェクトに: 既存のプロジェクトに原価分割設定をコピーします。コピーするペグデータがターゲットプロジェクトに存在しない場合、要素/活動の値はクリアされます。
- 見積
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 見積バージョン
- 見積構造
- 構造要素
- 見積ライン
- スコープ
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 要素
- 要素関係
- プロジェクト計画
- 活動構造
- マイルストーン
- 拡張
注:[基準ライン]、[ボトムアップ]、[トップダウン]、[予算原価分析コード]、[時系列予算分析コード]、[前払要求]、[分割払]、[予算付加費用]、[原価付加費用]、[収益付加費用] の各チェックボックスをオンにすると、デフォルトで[スコープ]チェックボックスがオンになります。
- 基準ライン
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 基準ライン
- 活動
- マイルストーン基準ライン
- ボトムアップ
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 要素
- 要素関係
- 計画
- 活動
- 拡張
- 予算材料ライン
- 労務予算ライン
- 設備予算ライン
- 予算外注ライン
- 予算雑費ライン
注:このデータをコピーするには、[プロジェクト関連原価対象]チェックボックスをオンにする必要があります。
予算データをコピーすると、デフォルトで構造もコピーされます。
- トップダウン
-
このチェックボックスがオンの場合、次のデータがコピーされます。
- 予算バージョン
- バージョン別活動の予算金額
- EV 方法関連データ
- 予算原価分析バージョン
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクト別予算原価分析コードがコピーされます。
- 時系列予算分析コード
-
このチェックボックスがオンの場合、時系列によるプロジェクト別予算分析コードがコピーされます。
- 予算付加費用
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクト別予算原価付加費用がコピーされます。
- 原価付加費用
-
このチェックボックスがオンの場合、原価付加費用がコピーされます。
- 収益付加費用
-
このチェックボックスがオンの場合、収益付加費用がコピーされます。
- 変換係数
-
品目の変換係数。指定可能な値
- [Yes]: 変換係数がコピー先の品目にコピーされ、変換係数が直接承認されます。
- [No]: コピー先の品目に変換係数がコピーされます。ただし、変換係数をマニュアルで承認するには、[変換係数 (tcibd0103m000)] セッションを使用する必要があります。
- [適用なし]: コピー先の品目に変換係数がコピーされます。承認済の変換係数は承認済のまま、非承認の変換係数は非承認のままになります。
- テキスト
-
- メモ
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトをコピーすると、[備考 (tcstl1550m000)] セッションでそのプロジェクトに関して指定された備考がコピーされます。
- プロジェクトテキスト
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトをコピーすると、[プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで指定されたテキストがコピーされます。
注:- デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっています。
- プロジェクトをコピーしても、そのプロジェクトのサブエンティティ (活動など) にリンクされているテキストはコピーされません。