購買元取引先ファイルのインポート (tppdm7260m000)

セッションの目的: 発注先ファイルの内容の読み込みと出力を行います。購買元取引先から価格と割引に関する情報が記載されたファイルを受け取ることができます。このセッションを使用して、ファイルに保存されているデータを読み込みます。

コードの記録: 購買元取引先の品目コードおよび単位コードはユーザ独自のコードとは異なるので、以下のセッションで両方のコードの関係を定義する必要があります。

  • [購買元取引先別品目 (tppdm7150s000)]
  • [購買元取引先別単位 (tppdm7156m000)]

ファイルの読み込み: ファイルを読み込むには、LN で次の情報がわかっている必要があります。

  • ファイルのデータ構造
  • 割引の記録方法

このデータは、[購買元取引先別ファイルレイアウト (tppdm7151s000)] セッションで購買元取引先別に入力できます。また、このセッションを使用して、関連フィールドにこのデータを直接入力することもできます。まず、価格が登録されているファイルを、LN が稼動中のシステム上のディレクトリにコピーします。[インポート] オプションを選択すると、ファイルの保存場所を示すダイアログボックスが表示されます。このセッションのデフォルト値は、[購買元取引先別ファイルレイアウト (tppdm7151s000)] セッションで購買元取引先ごとに定義できます。

選択
購買元ファイル
購買元取引先

購買元取引先を識別するコード

購買元取引先

コードの記述または名称

ファイルのパス名

発注先ファイルがコピーされたディレクトリ

ファイル名

発注先の価格詳細を含むファイルの名前

ファイル設定
開始時間

ファイルの価格が有効となる日付

失効時間

ファイルの価格が無効となる日付。値 0 (ゼロ) は、価格は無期限で有効であることを示します。

インポート/出力

該当するオプションを選択します。

出力

ファイルからデータを出力します。

インポート

ファイルからデータを読み込み、価格帳に発注先と品目別の価格リストを保存します。

インポートおよび出力

ファイルからデータを読み込んで出力し、価格帳に発注先と品目別の価格リストを保存します。

価格除算係数

発注先の価格単位を自社の価格単位に変換する場合に価格を割る係数。このセッションでファイルを読み込む際、LN ではファイル内のすべての価格をこの係数で割ります。

またこの係数は次の係数と一緒に使用されます。

  • [購買元取引先別単位 (tppdm7156m000)] セッションで発注先の単位を使用して入力できる係数
  • このセッションで正味価格に対して入力できる係数
フィールド位置付け

フィールドの位置付けによって、データがファイルされる方法が決定されます。

固定位置

データは、ファイル内の固定位置に保管されます。開始位置とデータの長さによってデータの位置が識別されます。

区切り

ファイル内のデータの開始位置と終了位置は、区切り記号、区切り文字 (データの単位の開始位置と終了位置をマーキングする文字または文字列) によって示されます。データの位置は、連番によって保管されます。

区切り記号

ファイルのデータ分割をマークする区切り記号。これは通常、英数字の文字です。

このフィールドが使用できるのは、[フィールド位置付け]が[区切り]に設定されている場合のみです。

割引方法

正味価格を決定する方法。

正味価格

正味価格はファイルに保存されます。

許可のないユーザが情報を見ることがないよう、購買元取引先は実際の正味価格の決定で正味価格に掛け合わせる必要がある係数を記載したレターを送付できます。

割引グループ

正味価格は総価格と割引グループに登録されている次の割引から決定されます。

  • 会社割引
  • グループ割引
  • 数量割引

許可のないユーザが情報を見ることがないよう、購買元取引先は割引を記載したレターを送付できます。

価格設定
価格帳

価格設定情報の保存に使用する必要がある価格帳

割引スケジュールシリーズ

価格設定情報の保存に使用する必要がある割引スケジュールシリーズ

レイアウト
フィールド設定
品目

このチェックボックスは常にオンに設定されています。つまり、品目は常にファイルデータに含まれます。

品目

ファイル内の他のデータとの相対関係で品目コードの位置を示す連番

品目

ファイル内の品目の開始位置

品目

ファイル内の品目コードの文字数

品目記述

このチェックボックスがオンの場合、品目記述はファイルに含まれています。

品目記述

ファイル内の他のデータとの相対関係で品目記述の位置を示す連番

品目記述

ファイル内の品目記述の開始位置

品目記述

品目記述の文字数 (バイト単位)

購買元単位コード

このチェックボックスがオンの場合、購買元単位コードはファイルに含まれています。

購買元単位コード

ファイル内の他のデータとの相対関係で発注先の単位コードの位置を示す連番

購買元単位コード

購買元発注先の単位コードの開始位置

購買元単位コード

購買元発注先の単位コードの文字数 (バイト単位)

総価格

このチェックボックスがオンの場合、ファイル内の総価格を読み込む必要があります。このチェックボックスは常にオンに設定されています。つまり、品目は常にファイルデータに含まれます。

総価格

ファイル内の他のデータとの相対関係で総額の位置を示す連番

総価格

[総価格]フィールドの開始位置

総価格

[総価格]フィールドの文字数 (バイト単位)

正味価格

このチェックボックスがオンの場合、正味額はファイルに含まれています。

正味価格

ファイル内の他のデータとの相対関係で正味額の位置を示す連番

正味価格

ファイルの[正味価格]フィールドの開始位置

正味価格

[正味価格]フィールドの文字数 (バイト単位)

正味価格

実際の正味価格を算出するためにファイル内の正味価格を割る係数。この係数は、購買元取引先によって設定されます。

割引グループ

このチェックボックスがオンの場合、割引グループはファイルに含まれています。

割引グループ

ファイル内の他のデータとの相対関係で割引グループの位置を示す連番

割引グループ

ファイルの[割引グループ]フィールドの開始位置

割引グループ

[割引グループ]フィールドの文字数 (バイト単位)

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、テキストはファイルに含まれています。

テキスト

ファイル内の他のデータとの相対関係でテキストの位置を示す連番

テキスト

ファイル内のテキストの開始位置

テキスト

[テキスト]フィールドの文字数 (バイト単位)

オプション
自動品目生成

このチェックボックスがオンの場合、 LN は、取引先ファイル内の情報および選択された品目グループのデフォルトに基づいて品目を生成します。

品目グループ

品目の生成時にその品目グループのデフォルトが使用される品目グループ

上書き

このチェックボックスがオンの場合、 LN は既存データを上書きします。