契約成果物モニタ (tppdm7100m400)
セッションの目的: 契約成果物をモニタします。
このセッションは、主に契約成果物の計画や追跡を行う場合に使用されます。このセッションは、すべての契約成果物と成果物スケジュールラインを表示します。
- 状況が [フリー] の契約成果物では、[アクション] タブの [有効在庫処理] オプションを使用し、品目の在庫が有効在庫 (ATP) であるか、確約可能在庫 (CTP) であるか、その両方であるかをチェックします。
- [収益伝票ライン (cirrc1110m000)] セッションを表示するには、[収益伝票ライン] オプションを使用します。契約成果物の収益伝票ラインが存在する場合、このオプションが有効になります。
次のフィルタオプションを使用してデータをフィルタできます。
- [契約マネージャ]
- [内部販売担当]
- [契約納期 ]
- [計画済納期]
- [契約納期 ] または [計画済納期] の日付範囲
次のオプションを使用して、契約成果物データをフィルタすることもできます。
- [定刻納入]
- [遅延納入]
- [定刻予定]
- [リスク]
[計画] グループボックスは以下のようになっています。
- 複数のフィルタオプションを選択できます。フィルタを選択後、選択されたフィルタのいずれか、またはすべてに関連する契約成果物データが表示されます。
- チェックマークは、指定されたフィルタオプション (有効/無効) に基づいて契約成果物データを表示することを示します。
- インジケータは、各フィルタオプションの契約成果物ラインの合計数を表示します。
契約を選択すると、[状況] グループボックスで、利用可能なフィルタオプションに基づき契約成果物ラインデータをグラフ形式で表示できます。
- [リスク]
- [定刻予定]
- [遅延納入]
- [定刻納入]
例
[契約マネージャ] と契約納期を選択すると、選択した契約マネージャにリンクされている契約ラインの成果物のうち、選択した範囲の契約納期を持つものが表示されます。
複数のユーザが ION ベースのワークフロー処理状況を使用して、関連取引を承認することができます。詳細については、次のトピックを参照してください: ワークフロー状況処理.
- 選択オプション
-
- 契約マネージャ
-
契約成果物にリンクされている契約マネージャのコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 内部販売担当
-
契約成果物にリンクされている内部販売担当のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 契約成果物フィルタ
-
契約成果物データがフィルタされる基となるデータ
指定可能な値
- 契約納期
-
契約納期に基づいて契約成果物データをフィルタリングします。
- 計画納期
-
契約の計画済納期に基づいて契約成果物データをフィルタリングします。
- 契約納期
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 契約納期。指定された納期の範囲内にある契約成果物が表示されます。
注:納期の範囲は、[契約成果物フィルタ]フィールドが[契約納期]に設定されている場合にのみ指定できます。
- 計画済納期
-
[開始] および [終了] フィールドは、次の範囲を定義します: 計画済納期。指定された納期の範囲内にある契約成果物が表示されます。
注:納期の範囲は、[契約成果物フィルタ]フィールドが[計画納期]に設定されている場合にのみ指定できます。
- 計画
-
- 倉庫
-
顧客への成果物の出荷元となる倉庫
- 記述
-
コードの記述または名称
- ロット選択
-
成果物ラインに適用可能なロット選択タイプ
指定可能な値
- 任意
-
入庫または出荷される予定の商品は、特定のロット条件を前提としません。複数のロットを使用できます。
- 同一
-
入庫または出荷用に任意のロットを選択できますが、各入庫または出庫は全体として同一のロットを保有している必要があります。
- 特定
-
1つの特定のロットのみを入庫または出荷できます。
- 適用なし
-
この品目にはロット選択が適用されません。
- ロット選択
-
ロット番号
- シリアル選択
-
シリアル選択が成果物ラインに適用できるかどうかを決定する方法
指定可能な値
- 任意
-
入庫または出荷される予定の商品は、特定のシリアル番号を前提としません任意のシリアル番号付品目を使用できます。
- 特定
-
1つの特定のシリアル番号付品目のみを入庫または出荷できます。
- 適用なし
-
この品目にはシリアル選択が適用されません。
- シリアル選択
-
品目のシリアル番号
- 受入数量
-
販売先取引先が受け入れる品目の数量
- 単位
-
受入数量を表す測定単位
- 納入地点
-
商品の納入先とする必要がある特定のロケーション
- 記述
-
コードの記述または名称
- 出荷規則
-
成果物ラインで指定されている出荷規則
指定可能な値
- なし
-
出荷規則が適用されません。
- 出荷ライン完了
-
ラインの合計数量を単一の出荷として出荷する必要があります。
- 出荷ラインおよび取消
-
十分な在庫が存在する場合、成果物ラインは完全に出荷されます。在庫が不十分な場合、バックオーダは作成されませんが、残存数量のオーダは取り消されません。定義済みの取消理由がオーダラインにリンクされます。
- 単位固定
-
このチェックボックスがオンの場合、数量単位が固定されます。商品は、数量単位に属している梱包単位で出荷する必要があります。
- 出荷先窓口
-
出荷先取引先の窓口
- 記述
-
コードの記述または名称
- 受渡条件
-
「契約成果物」の納入条件
- 記述
-
コードの記述または名称
- 権利移動地点
-
「契約成果物」の権利移動地点
- 記述
-
コードの記述または名称
- 経路
-
契約成果物にリンクされている経路
- 記述
-
コードの記述または名称
- 運送業者/LSP
-
契約成果物の運送業者/LSP
- 記述
-
コードの記述または名称
- 運送業者/LSP 固定
-
このチェックボックスがオンの場合、 運送業者/LSP 固定を契約成果物に適用できます。
- 輸送サービスレベル
-
契約成果物の輸送サービスレベル。これは輸送サービスレベル (tcmcs0175m000) セッションで定義します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 倉庫オーダ
-
成果物ラインの発生元別デフォルトオーダタイプ (whinh0120m000) に基づいて生成される倉庫オーダ番号。
注:契約成果物に関してプロジェクト所要量計画 (PRP) エンジンは実行されません。
- 位置番号
-
倉庫オーダラインの位置番号
- 連番
-
倉庫オーダラインの連番
- 予算あり
-
次の条件のいずれかが適用されるかどうかを示します。
- プロジェクト予算が要素を基準にしている場合に、プロジェクトと要素の組合せの予算データが要素予算 (任意の原価タイプ) のいずれかに含まれている
- プロジェクト予算が活動を基準にしている場合に、プロジェクト、計画、活動の組合せの予算データが活動予算 (任意の原価タイプ) のいずれかに含まれている
注:このチェックボックスがオンの場合に、ユーザが契約成果物データを修正すると、警告メッセージが表示されます。ただし、契約成果物データの修正は続行することができます。
- 計画例外
-
契約成果物にリンクされている例外メッセージ。例外メッセージは、[計画例外の取得]オプションを選択している場合に表示されます。
指定可能な値
契約成果物と、その成果物にリンクされている計画、品目、オーダ、連番、スケジュールに適用できる例外メッセージには次のものがあります。
- [ぺギング:供給が遅い]
- [ペギング: 計画資材在庫なし]
- [ペギング: プロジェクト資材在庫]
- [ペギング: 見込資材不足]
デフォルト
デフォルトは[例外なし]です。
注:状況が[有効]または[倉庫に発行済]に設定されている成果物の場合にのみ、例外メッセージが更新されます。
- スケジュール済数量
-
販売先取引先への納入がスケジュールされている品目の数量
- 納入数量
-
販売先取引先に納入される品目の数量
- バックオーダ数量
-
成果物品目のバックオーダ数量。
バックオーダ数量は次の式で計算されます。
バックオーダ数量 = オーダ数量 - 出荷済数量
- 単位
-
オリジナルオーダ数量を表すために使用される単位
- 出荷先取引先
-
契約成果物の出荷先取引先
- 記述
-
コードの記述または名称
- 倉庫管理での状況
-
契約成果物にリンクされている倉庫オーダの状況
- 実際納期
-
成果物品目が納入される日付
- 価格ステージ
-
価格ステージのコードおよび記述
- 原価構成要素
-
原価対象に関連付けられている「原価構成要素」。
注:原価構成要素は、[原価構成要素 (tcmcs0148m000)] セッションで [構成要素タイプ] が [詳細] または [集計] に設定されている場合のみ指定できます。
- コンプライアンスエラー対象
-
伝票コンプライアンスチェックで不合格になったグローバル貿易コンプライアンスの原因。複数の理由によって伝票コンプライアンスチェックで不合格になった場合は、最初の不合格理由だけが Infor LN に表示されます。
指定可能な値
- 適用なし
- 貿易コンプライアンス
- 禁輸措置
- ボイコット
- 信用状
- 銀行保証 - 受益者
- 銀行保証 - 申請者
注:このフィールドが表示されて適用されるのは、次の場合に限ります。
- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [貿易管理] チェックボックスがオンになっている
- 次のパラメータの一方または両方が選択されている
- [財務貿易管理パラメータ (tcgtc9199m000)] セッションで取引タイプ 「輸出」 または 「国内出庫」 (あるいは両方) に関して [銀行保証 - 受益者]、[銀行保証 - 申請者]、または [信用状] フィールドグループのチェックボックスがオンになっている
-
[貿易管理パラメータ (tcgtc0100m000)] セッションで次のチェックボックスがオンになっている
- [ボイコット]
- [貿易コンプライアンス] フィールドグループの [輸出] チェックボックス
- [禁輸措置] フィールドグループの [輸出] または [輸入] チェックボックス (あるいは両方のチェックボックス)
- 適合文書
-
このチェックボックスがオンの場合、契約成果物について、適合文書が[適合文書登録 (qmptc1150m000)] セッションに登録されています。この文書には、検査オーダにリンクされたソースオーダのロット番号やシリアル番号など、適合関連の詳細がリストされます。
- 適合レポート
-
適合文書セット、または適合文書に関連付けられた適合レポートコード
注:- このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0500m000)] セッションの [品質管理 (QM)] チェックボックスがオンになっており、[品質管理パラメータ (qmptc0100m000)] セッションの [プロジェクト契約] チェックボックスがオンになっている場合にのみ表示されます。
- このフィールドは、[タイプ] が [物理的] の品目と、返品オーダではない契約成果物にのみ適用されます。
- このフィールドは、発生元の契約成果物からデフォルトで設定されます。
- このフィールドは、[適合文書登録 (qmptc1150m000)] セッションに適合文書が登録されていない場合、および倉庫関連のフィールド (品目など) のメンテナンスの既存ロジックが修正可能となっている場合にのみ修正できます。