プロジェクト (tppdm6600m400)
セッションの目的: 各プロジェクトのマスタプロジェクトデータをメンテナンスします。プロジェクトデータには、プロジェクトに関するあらゆる事項が定義されます。多くのフィールドでは、デフォルト設定または入力値をパラメータセッションに依存します。フィールドに不正なデータが入力されている場合は、パラメータセッションの関連フィールドを確認します。
このセッションでは、リスト詳細ビューに情報を表示することもできます。リスト詳細セッションを参照してください。
他の自国通貨で金額を表示するには、[通貨の変換] ボタンを使用します。
プロジェクトの拡張では、収益認識方法と売上原価計算方法を定義します。選択した収益認識方法および売上原価計算方法に基づき、要素レベルと活動レベルで収益認識と売上原価を決定することもできます。要素と活動の使用方法は、プロジェクトが要素別と活動別のいずれで管理されるかによって決まります。
プロジェクトレベルおよび拡張レベルで、認識される収益の上限および下限を設定できます。
このセッションのタブを使用して、以下のセッションにアクセスできます。
- [要素 (tpptc1100m000)]
- [活動 (tppss2100m000)]
- [マイルストーン (tppss2101m000)]
- [プロジェクト構造への契約リンク (tpctm0160m000)]
- [従業員別担当 (tppdm6149m000)]
[プロジェクト住所コード] および [出荷元住所] のロケーションを表示するには、[マップ] セクションを使用します。レコードは 1 つずつ選択する必要があります。
プロジェクトに権限およびセキュリティ機能が導入されている場合、プロジェクト、倉庫、購買契約、企業単位など、さまざまなフィールドの使用は、指定された許可に基づいて決定されます。権限およびセキュリティを参照してください。
これで、複数の契約ラインと異なる契約タイプを持つ契約にプロジェクトをリンクできます。
- 一般
-
- プロジェクト
-
- プロジェクト
-
新しいプロジェクトコードを入力します。
プロジェクトは次を選択して作成できます。
- 既存の未使用の一般プロジェクト
- プロジェクトシリーズに属する新しい番号
- 見積シリーズに属する新しい番号。見積シリーズは、プロジェクトシリーズとは異なります。見積プロジェクトを作成する場合、この採番によりプロジェクトが見積として開始されたことを確認できます。
- 先頭空番号
- 記述
-
コードの記述または名称
- プロジェクト状況
-
プロジェクトの状況。プロジェクト状況は、プロジェクト期間全般を通して適切な進行を図る上で重要です。
注:「テンプレート」 タイプのプロジェクトの場合、プロジェクト状況に重要性はありません。
- 一般
-
- プロジェクトマネージャ
-
プロジェクトのマネージャである従業員
注:このフィールドで値を指定すると、指定された従業員のデータが [従業員 - 従業員管理 (bpmdm0101m000)] セッションに存在し、その従業員が有効であることがチェックされます ([雇用開始日] および [雇用終了日] に基づく)。これを満たさない場合、警告メッセージが表示されます。このメッセージは無視できます。
- プロジェクトマネージャ
-
コードの記述または名称
- プロジェクト管理オフィス
-
プロジェクト管理オフィスのコード
注:関係会社間取引を実行するには、このフィールドに値を指定する必要があります。関係会社間取引オーダ (ITR) との関連でこのフィールドを空にした場合に生成される統合ラインは、関係会社間取引オーダラインの生成時のものとは異なります。
- プロジェクト住所コード
-
プロジェクトの成果物を送信可能な場所を識別するコード。米国では、この住所コードは、税金プロバイダに使用されます。
- 名前
-
コードの記述または名称
- 出荷元住所
-
ここに入力された住所は、プロジェクトの納入とサービスの標準の出荷元住所として使用されます。
- 企業単位
-
部署、ワークセンタ、倉庫、プロジェクトなどのエンティティを含む、組織の中で財務上独立した部分。企業単位に含まれるエンティティはすべて同一のロジスティック会社に属している必要がありますが、1 つのロジスティック会社内に複数の企業単位を作成することはできます。各企業単位は、単一の財務会社にリンクします。
異なる企業単位間でロジスティック取引を実行すると、生成される会計取引は各企業単位がリンクしている財務会社内に転記されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 財務会社
-
企業単位がリンクされる財務会社。財務会社が運営会社と異なる場合、財務会社の通貨システムがプロジェクトに使用されます。
- 財務会社
-
コードの記述または名称
- プロジェクト通貨
-
プロジェクトが別の国で実行される場合、プロジェクト通貨を使用してモニタを行うと便利です。プロジェクト通貨には、自国通貨の 1 つに指定されていない外部通貨を使用できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- プロジェクト手順
-
プロジェクト手順のコード。プロジェクト手順は、「予算状況」の更新、「作業権限状況」の更新、「管理データ」の生成を行う各種のステップ (「活動」 とも呼ばれる) から構成されます。詳しくは、プロジェクト手順を使用するにはを参照してください。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 追加記述
-
プロジェクトに関連する追加情報。このフィールドを使用すると、さまざまなフェーズのプロジェクトに関する情報を関係者に伝えることができます。
注:- [追加記述] フィールドは、[一般プロジェクト (tcmcs0152s000)] セッションの [記述] フィールドと同期されます。
- [一般プロジェクト (tcmcs0152s000)] の [記述] フィールドに指定された値は、このセッションの [追加記述] フィールドのデフォルト値になり、この逆も当てはまります。
- 複数の記述を追加することができます。
- 検索キー
-
検索時に役立つ、記述の代替フォーム。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。
- 検索キー II
-
品目の第 2 検索キー
- プロジェクトタイプ
-
- 内部
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトは内部プロジェクトです。内部プロジェクトには取引先に対する契約上の義務はなく、その原価は損益勘定に記帳されます。[内部] チェックボックスと [資産] チェックボックスをオンにすると、単純な内部プロジェクトに続いて資産プロジェクトも作成できます。資産プロジェクトは、完了後に貸借対照表に固定資産として計上される内部プロジェクトです。
- 資産
-
内部で使用するプロジェクト。成果物を固定資産として記帳できますが、顧客に商品を納入することはできません。資産プロジェクトでは、ユーザ自身が取引先になります。
注:プロジェクトの会計取引が処理されており、プロジェクトがすでに [有効] に設定されている場合、このチェックボックスをオンにすることはできません。
- テンプレート
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトはテンプレートタイプなので、実際のプロジェクトには使用できません。このプロジェクトはプロジェクトのコピーにしか使用できません。
注:このチェックボックスをオンにできるのは、プロジェクトの状況が [フリー] の場合のみです。
- 階層タイプ
-
プロジェクトは、プロジェクトタイプの 1 つに属している必要があります。
指定可能な値
- メインプロジェクト
- サブプロジェクト
- 単独プロジェクト
注:[サブプロジェクト] タイプを使用してメインプロジェクトコードを指定する場合は、サブプロジェクトに関する単位原価および予算を入力してメインプロジェクトに集計することができます。
- メインプロジェクト
-
サブプロジェクトの所属先であるメインプロジェクト。
- メインプロジェクト
-
コードの記述または名称
- プログラム
-
プロジェクトにリンクされている「プログラム」を識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 組織分解構造の使用
-
このチェックボックスがオンの場合、 「組織分解構造」 (OBS) がプロジェクトで使用されます。
注:このフィールドを表示できるのは、[プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの [すべての活動タイプ] チェックボックスがオンの場合だけです。
- 組織分解構造
-
「組織分解構造」のコード
注:このフィールドを表示できるのは、[プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)] セッションの [すべての活動タイプ] チェックボックスがオンの場合だけです。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 会計
-
- 契約明細
-
- 契約
-
プロジェクトにリンクされている「契約」のコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 販売先取引先
-
プロジェクトにリンクされた販売先取引先のコード
- 販売先取引先
-
コードの記述または名称
- 契約額
-
プロジェクト契約の合計金額
時系列予算のバージョンでは、契約金額は次の式で表されます。
契約金額 = 収益報酬 + 管理引当金 + 分配予算 + 未分配予算予算
契約金額は、請求書の上限を決定するために使用されます。
- 自国通貨
-
自国通貨で表した契約金額
- 契約タイプ
-
プロジェクトの契約額の計算方法を決定します。この計算方法は、プロジェクトにおける請求方法に影響します。
注:[複数の契約タイプ] チェックボックスがオンの場合、このフィールドは空白の状態で無効になります。
- 複数の契約タイプ
-
契約タイプが異なる複数の契約ラインがプロジェクトにリンクされているかどうかを示します。この場合は、[契約タイプ] フィールドが空白の状態で無効になります。
注:このチェックボックスがデフォルトでオンの状態で表示されるのは、該当するプロジェクトが複数の契約タイプにリンクされている場合だけです。
- 請求タイプ
-
ここで選択する請求タイプにより、請求における請求方法が決定されます。
注:[複数の請求タイプ] チェックボックスがオンの場合、このフィールドは空白の状態で無効になります。
- 複数の請求タイプ
-
請求タイプが異なる複数の契約ラインがプロジェクトにリンクされているかどうかを示します。この場合は、[請求タイプ] フィールドが空白の状態で無効になります。
注:このチェックボックスがデフォルトでオンの状態で表示されるのは、該当するプロジェクトが複数の契約タイプにリンクされている場合だけです。
- 財務分析の支払条件
-
- 材料
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 労務
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 設備
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 外注
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 雑費
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 取引先
-
オーダ日から支払日までの日数の平均
- 固定資産
-
- 資産番号
-
[資産] チェックボックスをオンにした状態でプロジェクトを固定資産コードにリンクする場合、資産番号と資産拡張を入力することができます。固定資産は、プロジェクトの実際原価のクローズ時に正しく評価されます。固定資産を入力するには、[資産 (tffam1500m000)] セッションに移動します。
- 資産番号
-
コードの記述または名称
- 資産拡張
-
[資産拡張] は、説明を入力するフィールドです。最大 15 文字を入力できます。このフィールドは、[資産 (tffam1500m000)] セッションで 1 つの資産番号に属している一連の固定資産の中から選択する場合などに使用できます。
- 会計結果
-
- 状況
-
このフィールドによって、財務会計における会計プロジェクト結果を計算する作業手順が決定されます。
指定可能な値
- フリー
-
プロジェクトはクローズしておらず、結果はまだ決定していません。
- 結果の設定
-
[取引の処理 (tpppc4802m000)] セッションを使用して会計結果を決定できます。
注:この状況はマニュアルで設定することができます。
- 結果設定済
-
会計結果は、Infor LN 財務会計で[取引の処理 (tpppc4802m000)] セッションを使用して計算されます。
注:Infor LN により、このプロジェクトの状況が設定されます。
- 予算
-
- 方法
-
- 予算区分
-
プロジェクト予算タイプは、予算の区分方法を決定します。
プロジェクトの予算編成は、次の区分で行うことができます。
- [要素]
- [活動]
- 管理区分
-
プロジェクトの管理は、次の区分で行うことができます。
- [要素]
- [活動]
注:プロジェクト予算は、プロジェクト管理を使用して次の処理を行います。
- プロジェクトの成果、収益、原価をモニタする
- 計画を立てる (プロジェクト管理タイプが 「活動予算」 の場合)
- 予算編成法
-
プロジェクトの予算編成法
指定可能な値
- 生産速度
-
進捗レートに基づいて予算編成を行うと、必要な数量および進捗率が要素別または活動別に記録されます。予算ラインで指定された数量は、要素または活動の合計数量に関連します。
- 労務標準
-
労務の実行に必要な時間は、労務標準に基づいて指定します。これらの標準によって、単位の製造に必要な時間が決定されます。数量および進捗レートを要素別または活動別に入力することもできます。
- 予算で拡張を使用
-
このチェックボックスがオンの場合、予算と原価管理で拡張が使用されます。
- メインプロジェクト予算
-
このチェックボックスがオンの場合、予算原価分析と生成された管理データには、メインプロジェクトの予算原価のみが含まれます。実際原価には、メインプロジェクトの原価と、対応するサブプロジェクトの原価の両方が含まれます。
このチェックボックスがオフの場合、予算原価分析と生成された管理データには、メインプロジェクトの予算原価と、対応するサブプロジェクトの予算原価の両方が含まれます。
- 実際
-
- 予算最上位要素
-
プロジェクト要素または活動構造の最上位要素。プロジェクト予算は、ツリーに似た構造をしています。この構造には、最上位要素または最上位活動が 1 つだけ存在します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 予算原価分析
-
予算原価分析の生成 (tpptc3200m000) セッションでは、プロジェクト予算に基づいて複数の予算原価分析を実行できます。各予算原価分析は、プロジェクトコードと予算原価分析コードの組合せによって識別され保存されます。各プロジェクトには、どの予算原価分析コードを実際のものと見なすべきかが示されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 時系列予算分析コード
-
プロジェクトでは、複数の時系列予算分析コードが発生する可能性があります。このコードは、構造およびトップダウン予算の生成 (tpptc5210m000) セッションなどのセッションでデフォルト値として使用されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 為替レートタイプ予算
-
パッケージの予算原価分析で使用されるデフォルトの「為替レートタイプ」。予算原価分析を実行中でも金額を変更することができます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 為替レートタイプ原価
-
パッケージ全体での購買原価分析に使用されるデフォルトの「為替レートタイプ」。予算原価分析を実行中でも金額を変更することができます。
- 為替レートタイプ収益
-
パッケージ全体での販売原価分析に使用されるデフォルトの「為替レートタイプ」。予算原価分析を実行中でも金額を変更することができます。
- 予算労務単価のパス
-
- 優先順位 1
-
予算における労務ライン内の労務費単価および販売単価の予算労務単価の検索パス
- デフォルト
-
- 予算日
-
通貨取引の参照として使用される「予算日」。デフォルトでは、プロセスに指定された予算日は新規予算ラインに追加されます。
- 労務費単価
-
プロジェクト固有の労務単価は、次の情報を記録する場合に労務単価のデフォルトとして選択可能な 3 つの値の 1 つです。
- 実際予算の労務ライン
- 登録時間
その他のデフォルトは次のとおりです。
-
[タスク]
[プロジェクトタスク (tppdm6111s000)] セッション、または [タスク (tppdm0511m000)] セッションのいずれかで定義されている労務単価 -
[職種グループ]
[職種グループ (tppdm0130s000)] セッションで定義されている職種グループに関連付けられている労務単価コード。職種グループは、標準労務単価にリンクされます。プロジェクトの開始時に、既存の標準労務単価がすべてプロジェクト固有の労務単価にコピーされます。このため、プロジェクト固有の労務単価は特定の職種グループに関連付けられています。したがって、職種グループ全体にわたり、プロジェクト労務単価の単位原価は労務原価対象として認識されます。
- 労務費取引日
-
プロジェクト内で一般単位原価が変更される場合は必ず、単位原価の取引日にシステム日付が自動的に入ります。これにより、単位原価が最後に変更された時点が常に明確になります。
- 自国通貨
-
自国通貨で表した単位原価
- 記述
-
コードの記述または名称
- 労務販売単価
-
プロジェクト内の労務費の一般販売単価
- 労務販売取引日
-
プロジェクト内で一般販売単価が変更される場合は必ず、販売単価の取引日にシステム日付が自動的に入ります。これにより、販売単価が最後に変化した時点が常に明確になります。
- 自国通貨
-
自国通貨で表した単位原価
- レート単位
-
たとえば、単位原価が 25 EUR で単位が時間の場合、1 時間当たりの原価は 25 EUR です。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 計画
-
- スケジュール
-
- 有効計画
-
プロジェクトで使用されるプロジェクト計画。原価が活動予算タイプによって制御される場合は、このフィールドを指定する必要があります。
注:このフィールドを表示できるのは、[プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションの [計画の使用] チェックボックスがオンの場合だけです。
- 有効計画
-
コードの記述または名称
- 計画方法
-
計画方法は、プロジェクトの最早および最遅の開始日と終了日の計算に使用されます。
指定可能な値
- [前方]: プロジェクトのネットワーク計画は、固定開始日を基準に実行されます。[ネットワーク計画の生成 (tppss2240m000)] セッションでこの計画を開始すると、プロジェクトの納期が前方計画方法で決定されます。
- [後方]: プロジェクトのネットワーク計画は、固定納期を基準に実行されます。[ネットワーク計画の生成 (tppss2240m000)] セッションでこの計画を開始すると、プロジェクトの開始日が後方計画方法で決定されます。
注:- 値が [後方] に設定されている場合、終了日が必要です。
- 値が [前方] に設定されている場合、開始日が必要です。
- [プロジェクト状況] が [フリー] または [有効] に設定されていれば、計画方法を修正できます。ただし、メッセージが表示されます。プロジェクト状況が [終了]、[クローズ]、または [アーカイブ済] に設定されている場合は、計画方法を修正できません。このオプションはオフです。
- 開始日
-
この日付は計画のデフォルトであり、予算原価分析を実施している間と、付加費用を使用している間に重要な意味を持ちます。開始日を使用して、予算原価分析に有効な予算付加費用が決定されます。開始日を指定しない場合は、すべての付加費用が使用されます。
注:請求書計算方法が [実際原価] ([拡張 (tpptc0110s000)] セッションで設定) で変動に拡張を使用する場合は、プロジェクト開始日の入力が必須です。
- 終了日
-
プロジェクトの終了日
- 実質的な完了日
-
プロジェクトの最初の完了日として同意された日付。このフィールドは、情報の表示専用フィールドとして使用されます。
- プロジェクトリードタイムタイプ
-
計画における時間の区分方法
- 見積リードタイム
-
プロジェクトの実施に必要とみなされる時間を記録できます。このフィールドは、情報の表示専用フィールドとして使用されます。必須プロジェクト時間は、[プロジェクトリードタイムタイプ] フィールドの設定に基づいて、作業日数、またはカレンダー日で表すことができます。
- 最終プロジェクトリードタイム
-
明細書に従ってプロジェクトリードタイムを示します。このフィールドは、情報の表示専用フィールドとして使用されます。必須プロジェクト時間は、[プロジェクトリードタイムタイプ] フィールドの設定に基づいて、作業日数、またはカレンダー日で表すことができます。
- フェーズ
-
フェーズは、状況に関係なくプロジェクトにリンクでき、プロジェクトのさまざまなステージを識別する手段として使用できます。たとえば、分析、提案、交渉などのステージです。
例
「分析」 という説明が付いたフェーズコード 001 を複数のプロジェクトにリンクできます。「分析」 フェーズのすべてのプロジェクトを簡単にフィルタできるようになりました。
- 記述
-
コードの記述または名称
- カレンダー
-
プロジェクトの作業時間を指定するカレンダー
- /
-
利用性タイプのコード。利用性タイプと適用可能カレンダーは、実行する活動の開始時間と終了時間を計算するために使用されます。このフィールドの値は、[プロジェクト計画パラメータ (tppss0100s000)] セッションからデフォルトで設定されます。
注:このフィールドは、[カレンダー] フィールドが指定されている場合にのみ有効になります。
- 実際カレンダー
-
プロジェクトにリンクされたカレンダーコードおよび利用性タイプを示します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- カレンダー発生元
-
[実際カレンダー] が定義されるエンティティを示します。
- 所要量計画
-
- 在庫の約定引当
-
プロジェクトで倉庫の在庫約定が必要な場合、利用性に基づいてフェーズを指定します。
指定可能な値:
-
[挿入]
実在庫を予約することができます。すなわち、計画倉庫オーダを所要量計画モジュールに挿入すれば、倉庫の在庫予約をしたことになります。 -
[承認]
計画倉庫オーダを確認すると、在庫予約が行われたことになります。 - [なし]
注:プロジェクトにおける在庫予約は、倉庫管理における在庫約定です。ただし、この値を修正できるのは、プロジェクトに対して在庫が予約されていない場合のみです。
-
- 優先供給倉庫
-
複数のプロジェクトの納入を受け取る一般的な倉庫。商品は、優先供給倉庫からプロジェクトまたはプロジェクト倉庫に送付されます。
注:このフィールドは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの [倉庫管理 (WH)] チェックボックスがオンの場合にのみ必須フィールドになります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- デフォルトプロジェクト倉庫
-
プロジェクト倉庫は、優先供給倉庫から納入された商品の保管に使用されます。プロジェクトに 1 つの倉庫を使用する場合は、このフィールドに倉庫を入力してください。在庫はすべてその倉庫に送付されます。在庫管理を向上させる手段として、このフィールドは空にし、下位レベルの倉庫を要素または活動にリンクすることもできます。
- 計画グループ
-
計画グループを識別するコード。これは計画グループ (tcpeg0101m000) セッションで定義します。
注:プロジェクトペギングを導入する場合、状況が [有効] であるプロジェクトのこのフィールドに値を入力する必要があります。
- 計画グループ
-
コードの記述または名称
- 設置グループ
-
サービスでフィジカルブレイクダウンを生成するときに、または、プロジェクトからサービスオーダを生成するときに使用されるデフォルトの設置グループ
- 出荷
-
- 経路
-
プロジェクトにリンクされている経路
注:計画 PRP 倉庫オーダには、経路が指定されています。経路は、所有者の倉庫から出荷先取引先の倉庫または出荷元取引先の倉庫への移動ラインになるか、その逆の移動ラインになります。経路を使用すると、同じ地域に存在する取引先または 1 本の便利な経路に沿って存在する取引先がグループ化されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 運送業者/LSP
-
プロジェクトの運送業者/LSP
注:計画 PRP 購買オーダには、運送業者が指定されています。運送業者は輸送サービスを提供している組織です。デフォルトの運送業者は、出荷先取引先と出荷元取引先のどちらにもリンクできます。また、販売オーダと購買オーダを運送業者別にソートして梱包リストに出力することもできます。オーダおよび請求を行うには、運送業者を取引先として定義する必要があります。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 管理
-
- 物理的進捗
-
- 材料の物理的進捗
-
この原価タイプの進捗を記録できるレベル
- 労務の物理的進捗
-
この原価タイプの進捗を記録できるレベル
- 設備の物理的進捗
-
この原価タイプの進捗を記録できるレベル
- 外注の物理的進捗
-
この原価タイプの進捗を記録できるレベル
- 雑費の物理的進捗
-
この原価タイプの進捗を記録できるレベル
- 進捗の登録
-
進捗結果を使用するには
- ログ
-
- 管理データ生成日
-
このプロジェクトで [管理データの生成 (tpptc1230m000)] セッションが最後に実行された日付
- 管理データの生成
-
このプロジェクトで [管理データの生成 (tpptc1230m000)] セッションを最後に実行したユーザのログオンコード
- 管理データの生成
-
コードの記述または名称
- 最終履歴転記日
-
実際の原価取引が履歴に転記された最後の日。この日付は、[取引の転記 (tpppc4202m000)] セッションの実行時に自動保存されます。このフィールドは、情報の表示専用フィールドとして使用されます。
- 最終履歴転記ユーザ
-
このプロジェクトの実際の原価取引を最後に履歴に転記したユーザのログオンコード。このフィールドの値は、セッションの実行中に自動的に更新されます。
- 最終履歴転記ユーザ
-
コードの記述または名称
- 実際原価管理の最終作成日
-
このプロジェクトで [実際原価管理の作成 (tpppc4803m000)] セッションが最後に実行された日付
- 実際原価管理データの最終生成者
-
このプロジェクトで [実際原価管理の作成 (tpppc4803m000)] セッションを最後に実行したユーザのログオンコード。このフィールドは、情報の表示専用フィールドとして使用されます。
- 実際原価管理データの最終生成者
-
コードの記述または名称
- 時間労務単価のパス
-
- 優先順位 1
-
労務ラインにおける時間当たりの労務費単価および時間当たりの販売単価の登録時間の労務単価検索パス
指定可能な値
- プロジェクト
-
[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで指定されたプロジェクト固有の労務単価が考慮されます。
- 不使用
- 職種グループ
-
[職種グループ (tppdm0130s000)] セッションで職種グループに関連付けられた労務単価が考慮されます。
- タスク
-
[タスク (tppdm0511m000)] セッションおよび[プロジェクトタスク (tppdm6511m000)] セッションで指定された単位原価が考慮されます。
- 従業員
-
[従業員 - プロジェクト (tppdm8101m000)] セッションで従業員に関連付けられた労務単価が考慮されます。
- 部署
-
[プロジェクト管理オフィス (tppdm0110m000)] セッションで部署に関連付けられた労務単価が考慮されます。
注:- このオプションは、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで[プロジェクト管理オフィス]チェックボックスがオンの場合のみ使用できます。
- 検索パスがこのオプションに設定されている場合、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションで[プロジェクト管理オフィス]フィールドが無効になります。
- プロジェクト作成
-
- ユーザ
-
プロジェクトを担当するユーザ。デフォルト値は、プロジェクトを作成したユーザのログイン名です。この値は変更可能です。
- ユーザ
-
コードの記述または名称
- プロジェクト作成日
-
プロジェクトの作成日
- プロジェクト発生元
-
プロジェクトが作成された方法を示します。
- [プロジェクトからコピー]
- [テンプレートからコピー]
- [見積からコピー]
- [外部パッケージにより挿入]
- [マニュアル入力]
- コピー元
-
該当する場合は、このプロジェクトのコピー元です。
- コピー元
-
コードの記述または名称
- 見積
-
- 見積
-
- 拒否
-
見積後、プロジェクトを拒否することができます。このフィールドは、見積られたプロジェクトが見積、予算編成、および請求というライフサイクルを続行可能かどうかを示します。
- 理由コード
-
特定の見積が拒否されたりプロジェクトの遅延が発生した場合などに使用します。見積が拒否された場合はこの理由コードが必須です。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 最終的なプロジェクト
-
このフィールドに入力できるのは、プロジェクトと見積に異なるシリーズを使用する場合だけです。コピーの後、コピー先プロジェクトが表示されます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 発生元の見積
-
このフィールドに入力できるのは、プロジェクトと見積に異なるシリーズを使用する場合だけです。発生元として使用される見積プロジェクトが表示されます。
- 最終ローンチ実行者
-
プロジェクトに関する見積をローンチした人物のログオンコード。このログオンは、最後に行われたローンチから登録されます。
- 最終ローンチ実行者
-
コードの記述または名称
- ローンチ日付
-
ローンチ処理が実行される最新の日付
- 中間結果
-
- 収益認識
-
- 収益承認方法
-
「収益認識」方法を選択します。
- プロジェクト完了方法 (RR)
- 完了の割合の計算方法 (RR)
- 実現収益係数方法
- 実際収益方法
- 原価補償契約の計算方法
- マイルストーン方法 (活動別に管理されるプロジェクトのみ)
- 計算方法
-
作業の完成率を計算する方法
指定可能な値
- 原価対原価
-
完成率は、プロジェクトで発生した原価をプロジェクトの見積合計原価で除算して求められます。原価管理レベルの場合、この方法では[プロジェクト]は使用されず、[実際原価]と[原価予測]を使用して「完成率」を計算することはできません。
- 時間進捗
-
完成率は、プロジェクトにかかった実際時間数をプロジェクト完了時の合計予測時間で除算して求められます。原価管理レベルの場合、[プロジェクト/原価タイプ]が使用され、[コミットメントを除く実際]フィールドと[予測数量]フィールドを[労務]原価タイプに使用でき、これらのフィールドを使用して完成率を計算することができます。
注:[予測数量]が定義されていない場合は、[予算数量]と[コミットメントを除く実際]を使用して完成率を計算することができます。
- マニュアル入力
-
完成率をマニュアルで入力します。完了作業の見積を表す割合をマニュアルで指定する必要があります。
注:このフィールドは、[収益承認方法] フィールドが [完成率] に設定されている場合にのみ有効になります。
デフォルトは [原価対原価] です。
この値を修正できるのは、プロジェクトの状況が [フリー] または [有効] の場合のみです。
[完成率] 方法に基づいて認識される収益を計算するには:
- [プロジェクト会計パラメータ (tpppc0100s000)] セッションで、[先行予測方法] フィールドが [完了までの見積 (ETC)] または [完了時の見積 (EAC)] に設定されている必要がある
- [実際原価管理の作成 (tpppc4803m000)] セッションを実行して、プロジェクトの最新の集計原価を取得し、それに基づいて「完成率」を計算する必要がある
- 完成率
-
プロジェクトが完了した割合。認識される収益を計算するには、契約金額にこの割合を掛ける必要があります。
注:完了の割合はマニュアルで入力できるほか、[計算] をクリックして計算値を取得できます。次の式を使用して割合が計算されます。
完成率 = 原価 (発生した額) ÷ 完了時の原価見積
または
完成率は、プロジェクトにかかった実際時間数をプロジェクト完了時の合計予測時間で除算して求められます。
- 実現収益係数
-
実現収益係数を指定します。認識される収益を計算するには、原価にこの係数を掛ける必要があります。
注:実現収益要素はマニュアルで入力できるほか、「ERF の計算」 をクリックして計算値を取得できます。次の式を使用して係数が計算されます。
実現収益係数 = プロジェクト契約金額 ÷ 合計予算原価
ERF を計算するには、プロジェクト状況が [有効] でなければなりません。これは、合計予算原価を把握できるのは有効なプロジェクトについてのみであるためです。
- 実現収益係数の基準
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この方法は、どの実現収益係数方法が計算されるかに基づきます。
指定可能な値
- 完了時の見積
- 予算
- マニュアル入力
- 適用なし
- 収益認識基準
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収益が認識される前に予定される完了割合の最小値
注:完了割合がこのフィールドの値以上の場合のみ、[中間結果の生成 (tpppc3250m000)] セッションを使用して中間結果が生成される際に収益が認識されます。ただし、[利益率] がマイナスの場合は、完了割合の最小値が満たされているかどうかに関係なく収益が認識されます。
デフォルト
0
- 収益認識限度
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認識される収益の限度。最大割合を指定します。
注:この値は変更可能です。収益の認識限度は、[プロジェクト完了] 方法を除くすべての収益認識方法で有効です。この割合に契約金額を掛けた値は、(プロジェクトが完了するまでに) 認識可能な最大収益です。この割合は、プロジェクトが完了して最終収益 (および売上原価) が転記される時点では無視されます。
デフォルト
100
- 売上原価
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- 方法
-
「売上原価」を計算する方法を選択します。
- プロジェクト完了方法 (COGS)
- 利益率方法
- 原価補償契約の計算方法
- 完成率
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プロジェクトが完了した割合。認識される原価を計算するには、この割合に「完了時の見積」 (EAC) を掛ける必要があります。
注:- [完成率の計算方法]
- [方法] が [完成率] に設定されている場合は、Infor LN のデフォルトにより、プロジェクトに対して計算された [完成率] を使用してこの値が設定されます。
- [方法] フィールドが [利益率] に設定されている場合は、この値を使用して、認識される原価を計算することはできません。
- 利益率
-
利益率を指定します。売上原価は、この利益率と認識済収益に基づいて計算されます。
注:割合をマニュアルで入力するか、[計算] をクリックして計算値を生成することができます。
売上原価がプロジェクトレベルで決定される場合、利益率の計算基準を選択できます。利益率を計算する際の基準として、[予算] または [完了時の見積] のいずれかを選択できます。
利益率を完了時の見積 (EAC) に基づいて計算する場合、利益率の計算には次の式を使用します。
利益率 = (契約金額 - EAC) ÷ 契約金額
または
利益率を予算に基づいて計算する場合、利益率の計算には次の式を使用します。
利益率 = (契約金額 - 予算) ÷ 契約金額
- 代替中間結果
-
- シナリオ記述
-
1 次結果の説明
- シナリオ記述
-
代替結果の説明
- その他
-
- 分類
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- 獲得方法
-
統計上の理由のため、このプロジェクトの獲得に使用した方法を入力できます。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 資金調達方法
-
このプロジェクトに使用する資金調達方法を識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- ビジネスセクタ
-
ビジネスセクタを識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 地域
-
地域
- 記述
-
コードの記述または名称
- 分類
-
プロジェクトのユーザ定義可能な分類
- 記述
-
コードの記述または名称
- グループ
-
プロジェクトのユーザ定義分類
- 記述
-
コードの記述または名称
- 画像
-
- 画像
-
必要に応じて、画像を追加できます。
- テキスト
-
- テキスト
-
このフィールドには、プロジェクトに関連するテキストを入力します。
- その他
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- 暫定金額の雑費コード
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[暫定金額] タイプの「拡張」に関連する原価は、雑費原価対象に転記されます。
このフィールドは、このプロジェクトに使用される雑費原価対象 (標準またはプロジェクト固有) のコードを識別します。
このフィールドのデフォルト値は、[プロジェクト (tppdm6100m000)] セッションの [暫定金額の雑費コード] フィールドから取得されます。
- 暫定金額の雑費コード
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コードの記述または名称
- デフォルト統制勘定/ワークパッケージ
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活動に金額を転記する必要があるが、その活動が指定されていない場合に、このフィールドの値がデフォルトとして使用されます。
この状況は、次のケースで発生します。
- 分割払が [進捗請求分割払の作成 (tppin1210m000)] セッションから自動的に生成される場合
- 暫定金額決済が [暫定金額取引の生成 (tpppc3210m000)] セッションから自動的に生成される場合
- 拡張に対して請求書が生成される場合
- 単位レート請求書が生成される場合
注:活動コードのデフォルト値は以下のセッションから取得されます。
- [プロジェクト (tppdm6100m000)]
- [進捗請求分割払の作成 (tppin1210m000)]
- [暫定金額取引の生成 (tpppc3210m000)]
活動のタイプは、[統制勘定] または [ワークパッケージ] です。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 付加費用の使用
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プロジェクトの間接費を計算するときに使用する「付加費用」。付加費用を使用する場合、付加費用を予算原価、実際原価、またはその両方のどれに適用するかを選択できます。
- 容認税
-
このプロジェクトに適用される「容認税」を識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- WIP 販売価格付加費用
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仕掛品 (WIP) の財務値を決定するためプロジェクトの合計原価に対して計算される付加費用率。この付加費用率が使用されるのは、[プロジェクト会計パラメータ (tpppc0100s000)] セッションのWIP 販売価格付加費用チェックボックスがオンになっている場合だけです。