原価構成要素別標準付加費用 (tppdm1571m000)

セッションの目的: 原価構成要素別に標準付加費用をリストします。これらの付加費用は、すべてのプロジェクトで使用できる標準付加費用です。プロジェクト固有の付加費用は、[付加費用 (tpppc2880m000)] セッションおよびその算出結果を使用して定義することもできます。これらの原価付加費用は、原価とコミットメントが [取引の処理 (tpppc4802m000)] セッションで処理されるときに財務会計に転記されます。このリストの各ラインは、会社、原価構成要素、雑費コード、連番の一意の組合せを表します。個々のラインはリスト内のほかのラインと特徴を共有できますが、特徴の組合せは一意になります。たとえば、同一の雑費原価対象コードには複数の付加費用を転記することができます。ただしこれは、少なくとも 1 つ以上の異なる特徴で付加費用が区別されている場合に限ります。

注: 

原価構成要素別標準付加費用の定義と修正は、[原価構成要素別標準付加費用 (tppdm1171s000)] セッションで行います。

会社

付加費用が適用される会社

原価構成要素

付加費用が計算される「原価構成要素」

注: 

原価構成要素は、[原価構成要素 (tcmcs0148m000)] セッションで[構成要素タイプ]が[詳細]または[集計]に設定されている場合のみ指定できます。

雑費

付加費用の転記先である標準雑費「原価対象」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

連番

この番号は、付加費用のその他の特徴 (原価構成要素、雑費など) と組み合わされ、付加費用を一意に識別します。この番号は、ユーザが付加費用を新しく作成するときに自動的に割り当てられます。付加費用は同じ連番を共有できますが、その場合、それらの付加費用は 1 つ以上の異なる特徴によって区別されなければなりません。

割合

付加費用率。付加費用額は、([付加費用タイプ] フィールドに指定された) 予算、原価、収益によって異なります。

見積

このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの見積の付加費用を計算する際に、この付加費用が考慮されます。

予算

このチェックボックスがオンの場合、付加費用は実際予算内の予算原価に対して計算されます。付加費用は、雑費として管理データに転記されます。付加費用タイプは、付加費用の記録方法を示します。ユーザは、付加費用タイプの組合せをすべてチェックできます。

原価

このチェックボックスがオンの場合、付加費用は実際原価とコミットメントに基づいて計算されます。付加費用は、原価登録に雑費として転記されます。付加費用タイプは、付加費用の記録方法を示します。ユーザは、付加費用タイプの組合せをすべてチェックできます。

収益

このチェックボックスがオンの場合、付加費用は収益に基づいて計算されます。これは一般原価タイプの原価対象にのみ適用されます。付加費用は、原価登録に雑費として転記されます。付加費用タイプは、付加費用の記録方法を示します。ユーザは、付加費用タイプの組合せをすべてチェックできます。

見積付加費用方法 (原価)

このチェックボックスがオンの場合、 [見積付加費用の計算 (tpest2200m100)] セッションを使用して計算された見積付加費用が、[見積ライン (tpest2100m000)] セッションで指定された原価額に加算されます。

デフォルト

デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっています。

注: 

このフィールドは、[見積]チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。

見積付加費用方法 (販売)

このチェックボックスがオンの場合、 [見積付加費用の計算 (tpest2200m100)] セッションを使用して計算された見積付加費用が、[見積ライン (tpest2100m000)] セッションで指定された販売額に加算されます。

注: 

このフィールドは、[見積]チェックボックスがオンの場合のみ有効になります。