プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000)
セッションの目的: LN の動作を定義するパラメータのメンテナンスおよび初期化を行います。
デフォルトで、記述フィールドには、前のパラメータセットが保存された際の日付と時刻が含まれています。パラメータを変更する場合は、混乱を防ぐために、[記述] のテキストを変更するか削除します。
このセッションで設定したパラメータは、この会社に設定したプロジェクトすべてに対して有効です。パラメータは、一部のフィールドでデフォルトとしても機能します。
- 設定
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- 導入日
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このパラメータ設定が有効になる日付と時間
- 記述
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パラメータ設定の説明
- 使用
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- 要素
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトで「要素」を使用できます。
注:このチェックボックスがオンの場合にだけ、会社のプロジェクトに要素の取引を作成できます。このパラメータは、プロジェクトに要素の取引が記録されるまでは変更できます。ただし、要素の取引が記録されると、このフィールドは無効になります。
- 活動
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトで「活動」を使用できます。
注:このチェックボックスがオンの場合にだけ、会社のプロジェクトに活動の取引を作成できます。このパラメータは、プロジェクトに活動の取引が記録されるまでは変更できます。ただし、活動の取引が記録されると、このフィールドは無効になります。
- 拡張
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトで「拡張」を使用できます。
注:このチェックボックスがオンの場合にだけ、会社のプロジェクトに拡張の取引を作成できます。このパラメータは、プロジェクトに拡張の取引が記録されるまでは変更できます。ただし、拡張の取引が記録されると、このフィールドは無効になります。
- 原価構成要素
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトで「原価構成要素」を使用できます。
- すべての活動タイプ
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このチェックボックスがオンの場合、 [活動 (tppss2100m000)] セッションで[活動タイプ]を使用できます。組織分解構造 (OBS) 要素を [統制勘定] タイプの活動にリンクできます。このチェックボックスがオフの場合、活動タイプは [ワークパッケージ] であり、このため OBS オプションを使用できません。
- プロジェクトアーカイブ
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このチェックボックスがオンの場合、参照と比較にプロジェクトアーカイブを使用できます。
注:プロジェクトをアーカイブまたは削除しても、[プロジェクト (tppdm6600m400)] セッションで現在の会社に関して指定されたプロジェクトデータのサブセットがプロジェクトアーカイブに存在します。
- オランダの WKA
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このチェックボックスがオンの場合、オランダの Wet Keten Aansprakelijkheid (WKA) 法が適用されます。WKA 法では、外注先が諸税および社会保険負担を支払えない場合、契約者 (発注元) にそれらを支払う義務が課せられます。
この法律は、主に次に関連します。
- 外注先から顧客への請求書
- 諸税および社会保険負担の支払担当者
注:この法律が適用されるのはオランダ国内だけです。他の国で LN を利用する場合は、このチェックボックスをオフにしてください。
- 銀行保証
- オプション
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- メインプロジェクトとともにサブプロジェクトを処理
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このチェックボックスがオンの場合、サブプロジェクトもメインプロジェクトに関連するすべての処理活動に含まれます。たとえば、[実際原価管理の作成 (tpppc4803m000)] セッションまたは [予算原価分析の生成 (tpptc3200m000)] セッションを使用する場合、すべてのサブプロジェクトが含まれます。
- 指定サブプロジェクトのメインプロジェクト合計を更新
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このチェックボックスがオンの場合、サブプロジェクトで行われた変更はすべて (集約されて) メインプロジェクトに反映されます。この内容は、サブプロジェクト原価の変更が 「メインプロジェクト合計」 に反映される [実際原価管理の作成 (tpppc4803m000)] セッションと [予算原価分析の生成 (tpptc3200m000)] セッションに適用されます。
- プロジェクト履歴のログ
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの履歴データが [プロジェクト履歴 (tppdm6105m000)] セッションに記録されます。
- 活動履歴のログ記録
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このチェックボックスがオンの場合、 [活動 (tppss2100m000)] セッションの変更内容が [活動履歴 (tppss2102m000)] セッションに記録されます。
- 要素履歴のログ記録
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このチェックボックスがオンの場合、 [要素 (tpptc1100m000)] セッションの変更内容が [要素履歴 (tpptc1106m000)] セッションに記録されます。
- テキスト
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このチェックボックスがオンの場合、テキストがあります。
- 設定
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- コミットメント記録 (購買取引)
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自社のコミットメント (仮購買原価) を処理する方法を指定します。
指定可能な値
- なし
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購買オーダが 「プロジェクト」 ロケーションに直送される場合、厳しいコミットメントは例外になります。この場合、厳しいコミットメントラインが作成されます。「プロジェクト」 ロケーションに直送される場合は、仕掛品の原価が 「財務会計」 に転記されます。したがって、「プロジェクト」 のコミットメントは 「財務会計」 で原価となります。
この処理が実行されるのは、次のステップ 「請求書承認」 のタイミングを調整するためです。請求書の承認時点は、「プロジェクト」 ではなく 「財務会計」 により制御されます。したがって、仕掛品の原価は 「財務会計」 に転記されます。
このため、一方では請求書承認まで仕掛品原価の登録を待つことができません。これは、多くの場合請求書承認が遅れてしまうためです。他方では、商品はプロジェクトに納品されただけで (消費されていない) 倉庫に返品される場合があるため (たとえば、商品がオーダされていても使用されない場合など)、コミットメントのままになることがあります。
- オーダと納入
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コミットメントは、オーダ時点と納入時点 (商品またはサービスの受入時) または段階的支払の発行時点でログに記録されます。
- 納入
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コミットメントは、納入時点または段階的支払の発行時点だけでログに記録されます。
注:Infor LN は発注先段階的支払からの購買取引も含みます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: コミットメント記録.
- プロジェクトの作成時に一般付加費用をコピー
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このフィールドは、予算または管理登録 (あるいはその両方) の生成時に使用されるプロジェクト付加費用として標準付加費用をコピーするかどうかを決定します。
指定可能な値
- なし
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標準の付加費用情報はコピーされません。
- 予算
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標準の付加費用情報はコピーされ、予算で利用可能になります。
- 原価登録
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標準の付加費用情報はコピーされ、原価の登録と管理で再利用可能になります。
- 両方
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付加費用情報はコピーされ、予算および原価の登録と管理の両方で再利用可能になります。
- 利益基準
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このフィールドによって、マージンの計算基準が販売値と原価のいずれであるかが決まります。
設定 計算 [原価] (販売額 - 原価額) ÷ 原価額 × 100
[取引高] (販売額 - 原価額) ÷ 販売額 × 100
- デフォルト
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- 一般
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- デフォルト為替レートタイプ予算
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デフォルト「為替レートタイプ」は、取引先通貨を使用しないプロジェクトの予算編成を行う場合に使用します。
- 記述
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コードの記述または名称
- 原価用為替レートタイプ
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プロジェクト通貨とは異なる通貨を使用している原価のデフォルト「為替レートタイプ」
この為替レートタイプは次の処理にも使用されます。
- 見積で見積額を計算する
- 標準原価対象額を自国通貨で計算する
- プロジェクトに直接関係がなく取引先もないため為替レートタイプもないという金額を計算する
- 収益用為替レートタイプ
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デフォルト「為替レートタイプ」は、取引先通貨を使用しない請求書の計算に使用します。
- 単位セット
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設備または外注原価対象の作成時にプロジェクトに使用されるデフォルトの単位セット
- 記述
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コードの記述または名称
- 時間の単位コード
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原価管理で労務の表現に使用する時間単位
- 記述
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コードの記述または名称
- アポイントメントタイプ
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デフォルトのアポイントメントタイプ。入札日にこのタイプが使用されると、[プロジェクト - アポイントメント (tppdm6132m000)] セッションでこのアポイントメントタイプに記録された最初の日付 (最も小さい連番) が入札日となります。
この日付は、次のセッションでレポートに出力されます。
- 進捗請求明細の出力 (tppin1410m000)
- 記述
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コードの記述または名称
- デフォルト
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- テンプレートコード
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デフォルトのプロジェクトテンプレート。これはプロジェクト (tppdm6100m000) セッションで定義します。
- 記述
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コードの記述または名称
- 変動決済の拡張
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新しいプロジェクトの作成時には、このデフォルト拡張コードが使用されて拡張タイプ「変動決済」の拡張が作成されます。
- 品目コードシステム (ファイルインポート)
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デフォルトの品目コードシステム
- 記述
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コードの記述または名称
- 品目コードシステム (オーダ入力)
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品目コードシステム。「品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000)」 セッションで、取引先に対して特定の品目コードシステムが定義されていない場合は、現在のフィールドで定義されている品目コードシステムが使用されます。選択する品目コードシステムは 「一般」 タイプである必要があります。
- 分割払の収益コード
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プロジェクトの分割払で使用されるデフォルトの「収益コード」
- 出来高払の収益コード
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プロジェクトの出来高払要求で使用されるデフォルトの「収益コード」
- 報酬の収益コード
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プロジェクトの報酬で使用されるデフォルトの「収益コード」
- 違約金の収益コード
- 追加作業の収益コード
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プロジェクトの追加作業で使用されるデフォルトの「収益コード」
- 保留金の収益コード
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プロジェクトの保留で使用されるデフォルトの「収益コード」
- 前払金の収益コード
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プロジェクトの前払金の作成に使用されるデフォルトの「収益コード」
- 報酬収益しきい値
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中間結果の生成時に、含まれる報酬の確率を確認するために使用する、料金収益しきい値 (割合で表記)。確率がしきい値以上の報酬のみが考慮されます。
- 優先供給倉庫
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プロジェクトのデフォルトの優先供給倉庫。これは倉庫 (tcmcs0503m000) セッションで定義します。
- 記述
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コードの記述または名称
- 番号グループおよびシリーズ
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- 番号グループおよびシリーズ
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- プロジェクト番号グループ
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プロジェクトで使用されるデフォルトの番号グループ。番号グループは、番号グループ (tcmcs0151m000) セッションで定義します。
- 記述
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コードの記述または名称
- プロジェクトシリーズ
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プロジェクトで使用されるデフォルトシリーズ。これは先頭空番号 (tcmcs0150m000) セッションで定義します。
- 記述
-
コードの記述または名称
- 見積シリーズ
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一意のプロジェクト番号を作成する場合に使用される見積シリーズ
- 記述
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コードの記述または名称
- 見積ライン番号グループ
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プロジェクト見積で使用されるデフォルトの番号グループ
- 記述
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コードの記述または名称
- 見積ラインシリーズ
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プロジェクト見積用の一意のコードを作成する場合に使用されるシリーズ
- 記述
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コードの記述または名称
- プロジェクト (PCS) シリーズ
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プロジェクト要件オーダ用の一意のコードを作成する場合に使用される先頭空番号
- 記述
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コードの記述または名称
- テンプレート番号グループ
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テンプレートに定義されているデフォルト番号グループを選択します。
- テンプレートシリーズ
-
テンプレート番号グループに定義されているデフォルトシリーズを選択します。
- 連番
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- 品目コードの長さ
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コードの最大長さからこの長さを差し引いた値によって、見積を予算にローンチ (tpest2200m000) セッションの使用時に追加できる連番の長さが決まります。
最大長: 47 文字
- 労務コードの長さ
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コードの最大長さからこの長さを差し引いた値によって、見積を予算にローンチ (tpest2200m000) セッションの使用時に追加できる連番の長さが決まります。
最大長: 8 文字
- 設備コードの長さ
-
コードの最大長さからこの長さを差し引いた値によって、見積を予算にローンチ (tpest2200m000) セッションの使用時に追加できる連番の長さが決まります。
最大長: 10 文字
例
このフィールドに 「6」 を入力した場合、4 桁の連番を作成できます。その結果、見積の設備コード 100230 が 1002300001 に変換されます。
- 外注コードの長さ
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コードの最大長さからこの長さを差し引いた値によって、見積を予算にローンチ (tpest2200m000) セッションの使用時に追加できる連番の長さが決まります。
最大長: 8 文字
- 雑費コードの長さ
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コードの最大長さからこの長さを差し引いた値によって、見積を予算にローンチ (tpest2200m000) セッションの使用時に追加できる連番の長さが決まります。
最大長: 8 文字
- 原価管理レベル
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- プロジェクト
-
- プロジェクト
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの原価管理がプロジェクトレベルのみで導入されます。
- プロジェクト/原価タイプ
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このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの原価管理が、プロジェクトレベルおよび原価タイプレベルで導入されます。
- プロジェクト/原価構成要素
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの原価管理が、プロジェクトレベルおよび原価構成要素レベルで導入されます。
- プロジェクト/管理コード
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの原価管理が、プロジェクトレベルおよび管理コードレベルで導入されます。
- 要素
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- プロジェクト/要素
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このチェックボックスがオンの場合、要素の原価管理が、プロジェクトレベルおよび要素レベルで導入されます。
- プロジェクト/要素/原価タイプ
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このチェックボックスがオンの場合、要素の原価管理が、プロジェクトレベル、要素レベル、原価タイプレベルで導入されます。
- プロジェクト/要素/原価構成要素
-
このチェックボックスがオンの場合、要素の原価管理が、プロジェクトレベル、要素レベル、原価構成要素レベルで導入されます。
- プロジェクト/要素/管理コード
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このチェックボックスがオンの場合、要素の原価管理が、プロジェクトレベル、要素レベル、管理コードレベルで導入されます。
- 活動
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- プロジェクト/活動
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このチェックボックスがオンの場合、活動の原価管理が、プロジェクトレベルおよび活動レベルで導入されます。
- プロジェクト/活動/原価タイプ
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このチェックボックスがオンの場合、活動の原価管理が、プロジェクトレベル、活動レベル、原価タイプレベルで導入されます。
- プロジェクト/活動/原価構成要素
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このチェックボックスがオンの場合、活動の原価管理が、プロジェクトレベル、活動レベル、原価構成要素レベルで導入されます。
- プロジェクト/活動/原価管理コード
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このチェックボックスがオンの場合、活動の原価管理が、プロジェクトレベル、活動レベル、管理コードレベルで導入されます。
- 拡張
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- プロジェクト/拡張
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このチェックボックスがオンの場合、拡張の原価管理が、プロジェクトレベルおよび拡張レベルで導入されます。
- プロジェクト/拡張/原価タイプ
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このチェックボックスがオンの場合、拡張の原価管理が、プロジェクトレベル、拡張レベル、原価タイプレベルで導入されます。
- プロジェクト/拡張/原価構成要素
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このチェックボックスがオンの場合、拡張の原価管理が、プロジェクトレベル、拡張レベル、原価構成要素レベルで導入されます。
- プロジェクト/拡張/管理コード
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このチェックボックスがオンの場合、拡張の原価管理が、プロジェクトレベル、拡張レベル、管理コードレベルで導入されます。
- 間接費
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- 間接費のバッチ計算
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- 実際
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このチェックボックスがオンの場合、間接費が「実際原価」に基づいて計算されます。
- 厳しいコミットメント
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このチェックボックスがオンの場合、間接費が厳しいコミットメントに基づいて計算されます。
- モニタ
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- モニタリングに含める
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このチェックボックスがオンの場合、間接費がプロジェクトモニタリングで合計金額 (実際原価および予測原価) に含まれます。
注:このチェックボックスは、[実際] チェックボックスがオンの場合にのみ有効になります。