トップダウン見積の整合性の検証 (tpest2220m000)

セッションの目的: 第一構造に基づくトップダウン見積が、指定した構造または構造全体のいずれかについて一貫しているかどうか検証します。[詳細] をクリックして構造サイズを選択します。トップダウン整合性のチェックは、見積バージョンごとに 1 回ずつ実行されます。

チェックは、[見積ライン (tpest2100m000)] セッションの「レベルタイプ」を使用して次の順番で実行されます。

  1. [合計] オプションでは、構造要素の合計金額が親構造要素の金額を超過していないか確認します。
  2. [原価タイプ] オプションでは、金額が同じ構造要素の合計金額を超過していないか確認します。
  3. [詳細] オプションでは、同じ原価タイプを持つラインが [原価タイプ] の金額以下かどうか確認します。
  4. [他の構造] オプションでは、[詳細] オプションと同じ規則が適用されます。
選択範囲
プロジェクト

プロジェクト」を識別するコード

記述

コードの記述または名称

状況

プロジェクトの状態を示します。

LN では次の状況を扱います。

  • [フリー]

    プロジェクト定義は登録済ですが、プロジェクトはまだ実行されていません。変更が可能な状態です。
  • [有効]

    プロジェクトの実行中に、原価取引の発行、購買、および登録ができます。
  • [終了]

    プロジェクトは完了しましたが、財務処理的にはまだクローズされていません。まだ原価取引を登録できます。このプロジェクトでは実際の購買オーダは存在できません。
  • [クローズ]

    プロジェクトは財務処理的にクローズされており、プロジェクト定義は変更できません。
  • [アーカイブ済]

    プロジェクトは、アーカイブ会社に保存されます。プロジェクトのアーカイブ会社は、履歴プロジェクトデータのリポジトリとして使用することができます。
バージョン

見積バージョン」を識別するコード

状況

見積バージョンの状況

オプション
「スコープ外」 の第一構造要素も含む

このチェックボックスがオンの場合、第一構造の構造要素は、スコープ外の要素も含めてすべて、トップダウン見積に選択されます。

処理ログの作成

このチェックボックスがオンの場合、 メッセージログ (tpest0505m000) セッションにおいて、エラーおよび警告の発生元と一緒に処理ログが作成されます。

警告を含む

このチェックボックスがオンの場合、非ブロック警告を含むすべての警告が表示されます。非ブロック警告では、たとえば、トップダウン子要素の金額が親要素よりも少ないことなどについて表示します。この情報は不正について示しているわけではありませんが、知っておくと便利です。