契約 360 (tpctm1300m000)
セッションの目的: 「契約」関連作業の実行とプロジェクト関連データの取得を行います。契約タイプ、請求タイプ、契約金額などの契約情報の表示およびメンテナンスを行うことができます。
[契約 360 (tpctm1300m000)] セッションの使用方法
[契約] リストから契約を選択します。セッションの最上部にあるフィールドに、契約額や予算額などの契約詳細が表示されます。
契約詳細を表示するには、リスト内の契約をダブルクリックします。
[販売]、[請求]、[価格設定]、[実行]、[結果]、[その他] の各グループボックスにあるチェックボックスは、選択した契約でどのデータが利用できるかを示しています。リンクをクリックすると、契約データの表示、メンテナンス、または作成に使用できるセッションが開始されます。
次のボタンをクリックするか、適切なメニューの対応するコマンドをクリックします。
-
[成果物]
契約成果物 (tppdm7100m100) セッションを開始します。セッションの目的: 契約成果物の作成およびメンテナンスを行います。 -
[銀行保証]
銀行保証 (tpctm0120m000) セッションを開始します。セッションの目的: 契約の銀行保証データの作成およびメンテナンスを行います。 -
[労務単価]
特定労務単価 (tcppl0192m000) セッションを開始します。セッションの目的: 労務単価ごとに次の値を入力します。
- 単位原価および単位原価通貨
- 販売単価および販売単価通貨
-
[雑費]
契約価格雑費 (tpctm0140m000) セッションを開始します。セッションの目的: 契約の雑費データの作成およびメンテナンスを行います。 -
[前払金]
前払金 (tppin4110m000) セッションを開始します。セッションの目的: 前払要求をメンテナンスします。顧客はプロジェクトが開始される前に、前払金額を支払います。次回の請求または「分割払」に対する前払金額を決済できます。 -
[分割払]
分割払 (tppin4151m000) セッションを開始します。セッションの目的: 選択した契約の「分割払」の詳細をリストします。 -
原価取引
請求対象原価加算取引 (tppin2100m000) セッションを開始します。セッションの目的: 請求のために発行できる原価加算取引を表示します。取引は、詳細セッションでメンテナンスできます。 -
[請求書]
請求 360 (cisli3600m000) セッションを開始します。セッションの目的::
- 要約請求情報の表示
- 詳細請求情報の取得
-
[出荷]
プロジェクト出荷 (tppin0160m000) セッションを開始します。セッションの目的: 出荷の表示およびメンテナンスを行います。このセッションを使用して、出荷の確認も行えます。 -
[中間結果]
[中間結果 (tpppc3150m000)] セッションを開始します。セッションの目的: 計算された収益認識の表示、修正、処理を行います。 -
[貿易コンプライアンス情報]
[伝票の貿易コンプライアンス情報 (tcgtc1100m000)] セッションを開始します。セッションの目的: 契約、契約ライン、契約成果物に関連データを追加します。契約ラインに指定されている場合、貿易コンプライアンスの対象となるすべてのリンク済契約成果物に情報をコピー (同期) できます。
ION に基づくワークフロープロセス状況を使用して、複数のユーザが同時に原価入力を承認することができます。詳細については、次のトピックを参照してください: ワークフロー状況処理.
契約を選択して、以下を選択すると、契約データをグラフ形式で表示できます。
- 契約マージン: 予算マージンおよび原価予測のデータをグラフ形式で表示できます。
- 金額: 契約額、資金額、および請求額のデータをグラフ形式で表示できます。
- フィルタ
-
- フィルタ
-
このチェックボックスがオンの場合、フィールドが有効になります。
- 契約マネージャ
-
契約マネージャの従業員コード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 販売オフィス
-
販売先取引先の販売オフィスのコード
- 合計
-
- 通貨
-
契約の合計金額を表すために使用される通貨
- 契約額
-
契約の合計契約額
- 予算額
-
契約の合計予算額
- 累計実際原価額
-
契約で発生する合計実際原価
- 完了見積原価
-
契約の見積合計原価
- 累計請求額
-
契約で期日までに請求される合計金額
- マージン
-
- 通貨
-
契約のマージン金額を表すために使用される通貨
- オリジナルマージン
-
正味販売価格が目標価格と異なることが許される実際金額
- マージン予測
-
正味販売価格が目標価格と異なることが許される予測金額
- 販売
-
- 契約ライン
-
このチェックボックスがオンの場合、契約ラインデータが契約で利用可能となります。
- 成果物
-
このチェックボックスがオンの場合、成果物が契約で作成されています。
- 銀行保証
-
このチェックボックスがオンの場合、銀行保証データが契約で利用可能となります。
- 価格設定
-
- 労務単価
-
このチェックボックスがオンの場合、労務単価が契約で定義されます。
- 雑費
-
このチェックボックスがオンの場合、雑費が契約で定義されます。
- 請求
-
- 前払金
-
このチェックボックスがオンの場合、前払金が契約で要求されています。
- 分割払
-
このチェックボックスがオンの場合、分割払が契約で作成されています。
- 原価取引
-
このチェックボックスがオンの場合、原価加算取引ラインが契約で作成されています。
- 請求書
-
このチェックボックスがオンの場合、請求書データが契約で利用可能となります。
- 留保
-
このチェックボックスがオンの場合、留保の割合が契約で定義されます。
- 実行
-
- プロジェクト
-
このチェックボックスがオンの場合、契約が 「契約」 にリンクされます。
- 出荷
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷データが契約で利用可能となります。
- 出荷受入
-
このチェックボックスがオンの場合、出荷受入データが契約で利用可能となります。
- 結果
-
- 原価
-
このチェックボックスがオンの場合、原価履歴データが契約で利用可能となります。
- 収益
-
このチェックボックスがオンの場合、収益履歴データが契約で利用可能となります。
- その他
-
- 履歴
-
このチェックボックスがオンの場合、履歴データが契約で利用可能となります。
- 契約
-
「契約」を一意に識別するコード
- 記述
-
コードの記述または名称
- 販売先取引先名
-
コードの記述または名称
- 契約タイプ
-
- 固定価格
-
固定価格で履行される契約
- 原価補償
-
発生した原価を販売先取引先に定期的に請求するような契約
- 時間と材料
-
材料費や労務費が販売単価で請求される契約
- 販売オフィス
-
販売先取引先の販売オフィス
- 契約マネージャ
-
契約マネージャである従業員
- ワークフロー状況
-
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。
権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。
- チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
- このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。
指定可能な値
- [ドラフト]
-
The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [保留]
-
Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.
- [取消要求済]
-
The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].
- [ドラフト (改訂)]
-
The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [拒否済]
-
The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.
- [承認受信済]
-
The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.
- [承認済]
-
The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.
- [該当なし]
-
The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.
- 該当なし
-
The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.
- 未開始
-
The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.
To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].
- 承認済
-
The modified object is checked in after approval from ION Workflow.
オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。
注:LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。
- プロジェクト
-
コードの記述または名称
- 状況
-
- フリー
- 保留
- 有効
- クローズ
- 取消
注:- 契約ラインを [有効] に設定する前に、契約を [有効] にする必要があります。
- 契約ヘッダが [取消] である場合、すべてのレベルが [取消] になります。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、テキストが表示されます。
- 検索キー
-
検索時に役立つ、記述の代替フォーム。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。
- フェーズ
-
契約実行時におけるさまざまな段階 (入札、出力済、顧客へ送信済など) を表します。
- 保留理由
-
契約を保留状態にした理由
- ワークフロー状況
-
ION Workflow の使用時にビジネスオブジェクトが権限承認を必要とする場合に適用する状況。
権限を必要とする変更を実行すると、そのビジネスオブジェクトにチェックアウトバージョンが自動的に作成されます。送信した変更は、承認/チェックイン後にのみ有効になります。変更を取り消すことや、変更の送信を取り消すこともできます。
- チェックアウトオブジェクトとチェックインオブジェクトは、[チェックアウトオブジェクト (ttocm9599m000)] セッションで表示されます。
- このセッションの関連メニューから、ワークフローを選択し、ビジネスオブジェクトに必要なアクションを実行します。
指定可能な値
- [ドラフト]
-
The object is checked out. It can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [保留]
-
Any changes made to the object are submitted. The object is pending for approval. The data of the object cannot be modified.
- [取消要求済]
-
The object was already submitted, but is recalled by the user. Approval will not take place anymore. If the recall is accepted, the object status becomes [ドラフト (改訂)]. If the Recall is rejected, the object status becomes [保留].
- [ドラフト (改訂)]
-
The object was recalled after it was submitted and the recall is accepted. The object can be changed and saved multiple times until the user submits the changes.
- [拒否済]
-
The submitted changes to the object are rejected. The user can make changes to the object and submit these changes again, or discard all changes.
- [承認受信済]
-
The submitted changes to the object are approved. The object will automatically be checked in. If the check-in fails, the status remains [承認受信済]. An administrator must decide what to do with the object.
- [承認済]
-
The submitted changes to the object are approved and the object is checked in.
- [該当なし]
-
The object is checked in. Instead of an [Object status], an [Approval status] is applicable.
- 該当なし
-
The object already existed before activating ION Workflow document authorization; no changes are made to the object since then.
- 未開始
-
The modified object is manually checked in, but no approval is received from ION Workflow.
To manually check in an object, the [Object status] must be [承認受信済].
- 承認済
-
The modified object is checked in after approval from ION Workflow.
オブジェクトのチェックインやチェックアウトに関係なく、[ワークフロー情報フィールド (ttocm0106m000)] セッション ([オブジェクトタイプ (ttocm0102m000)] セッション内のタブとして表示される) のオブジェクトタイプに記述が指定されている場合、このフィールドには適切な[記述]フィールドの値が常に表示されます。
注:LN でビジネスオブジェクト用に ION Workflow を設定して使用する手順の詳細については、Infor Xtreme の Infor LN Integration Guide for Infor ION Workflows and Monitors を参照してください。
- 販売先住所
-
契約の販売先取引先の住所
- 請求先取引先
-
契約の請求先取引先
- 請求先住所
-
請求先取引先の住所
- 請求先窓口
-
契約の請求先取引先の窓口
- 回収先取引先
-
支払側の取引先。通常、これは顧客の買掛金管理部署になります。この定義には、デフォルト通貨と為替レート、顧客の銀行関係、取引先に送付する督促状のタイプおよび督促状の送付回数が含まれます。
- 回収先住所
-
回収先取引先の住所
- 回収先窓口
-
回収先取引先の窓口
- 第 1 参照
-
請求書に出力する参照テキスト (担当者の氏名、顧客の参照番号など)
- 第 2 参照
-
請求書に出力する参照テキスト (担当者の氏名、顧客の参照番号など)
- 契約の実行
-
契約タイプは、自社がプロジェクトを主要契約者と外注先のどちらとして実施するかを示します。
指定可能な値
- 主契約
-
契約は主契約として実行されます。
- 外注
-
契約は外注として実行されます。
- 契約発注日
-
契約が発注された日付
- 発効日
-
契約の有効期限が開始される日付
- 有効期限
-
契約の有効期限が終了する日付
- 前払金
-
前払要求を契約または契約ラインに適用するかどうかを決定するために使用される方法
指定可能な値
- なし
-
前払は許可されていません。
- 契約ライン別
-
前払は契約ラインについて計算されます。
- 前払清算 (%)
-
契約ラインで、請求書を前払で決済する場合に計算される清算割合
注意
- このフィールドは、[前払金] フィールドが [契約ライン別] に設定されている場合にのみ有効になります。
- 前払要求を決済する場合、清算割合に請求額を乗じた金額のみが使用されます。
- 清算割合が指定されていないならば、前払を決済する場合に完全な請求額が使用されます。
例: 2000 ユーロの前払要求に関して、契約ラインで清算割合が 75% と定義されているとします。この場合、1000 ユーロの納入基準請求書を顧客に送付すると、750 ユーロが前払決済で支払われるため、顧客に請求される金額は残りの 250 ユーロになります。割合が指定されない場合、可能な最大の金額が決済されます。
- 分割払タイプ
-
プロジェクトの分割払タイプ
指定可能な値
- ポイント
-
分割払は複数のポイントへと分割されます。
- 適用なし
-
分割払は適用されません。
- 割合
-
分割払は割合額で分割されます。
- 固定額
-
分割払は固定額へと分割されます。
- 分割払スケジュール
-
契約の分割払スケジュール
注:契約の分割払スケジュールは、[分割払タイプ] フィールドが [割合] に設定されている場合にのみ定義できます。
- ポイント数
-
契約の分割払に分配できる合計ポイント数
例
顧客別契約金額 EUR 600,000 ポイント数 300 分割払 1 100 ポイント EUR 200,000 分割払 2 75 ポイント EUR 150,000 分割払 3 75 ポイント EUR 150,000 分割払 4 50 ポイント EUR 100,000 - - EUR 600,000 注意: このフィールドは、[分割払タイプ] フィールドが [ポイント] に設定されている場合のみ有効になります。
- 請求書のプロジェクトテキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクト関連のテキストが請求書に出力されます。
- 留保金
-
「留保」を契約に適用する方法を決定するために使用される方法です。
指定可能な値
- すべての請求
-
すべての請求に留保が適用されます。
- 進捗基準
-
保留は、契約にリンクされているプロジェクトの進捗に基づいて適用されます。
- 留保金なし
-
保留は契約に対して適用されません。
- 留保金の割合
-
割合で表した「留保」額。留保の割合は、[留保金] フィールドが [すべての請求] または [進捗基準] に設定されている場合にのみ定義できます。
- 進捗しきい値
-
契約の進捗しきい値割合。このしきい値割合は、[留保金] フィールドが [すべての請求] または [進捗基準] に設定されている場合にのみ定義できます。
- 請求タイプ
-
所定の契約タイプについて請求を計算する方法。販売先取引先への請求書の発行日を決定します。
指定可能な値
- 原価加算
-
金額は、原価対象レベルで入力された会計金額に利益を加えた額に基づいています。このタイプは契約タイプが原価加算の場合にのみ使用できます。
- 単位レート
-
金額は、単位あたりの会計金額に基づいています。単位レート請求は、[固定価格]と[時間と材料]の両方の契約タイプに使用できます。
- 適用なし
-
請求は適用されません。
- 分割払
-
請求金額は価格を分割した金額になります。このタイプは契約タイプが[固定価格]の場合にのみ使用できます。
- 進捗請求
-
請求金額は、要素または活動の進捗に基づいています。
- 納入基準
-
請求は、契約出荷にリンクされている「契約成果物」の販売額に基づいています。
- 請求書送付方法
-
契約の請求書送付方法
- 請求方法
-
契約の請求方法
- 請求承認済
-
契約で請求が承認された金額
- 延滞金利
-
契約の延滞金利
- プログラム
-
契約にリンクされている「プログラム」
- プログラムマネージャ
-
契約のプログラムマネージャである従業員
- 内部販売担当
-
従業員 - 一般 (tccom0101m000) セッションで定義される内部販売担当者。この販売担当者は、[請求への取引の転送 (tppin4200m000)] セッションで請求書の照会先として使用されます。
- 外部販売担当
-
契約の外部販売担当となる従業員。これは従業員 - 一般 (tccom0101m000) セッションで定義します。
- 販売タイプ
-
契約の販売タイプ
- 出来高払
-
このチェックボックスがオンの場合、契約について出来高払要求データを定義することができます。
注:出来高払を作成できる対象は、請求タイプが [分割払] または [納入基準] に設定された [固定価格] タイプの契約のみです。
- 出来高払 %
-
請求の際に考慮される、契約に対する原価の割合。一般的に使用される出来高払の割合は 75-80% です。
- 出来高清算 %
-
出来高払請求書の決済金額を計算する際に使用する割合
- 出来高払請求方法
-
出来高払要求の請求方法
- 請求可能原価レポート
-
このチェックボックスがオンの場合、 請求によって、請求方法の集計に基づいた請求書の付属物として、請求可能な原価ラインと関連原価が出力されます。
注:請求可能な原価ラインは、[請求方法] の集計に基づく請求書の付属物として請求に出力されます。
- 請求書割引
-
契約の請求額に関する割引として計算される割合
- レート換算基準
-
為替レートを決定する場合に使用されるデータ
指定可能な値
- 伝票日付
-
その伝票が作成された日時において有効なレートが、自動的に使用されます。[伝票日付]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートはマニュアルで変更できます。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- マニュアル入力
-
このレートはマニュアルで入力できます。デフォルトでは、伝票が作成された日時に有効なレートを使用します。[マニュアル入力]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
- 納期
-
商品がまだ納入されていない場合、オーダ日に有効なレートが使用されます。ただし、このオーダ日が過去の日付の場合は、現在の日付に有効なレートが使用されます。
商品が納入されている場合は、実際納期に有効なレートを使用します。
[納期]レート換算基準は、販売オーダ、サービスオーダ、および販売請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 入庫日
-
その商品の入庫が予定されている日時において有効なレートが使用されます。[入庫日]レート換算基準は、購買オーダおよび購買請求書にのみ適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
- 予定入出金日
-
その販売請求書または購買請求書の予定支払日時において有効なレートが自動的に使用されます。
予定入出金日 = 予定納期 ÷ 入庫日 + 支払期間
支払期間は、[支払条件 (tcmcs0113s000)] セッションで指定されます。[予定入出金日]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。このレートをマニュアルで変更することはできません。
レートは、請求書が転記された時点で、請求によって更新されます。
- 固定
-
このレート換算基準は、依存通貨システムまたは単一通貨システムでのみ使用できます。[固定]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と参照通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。マニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ハード
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨とレポート通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカル
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカル]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と現地通貨間のレートをマニュアルで入力した場合は、レートが固定されます。その他のレートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
現地通貨レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 固定ローカルとハード
-
このレート換算基準は、独立通貨システムでのみ使用できます。[固定ローカルとハード]レート換算基準は、すべてのタイプの取引に適用されます。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力した場合、そのレートは固定レートとなります。現地通貨レートは、実際の伝票の伝票日付に基づいています。
取引通貨と自国通貨間の換算レートをマニュアルで入力しなかった場合、レートは固定レートにはなりません。したがって、伝票が作成された日時において有効なレートが自動的に適用されます。
- 単位原価
-
契約の「為替レートタイプ」
- レート係数
-
契約のレート係数
- 銀行口座
-
銀行口座番号。
銀行口座は、取引先と、銀行口座コードにより示される銀行とを組み合わせた番号により識別されます。これは銀行口座コードに基づいて表示されます。
- 国際銀行番号
-
契約の国際銀行番号
- 受入地点
-
受入地点
指定可能な値
- 販売元受入
-
商品は、出荷時に契約者のロケーションで受入または拒否されます。
- 販売先受入
-
商品は、入庫時に顧客のロケーションで受入または拒否されます。
- 販売元および販売先受入
-
商品は、契約者と顧客のロケーションで受け入れられる必要があります。
- 適用なし
-
商品の受入は不要です。
- 作成日
-
契約が作成された日付