CPQ コンフィギュレータの設定

CPQ コンフィギュレータは、LN に統合される対話式コンフィギュレータです。製造処理を実施するために必要な構成情報は、LN に保存されます。

CPQ コンフィギュレータを設定するには、次のステップを実行します。

  1. 導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)

    対話式コンフィギュレータの機能を有効化するには、コンフィギュレータ統合 (CPQ) チェックボックスをオンにします。
  2. CPQ コンフィギュレータプロファイル (tipcf0120m000)

    CPQ コンフィギュレータに使用するプロファイルを指定します。プロファイルでは、言語とコンフィギュレータのモデルの表示が定義されます。
  3. CPQ コンフィギュレータユーザプロファイル (tipcf0125m000)

    • ユーザプロファイルの一部としてデフォルトのユーザプロファイルを指定します。ユーザプロファイルはCPQ コンフィギュレータ設定 (tipcf0111m000) セッションで定義されたプロファイルを無効化します。
    • 販売オーダの構成を開始する前に、ユーザの確認がチェックされます。CPQ コンフィギュレータの開始時に、デフォルトで、ユーザプロファイルで定義されたプロファイルまたは品目の設定が実行されます。権限のあるユーザは、[CPQ コンフィギュレータプロファイル (tipcf0120m000)] セッションで定義されたプロファイルのリストから異なるプロファイルを選択することで、デフォルトのプロファイルを無効化することができます。CPQ コンフィギュレータを開始するには、デフォルトのプロファイルまたはマニュアルで変更されたプロファイルのいずれかを使用します。
  4. CPQ コンフィギュレータ設定 (tipcf0111m000)

    会社、品目グループ、または品目の CPQ コンフィギュレータ設定を有効化するには、CPQ コンフィギュレータで構成チェックボックスをオンにします。通貨アプリケーション URL およびプロファイルなどの固有の設定を設定できます。LN で定義された設定が CPQ コンフィギュレータの設定と同期していることは非常に重要です。

CPQ コンフィギュレータ統合を使用して品目を構成するには、次のステップを実行します。

  1. 販売オーダライン (tdsls4101m000)

    販売オーダラインを作成し、構成可能品目を選択して製品の構成を確認します。CPQ コンフィギュレータが新しい Web ユーザインタフェースのページで開始され、このコンフィギュレータでモデル用に定義されたオプションが表示されます。

    販売パッケージの販売オーダライン以外では、下記のセッションで製品バリアントを構成することができます。

    • 販売見積ライン (tdsls1501m000)
    • 製品バリアント (tipcf5501m000)
    • 製品バリアント (tipcf5600m000)
    • 要素予算 (材料) (tpptc1510m000)
    • 活動予算 (材料) (tpptc2110m000)
    • 見積ライン (tpest2100m000)
    • 計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)
  2. CPQ コンフィギュレータ Web UI

    構成中および構成後に、製品特徴、オプション、オプションのイメージ、および CPQ コンフィギュレータで定義されたモデルの最終イメージを表示できます。

    • 最終製品を構成するために必要なオプションを選択できます。構成を完了すると、品目の最終価格が計算されます。
    • データを保存し、コンフィギュレータを閉じると、製品バリアントが作成されます。

      選択した特徴とオプションが LN で使用不可の場合、構成の完了後にそれらが作成されます。

      [注意]: 選択したオプションと特徴は LN で作成されます。CPQ コンフィギュレータで作成されたが、モデル化された品目で選択されていないオプションは統合されません。

  3. 製品バリアント (tipcf5501m000)

    CPQ 状況フィールドの製品バリアントの状況を見直します。CPQ コンフィギュレータバリアントフィールドを見直しするには、CPQ コンフィギュレータを使用して作成されたバリアントのチェックボックスがオンになっている必要があります。
注: 

販売価格および数量は CPQ コンフィギュレータにより計算されます。

CPQ コンフィギュレータで作成された製品バリアント、製品バリアントの特徴、オプション、オプションセット (製品構成レベル) は、LN に保管されます。製品バリアントは、構成、再構成、修正または削除できます。製品バリアントの作成後、必要に応じて標準の販売および製造処理を継続できます。