ワークセンタダッシュボードのチェック
会社では、工程計画者が 1 つまたは複数のワークセンタでの製品製造計画に責任を負うことがよくあります。したがって、工程計画者は複数のワークセンタ関連のタスクを実行しなくてはなりません。これらのタスクを実行するには、工程計画者がワークセンタおよび製造計画関連のデータに規則的な方法でアクセスできることが必要です。このデータは [ワークセンタ 360 (timfc1501m000)] セッションで提供されます。
[ワークセンタ 360 (timfc1501m000)] セッションの使用方法
[ワークセンタ 360 (timfc1501m000)] セッションのワークセンタリストでワークセンタを選択すると、[ワークセンタ詳細] のヘッダにそのワークセンタの情報が表示されます。
[文書] の下のチェックマークは、そのワークセンタについてデータが使用可能かどうか示します。リンクをクリックするとセッションが開始され、ワークセンタ関連データの表示、メンテナンス、処理または作成ができます。
次のリンクをクリックできます。
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週別ワークセンタ利用率 (tisfc1501m000) セッションが開始され、特定のワークセンタの詳細計画や能力使用率を表示できます。特定の週のジョブショップオーダスケジュールが表示されます。作業、作業状況、機械時間、人時間などの詳細情報を表示できます。このデータは計画者にとって非常に重要です。ワークセンタの進捗を確認し、この詳細情報に基づいてアクションを起こすことができます。 -
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日別ワークセンタ利用率 (tisfc1506m000) セッションが開始され、特定のワークセンタの詳細計画や能力使用率を表示できます。特定の週のジョブショップオーダスケジュールが表示されます。作業、作業状況、機械時間、人時間などの詳細情報を表示できます。このデータは計画者にとって非常に重要です。ワークセンタの進捗を確認し、この詳細情報に基づいてアクションを起こすことができます。 -
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クリックすると、計画されている機械およびワークセンタの使用量についての計算が更新されます。 -
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クリックすると、ワークセンタ投入/産出管理 (tisfc3510m000) セッションが開始されます。投入/産出管理を使用して、ワークセンタの作業効率を判断できます。投入/産出の数字は時間数で表されます。実際の投入数量が計画投入数量より少ない場合は、ワークセンタや機械での作業が不十分であり、生産性が低くなります。実際の産出高が計画産出高より少なければ、ワークセンタまたは機械に問題があることを示します。投入数量と産出高の差異のことをキューといいます。ワークセンタにおいて製造フローを確実に継続するため、計画者はワークセンタで待機する作業を最小限にしようとします。これを推奨キューといいます。これらの情報に基づいて、工程計画者は修正措置を取ることができます。 -
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投入および産出管理の数字は、分析を行う前に生成する必要があります。クリックすると処理が実行されます。ワークセンタ投入/産出管理 (tisfc3510m000) セッションから投入/産出データを直接生成することもできます。 -
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使用されなくなった特定ワークセンタの投入/産出データは削除する必要があります。クリックすると処理が実行されます。ワークセンタ投入/産出管理 (tisfc3510m000) セッションから投入/産出データを直接削除することもできます。 -
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クリックすると、資源オーダ計画 (cprrp0530m000) セッションが開始されます。資源計画は、特定ワークセンタの中長期的な計画稼働率を表示します。資源計画は (まだ転送済でない) 計画オーダおよびすでに転送済のオーダを計算に入れます。このデータは、工程計画者にとって重要です。なぜなら、このデータに基づいて、ジョブショップオーダの作成前でも早期にアクションを起こすことができるからです。 -
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クリックすると、工具要求 (titrp0515m000) セッションが開始されます。要求のリストがワークセンタ別に表示されます。すべての要求について、LN は要求された工具が使用可能かどうかを表示します。これは計画者にとって重要な情報です。十分な能力が使用可能であっても、工具が使用できなければ作業は実行できません。 -
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工具の要求/返却 (titrp0215m000) セッションが開始され、ワークセンタの工具を実際に要求することができます。工具の使用後にワークセンタから倉庫または別のワークセンタに工具を返却する場合にもこのセッションを使用します。