クリティカル部品の組立オーダリストの生成

オーダのリストを生成するには、所要日と組立部品の範囲を指定しなければいけません。そのいずれかの日付でそのいずれかの部品を必要とするオーダがリストに取り込まれます。

オーダリストの生成では、以下の点が考慮されます。

  • 指定した範囲の所要日と組立部品の組合せに対してブロックオーダがあるかどうか。

    使用可能の場合、ブロックオーダがすべてリストされます。不足数量は、選択されるブロックオーダ数に対する制限としては使用されません。ブロックオーダが重要とされるのは、ブロックオーダが在庫チェックに含まれるためです。ブロックオーダの部品所要もチェックされるため、たとえこのオーダがブロックされている限りこれらの部品が使用されることがなくても、不足数量がブロック数量を上回っているかどうかを確かめることは非常に重要です。また、ブロックオーダは、何らかのアクションを必要とするオーダでもあります。このため、ブロックオーダを考慮に入れておくことが重要です。

  • 供給不足である組立部品の合計。必要に応じて、組立部品の合計不足数量に達するまで、非ブロックオーダがリストに追加されます。
  • [追加オーダの数] フィールドに指定した数。リストの追加オーダは、LN が推奨するオーダ以外のオーダをブロックする場合やオーダが (もっと早い日付) に再スケジュール可能であるかどうかをチェックする場合に役に立ちます。
  • [オーダ基準選択] フィールドに指定した選択基準。不足を解消するためにいくつかの (非ブロック) オーダがブロック可能である場合があります。その場合には、優先順位が低いオーダをブロックしてください。このため、正しいオーダを選択する一定の基準が必要になります。このような基準は、次の 2 つの見出しで分類されます。[計画オフライン日] および [組立オーダ状況]。詳細については、フィールドヘルプを参照してください。
  • [オーダリストを再生成] チェックボックスがオンであるかどうか。このセッションを実行すると、指定した範囲に入る、所要日と組立部品の各組合せに対してオーダのリストが作成されます。このチェックボックスをオンにすると、指定した範囲に入る既存のオーダが削除されます。既存のリストに新しいリストが置換されます。チェックボックスをオンにしていない場合には、既存のリストが更新されるだけです。つまり、新しいリストと既存のリストが比較されます。新しいリストが見つかった場合、このリストが保存されますが、既存のリストに新しいオーダが見つかった場合は、既存のリストに新しいオーダが追加されます。