組立オーダのクローズ

前提条件

次の条件が満たされている場合に限り、組立オーダをクローズできます。

  • 組立オーダの状況が [完了] になっている
  • 組立オーダとリンクしているすべての「ラインステーションオーダ」の状況が [クローズ] になっている。つまり、このラインステーションオーダは、すでにバックフラッシュされている必要があります。バックフラッシュの詳細については、バックフラッシュ所要 (tiasc7241m000) セッションを参照してください。

機能

組立オーダをクローズすると、特に指定されていない限り、次のような結果になります。

  • 供給ラインの組立オーダもクローズされます
  • [オーダ基準] 取引処理を使用した場合、現在のセッションは、指定された組立オーダのクラスタ化されたラインステーションオーダもクローズします。この結果、組立ラインのクローズ (tiasc7220m000) セッションのオンラインヘルプで示されている結果の計算および会計取引の作成が行われます。
  • クローズされる組立オーダがロールオフライン組立オーダの場合、ライン組立構成 (LAC) の製品バリアントの状況は 「完了」 に設定されます
  • クローズされた組立オーダの会計取引が作成されます。会計取引を完了できない場合は、エラーメッセージが生成されます。エラーメッセージを表示するには、[メッセージ] ボタンをクリックします
  • 品目付加費用が転記され、追加計算オフィスバリアントが計算および転記されます

会計取引

追加計算オフィスバリアントは次のように計算されます。

追加計算オフィスバリアント = 見積仕掛品 + 品目入庫付加費用 -
			 オプション基準標準原価

この計算では、オプション基準標準原価はライン組立構成 (LAC) から計算および取得されます。

追加計算オフィスバリアントが計算および転記されると、以下の会計取引が転記されます。

  • 取引発生元: ASC 製造
  • 会計国際取引: 追加計算オフィスバリアント
借方 追加計算オフィスバリアント
貸方 製造仕掛品
  • 取引発生元: ASC 製造
  • 会計国際取引: 品目付加費用 (入庫)
借方 製造仕掛品
貸方 配賦付加費用