ライン混成の再混成

バックログを解消したり、既存の混成を改良するために新しい混成を計算できます。たとえば、オーダのオフライン日を変更したことでこのオーダに付与された高い優先順位を考慮するために、既存の混成を再混成することができます。バックログオーダを、計画オフライン日が将来になるように再混成できます。

[バックログオーダを含む] チェックボックスがオンの場合、オフライン日が計画オフライン日よりも前の [進行中] でないオーダが、選択した日付の最初の日の初期オーダ混成に含まれます。その日の能力を超えた場合は、優先順位が低いオーダが次の日に移動されます。

優先順位は次の要因によって決まります。

  • 要求オフライン日
  • 組立オーダが販売オーダとリンクしているかどうか
  • 組立オーダ (tiasc2100s000) セッションの [優先順位] フィールドでマニュアルで定義された優先順位。
  • 原価金額

オーダを新しい日に移動したことで、その日の能力を超えることになった場合、優先順位が低いオーダが次の日に移動されます。前日にオーダを移動する場合は、優先順位が高いオーダが移動されます。すべてのオーダが処理されるまで、このプロセスが繰り返されます。

時間を遡って、つまり以前の日付にオーダを移動した場合、このオーダのオフライン日を [組立オーダ (tiasc2100s000)] セッションで定義されている参照日よりも前にすることができます。参照日により、オーダの内容がいつ有効になるかが決まります。オーダの内容を構成するのは、必要とされる資材および作業です。このため、オフライン日が参照日よりも前であると、まだ有効でないオーダ内容に基づいて製造が行われることになるため、問題が発生する可能性があります。

注: 

[組立ライン - ライン混成] ボタンをクリックすると、組立ライン - ライン混成 (tiasc2501m000) セッションを開始できます。セッションの目的:組立ライン」の「ライン混成」を表示します。

必要とされる機械がまだ稼動していないため、製品の特徴によっては、この時点ではまだ製造できないものがあります。再混成後オーダのオフライン日が参照日よりも前になりそうな場合、LN はこのような問題を警告するためにメッセージを表示します。