組立生産用の設計部品表

設計モジュール」用の設計部品表を作成できます。

設計モジュール」の設計部品表 (BOM) を作成するには、次の手順を実行します。

  1. 設計部品表コピーデータの生成(マルチレベル) (tiedm1230m000) セッションを開始します。タイプが 「設計モジュール」 の「設計品目」用に、設計部品表のコピーデータを生成します。
  2. 設計データの仕上げ (tiedm3240m000) セッションを開始します。前のステップで生成したデータのコピー処理を「ファイナライズ」します。

注: 

デフォルト供給ソースが [組立] に設定された [製造] または [製品] タイプの品目が設計データ管理モジュールで生成されます。これらの品目は「ファントム」部分組立品」とみなされます。そのため、組立管理または工程管理にコピーされず、品目 (tcibd0501m000) セッションで定義されていません。

平準化

コピー処理によって、設計部品表 (BOM) の構造が平準化されます。平準化とは、中間の「ファントム」部分組立品」がすべてスキップされることです。マルチレベル部品表の関係は、数量の乗算と発効日の組合せによって、シングルレベルの関係に圧縮されます。

平準化の例を次の図に示します。

次のマルチレベル部品表の関係は、シングルレベルの関係に圧縮されます。

  • モジュール A -> ファントム B -> 部品 T

    モジュール A -> 部品 T に結合されます。

  • モジュール A -> ファントム C -> ファントム F -> 部品 V

    モジュール A -> 部品 V に結合されます。

  • モジュール A -> ファントム C -> ファントム F -> 部品 W

    モジュール A -> 部品 W に結合されます。