段取クラスと段取状況を定義するには

段取最適化機能を使用することによって、標準品目の LN 製造オーダをスケジュールすることも、またカスタマイズ品目の段取時間を短縮することもできます。

手順

LN 標準品目に段取最適化機能を使用するには、次の手順を実行して「段取クラス」と「段取状況」を標準品目の工順作業にリンクする必要があります。

  1. 段取クラス (tcmcs0185m000) セッションで、段取クラスを定義します。
  2. 段取状況 (tcmcs0186m000) セッションで、段取状況を定義します。
  3. 工順作業 (tirou1102m000) セッションで作業 - 段取クラスおよび状況 (tirou1104m000) セッションを開始して、段取クラスおよび段取状況を特定の標準品目の作業にリンクします。
  4. 製造オーダの作成後は、作業別段取クラスおよび状況 (tisfc0133m000) セッションを使用して、特定の製造オーダの作業にリンクされている段取クラスおよび段取状況をチェックし、修正できます。

ジョブショップの生産スケジューラでは、このセッションの情報を使用して、特定の段取状況 (特徴) の作業に基づいて「オーダブロック」を生成したり、マニュアルで製造オーダをグループ化したりできます。このようにして、グループ内の製造オーダに作業を連続的に実行できます。結果として、作業に対する機械の段取時間を最小限に抑えることができます。

注: 

製品構成モジュールで定義される製品特徴を段取クラスと段取状況に変換する方法については、製品特徴の段取クラスと段取状況を定義するにはを参照してください。

オーダブロック計画機能に段取クラスと段取状況を定義する場合、各段取状況に計画順序を入力する必要があります。LN では、関連する計画順序に基づいて「オーダブロック」がソートされます。

段取状況の計画順序を定義するには、段取状況 (tcmcs0186m000) の [計画連番] フィールドに数値を入力します。