品質に必要なブロック理由の定義方法

品質では、「ブロック理由」を用いて、製造工程管理モジュールとやり取りします。

これらのブロック理由によって、品質では作業で実行される可能性のある特定のアクションをブロックできます。この目的のために、5 つのブロック理由を定義する必要があります。次の手順を実行すると、各ブロックコードに適切なタイプが指定されます。

  1. ブロック理由を定義します。

    [ブロック理由の出力 (tisfc2100m000)] セッションで、5 つのブロック理由を定義します。このセッションには次の特徴があります。

    ブロック理由 (1) (2) (3) (4) (5)
    オーダ管理での使用 Y Y Y Y Y
    完了数量をブロック Y Y N N N
    不合格数量をブロック Y Y N N N
    検査予定数量をブロック N N Y Y Y
    完了をブロック Y N N Y N

    Y (Yes) は、チェックボックスをオンにする必要のあることを意味します。

  2. 作業のブロックの定義

    これらのブロック理由を用いて、[品質管理パラメータ (qmptc0100m000)] セッションで作業のブロックを定義します。

    [作業のブロック] グループボックスで、最初の 3 つのブロック理由を入力します。

    • [有効な検査]: ブロック理由 (1)
    • [無効な検査]: ブロック理由 (2)
    • [処理された検査]: ブロック理由 (3)

    [作業完了のブロック] グループボックスで、最後の 2 つのブロック理由を入力します。

    • [有効な検査]: ブロック理由 (4)
    • [無効な検査]: ブロック理由 (5)