製造計画のシフト (tisfc1202m000)
セッションの目的: 製造計画をシフトします。製造計画を延期することによって遅延を作成すると、製造のバックログに対応する場合などにその遅延を使用できます。
- 選択
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製造オーダの選択方法を選択します。
指定可能な値
- [オーダ別]
- [グループ別]
- サイト
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自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- オーダ
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遅らせたい作業がある製造オーダの範囲を入力します。
- 計画者
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計画品目を計画する従業員のログオンコード
- 工程計画者
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製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人
- 工順グループ
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類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。
- 製品ライン
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同一メーカが製造した製品の製品グループは類似していますが、サイズ、外形、色などの細部では異なっています。ユーザ定義可能な品目グループデータは、主にレポートの品目選択基準として使用されます。
- 製品クラス
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同じ製品ライン内の複数の品目グループを識別するためにユーザが定義できる、品目グループデータ。製品分類は、主にレポートの選択基準として使用されます。
- 選択コード
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ユーザ定義可能な品目グループデータ。選択コードを使用して、色、直径、製品有効期限などで品目を選択することができます。
注:選択コードは情報としての用途にのみ使用されます。
- 製造オーダ%グループ
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シフトする製造オーダがあるジョブショップ管理オーダグループを入力します。
- 現在の日付
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システムの日付
- 方向
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製造計画の日付をシフトする方向を決定する計画方法
指定可能な値
- [前方]
- [後方]
- 計画をこの日までシフト
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製造計画のシフト先となる日付
どのようにして製造計画を正確にシフトするかは、製造オーダがすでに着手されているかどうかに依存します。
- 状況が[完了]である作業がない場合、[計画をこの日までシフト]フィールドの日付は、製造オーダの最初の作業の開始日と見なされます。[方向]フィールドの値によって、[計画をこの日までシフト]の日付以降に製造オーダの後方計画または前方計画が行われます。
- 状況が[完了]である作業が 1 つ以上ある場合、[計画をこの日までシフト]フィールドの日付は、状況が[有効]である最初の作業の 「開始日」 と見なされます。[方向]フィールドの値によって、[計画をこの日までシフト]の日付以降に製造オーダの後方計画または前方計画が行われます。
- [方向]フィールドで[後方]を選択すると、最初の作業が[計画をこの日までシフト]の日付よりも後に開始される製造オーダのみがシフトされます。
- [方向]フィールドで[前方]を選択すると、最初の作業が[計画をこの日までシフト]の日付よりも前に開始される製造オーダのみがシフトされます。
- シミュレーション
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このチェックボックスがオンの場合、再計画が可能な製造オーダと、オーダをシフトできない場合はその理由をリストしたレポートが生成されます。
- オーダ遅延時にメッセージを出す
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このチェックボックスがオンの場合、オーダが[完了]ではない上に最終終了日を過ぎていると通知が実行されます。