計画ボードのデータの選択 (tisfc1125m000)

セッションの目的: グラフィカル計画ボード (JSC ガントチャート) に表示する必要がある製造オーダを選択します。製造オーダの範囲を選択するだけですが、たとえば PCS プロジェクト別、製造開始日別、機械別、ワークセンタ別の製造オーダなど、いくつかの基準を使用して製造オーダを選択することもできます。

次の手順を実行します。

  1. グラフィカル計画ボードに表示するデータを選択します。
  2. [ガントチャートの表示] をクリックします。グラフィカル計画ボードが開始されます。

計画ボードで、製造オーダを表示する方法を選択できます。詳細については、次のトピックを参照してください: 計画ボード JSC (tisfc1126m000)

サイト

サイトの ID

注: 

マルチサイト機能が有効な場合にのみ表示されます。

製造オーダ

指定された納期で指定された数量の品目を製造するオーダ

プロジェクト (PCS)

特定の顧客オーダに対して実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、製造予定品目の生産を計画および調整するために開始されます。

標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。プロジェクトには次の項目も含めることができます。

  • カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
  • プロジェクト計画 (活動計画)
製造開始日時

製造オーダが開始される日

計画納期

製造オーダ品目が計画に従って完成する日

オーダ状況

製造オーダの処理段階を示す、製造オーダに割り当てられている状況。[作成済]、[出力済]、[発行済] などがあります。

ワークセンタ

同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。

機械

品目の製造を行うことができる機械オブジェクトを指します。

機械は作業費レートにリンクされます。作業費レートと労務単価は、製造オーダの実際原価計算の基礎情報として使用されます。

残作業開始日

残りの製造の開始が予定される日

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
残余製造時間がゼロの作業手順をスキップ

このチェックボックスがオンの場合、完了した作業は計画ボードに表示されません。

「完了」 状況の作業手順をスキップ

このチェックボックスがオンの場合、状況が[完了]の作業は計画ボードに表示されません。

読取専用

このチェックボックスがオンの場合、作業の計画データを変更するために、計画ボード内でマウスを使用して作業を移動させることはできません。ただし、計画ボード内で作業ブロックをダブルクリックすることはできるので、適切なセッションを開始して計画データを変更することができます。

グリッドサイズ

グラフィカル計画ボード内で作業を再計画する場合、作業をドラッグアンドドロップするステップサイズ (分単位) を定義できます。たとえば、[グリッドサイズ]フィールドが 30 分とした場合、30 分単位で作業を移動できます。このため、作業の開始時間は 12.30、13.00、13.30 のようになります。

注: 

1 分または 2 分であったグリッドサイズをたとえば 15 分または 30 分に増やすと、計画ボードの感度が低下します。ステップサイズを大きくすると、間違ってマウスで触れただけで作業が移動するといったことを防止できます。

活動記述

活動バーの記述は次のいずれかです。

指定可能な値

  • [オーダおよび作業]
  • [主品目]
  • [作業品目]