自動キュー時間圧縮 (tisfc1103s000)

セッションの目的: まだ完了されていない製造オーダのすべての作業から、均等に「キュー時間」を削減します。この方法で、製造オーダの修正納期または開始日に対応することができます。

キュー時間の圧縮は、前方計画方法についても後方計画方法についてもサポートされます。

[製造計画 (tisfc0110m000)] セッションで圧縮する製造オーダを選択した後、次のオプションを調整できます。

  • [ターゲット開始日] および [ターゲット終了日]
  • [キュー圧縮方法]
  • [ターゲット圧縮率 %]
  • [クリティカルワークセンタの作業を含む]
製造オーダ

指定された納期で指定された数量の品目を製造するオーダ

クラスタ化されたラインステーション状況

製造オーダ状況

品目

製造オーダによって製造される品目

記述

製造オーダによって製造される品目の記述

作業

完了としてレポートされていない製造オーダの最初の作業。 この作業の開始日は、[作業開始日]フィールドの日付です。

移動開始日

まだ完了としてレポートされていない最後の作業を完了できる最早日に、「キュー時間」を加えた日付

作業

完了としてレポートされていない製造オーダの最後の作業。 この作業の終了日は、[移動開始日]フィールドの日付です。

ターゲット終了日

圧縮プロセスを行った後で製造を完了する必要がある日付

注: 

[キュー圧縮方法]フィールドの選択によっては、ターゲットに間に合わない場合があります。

キュー圧縮方法

LN で、作業のキュー時間から均等にスラックタイムを削減するために使用される方法

注: 

作業が完了としてレポートされていないことが必要です。

ターゲット圧縮率 %

キュー時間」を削減する最大または実際の値

[最良適合]方法を選択した場合は

  • キュー時間を削減する最大の値

[ターゲット率]方法を選択した場合は

  • キュー時間を削減する実際の値
クリティカルワークセンタの作業を含む

このチェックボックスがオンの場合、このセッションを実行すると、ボトルネックワークセンタのキュー時間が圧縮されます。

注: 

[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで、ワークセンタをマスタ計画のクリティカル要因として定義できます。

計画方法

このセッションを使用してキュー時間からスラックを削減する場合は、このフィールドの方法を使用してオーダ日が再計画されます。

指定可能な値

前方

製造オーダに適用する場合、製造オーダの計画は固定の開始日を基準にして行われます。納期はそのオーダの実行時間に基づいて計算されます。

プロジェクトに適用する場合、そのプロジェクトのネットワーク計画は固定の開始日を基準にして実行されます。その計画を[ネットワーク計画の生成 (tppss2240m000)] セッション内で開始すると、プロジェクトの納期が[前方]計画方法を使用して算定されます。

後方

製造オーダに適用する場合、製造オーダの計画は固定の納期を基準にして行われます。開始日はそのオーダの実行時間に基づいて計算されます。

プロジェクトに適用する場合、そのプロジェクトのネットワーク計画は固定の納期を基準にして実行されます。その計画を[ネットワーク計画の生成 (tppss2240m000)] セッションで開始すると、プロジェクトの開始日が[後方]計画方法を使用して算定されます。

品目安全時間

リードタイムの変動から商品の納入を保護するために通常のリードタイムに追加できる時間。これによって、オーダの実際の必要日より前にオーダが完了できるようにします。

製造開始日時

製造オーダの作業を開始する予定の日付

追加リードタイム

計画オーダを完全に終了するために必要な追加活動のために確保された時間

企業計画では、追加リードタイムは安全時間と同様に取り扱われます。オーダは、追加リードタイムより早く納入される必要があります。

追加リードタイムは、日単位または時間単位で表されます。

要求された納入

顧客が製造オーダの納入を要求している日付

[時間]

製造オーダの合計「キュー時間」

計画納期

製造オーダの[計画納期]。キュー時間を圧縮した後 ([最良適合]方法および[前方]計画を使用する場合)、この日付が変更されます。

[時間]

計画済のキュー時間を含め、製造オーダを完了するために必要な見積時間数

確認済納期

製造オーダの[確認済納期]。キュー時間を圧縮した後 ([最良適合]方法および[前方]計画を使用する場合)、この日付が変更されます。

実行%の残りの段取

製造オーダの合計段取時間が、オーダの合計「実行時間」に対する割合で示されます。

入庫リードタイム

品目の到着から倉庫に実際に保管される時間の間隔

出庫リードタイム

倉庫から品目が取得され、その品目に割り当てられた運送業者が出発するまでの時間間隔

入庫リードタイム

物理量としての時間を指定するために使用される単位

出庫リードタイム

物理量としての時間を指定するために使用される単位

時間単位のキュー時間を含む

製造オーダのキュー時間は、日数および時間数で表すことができます。

このチェックボックスがオンの場合、時間で表されたキュー時間のみが、キュー時間の圧縮に含まれます。

日単位のキュー時間を含む

製造オーダのキュー時間は、日数および時間数で表すことができます。

このチェックボックスがオンの場合、日数で表されたキュー時間のみが、キュー時間の圧縮に含まれます。

時間単位のキュー時間を含む

時間数で表された製造オーダの合計キュー時間

日単位のキュー時間を含む

日数で表された製造オーダの合計キュー時間