製造オーダ別在庫 (tisfc0516m000)

セッションの目的: 製造オーダに必要な資材の在庫を確認します。

製造オーダ

資材を使用する「製造オーダ」

オーダ状況

製造オーダのオーダ状況

指定可能な値

作成済

製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。

修正

製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。

注: 

必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。

スケジュール済

製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。

出力済

製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。

注: 

製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。

発行済

製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。

  • 計画データの調整
  • 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。

製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。

有効

製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。

製造完了

オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。

完了

オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。

  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000)

    セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。
  • 作業の完了レポート (tisfc0130m000)

    セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。
  • オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)

    セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。
  • 生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)

    これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
クローズ

製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。

アーカイブ済

製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ

プロジェクト (PCS)

製造オーダの対象になっている「プロジェクト」。このフィールドが空の場合、製造オーダの製品は見込品目です。

プロジェクト状況

プロジェクト」に割り当てられている状況

品目

製造オーダで製造される品目

改訂

品目の「改訂」

製造開始日時

製造の開始が予定されている日付と時間

計画納期

オーダを納入する予定の日時

位置

位置番号は、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションの見積資材を示しています。

品目

製造で資材として使用される品目

出庫をブロック

このチェックボックスがオンの場合、 品目シグナルによってこの資材の出庫がブロックされます。

倉庫

資材を出庫できる倉庫

注: 

工程倉庫」を使用する場合、品目はまずこの倉庫から工程倉庫に転送されてから出庫されます。

入手可能ロット情報

このチェックボックスがオンの場合、品目はロット管理されており、適切なメニューメニューからさらに情報を得ることができます。

ロットコード

品目がロット管理されている場合、このフィールドにロット番号が表示されます。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

所要数量

出庫される予定の資材の数量

このフィールドは、[製造オーダの出庫資材 (ticst0101m100)] セッションの[出庫]フィールドと[次の納入]フィールドの合計です。

引当日

製造オーダに資材が引き当てられる日時は、計画在庫処理に含まれます。

計画クラスタ

予測、在庫計画、販売などの業務プロセスをサポートするために使用されるオブジェクトです。計画クラスタは、これらの計画プロセスが実行される 1 つまたは複数の業務の拠点を表します。倉庫、「ワークセンタ」販売オフィス、または購買オフィスなどのさまざまなエンティティは、エンティティのグループごとに計画が実行されるように、計画クラスタでグループ化されています。

マルチサイトが有効化され、企業計画が導入されている場合、計画クラスタには、1 つまたは複数のサイトが含まれている必要があります。このサイトには、計画プロセスが実行されるエンティティが含まれます。

予想在庫倉庫 + 計画クラスタ

実際物理在庫と計画在庫処理の合計。これは、指定した倉庫の資材在庫の他に、クラスタ内の他の倉庫の資材在庫にも関係します。ブロックされた在庫も考慮されます。

予想在庫を使用して、品目の引当日に使用可能な在庫の数量を調べることができます。

注: 

予想在庫は予想手持在庫とも呼ばれます。

予想在庫倉庫

実際物理在庫と計画在庫処理の合計。指定した倉庫の資材在庫のみ関係します。ブロックされた在庫も考慮されます。クラスタ内の他の倉庫の資材在庫は無視されます。

予想在庫を使用して、品目の引当日に使用可能な在庫の数量を調べることができます。

注: 

予想在庫は予想手持在庫とも呼ばれます。

倉庫別出庫

現時点で出庫する必要がある数量

注: 

このフィールドは、製造および倉庫管理の両方によって修正されます。

製造倉庫オーダを有効化すると、このフィールドに出庫数量が加算されます。

倉庫管理は、出庫商品の出庫手順を完了すると、このフィールドから出庫数量を減算します。

手持在庫倉庫 + 計画クラスタ

指定された倉庫およびクラスタ内の他の倉庫にある、資材の手持在庫の合計。ブロックされた在庫も考慮されます。

手持倉庫

資材の手持在庫。資材の指定倉庫の在庫のみ関係します。ブロックされた在庫も考慮されます。クラスタ内の他の倉庫の資材在庫は無視されます。

仕様

このチェックボックスがオンの場合、資材ラインに仕様が存在します。適切なメニューメニューで[仕様]をクリックすると、仕様 (tcibd4120m000) セッションが開始されます。このセッションでは、適用可能な仕様を表示することができます。

取引先

この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示される販売先取引先に対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。

この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。

ビジネスオブジェクトタイプ

この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示されるオーダタイプに対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。

この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。

注: 

次のフィールドは常に組み合せて使用されます。組合せによって、関連するオーダまたはオーダラインが識別されます。

  • [ビジネスオブジェクトタイプ]
  • [ビジネスオブジェクト]
  • [ビジネスオブジェクト参照]

指定可能な値

サービス (マニュアル)

メンテナンス販売オーダ

メンテナンス販売オーダ

メンテナンス販売 (マニュアル)

メンテナンス作業オーダ

メンテナンスオーダ

メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
販売オーダ

販売オーダ

販売スケジュール

販売スケジュール

適用なし

販売 (マニュアル)

サービスオーダ

サービスオーダ

ビジネスオブジェクト

この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示されるオーダ (オーダライン) に対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。

この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。

注: 

次のフィールドは常に組み合せて使用されます。組合せによって、関連するオーダまたはオーダラインが識別されます。

  • [ビジネスオブジェクトタイプ]
  • [ビジネスオブジェクト]
  • [ビジネスオブジェクト参照]

参照

この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示される参照コードに対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。

この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。

このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。

  • [販売先取引先]フィールドが入力済の場合、[参照]フィールドは顧客定義による参照コードの記録に使用されます。
  • [販売先取引先]フィールドが未入力の場合、[参照]フィールドは内部参照の記録に使用されます。

参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後から返却される場合) でも、これらの部品を互いにリンクしておくことができます。