製造オーダ (tisfc0501m000)
セッションの目的: LN で使用される「製造オーダ」をメンテナンスまたは表示します。
製造オーダは、次のように複数のオーダ状況を経過します。
- [作成済]
- [出力済]
- [発行済]
オーダ状況は、どのアクションを製造オーダで実行できるかを決定します。詳細については、次のトピックを参照してください: 製造オーダ状況
ヘッダラインセッション
[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションでレコードをダブルクリックすると、[製造オーダ (tisfc0101m100)] ヘッダラインセッションが開始します。このセッションでは、製造オーダの資材関連および作業関連のいくつかのタスクを実行できます。計画方法、製造開始日、計画納期などの一般データおよび計画データが表示されるのみではなく、特定の製造オーダに関係するその他のデータも次のタブに表示されます。
-
製造オーダ内訳
製造オーダ内訳 (tisfc0105m000) セッションを参照します。 -
製造計画
製造計画 (tisfc0110m000) セッションを参照します。 -
見積資材
見積資材 (ticst0101m000) セッションを参照します。 -
在庫
製造オーダ別在庫 (tisfc0516m000) セッションを参照します。
パフォーマンスについて
このセッションの設定は、システムパフォーマンスとデータベースの増加に影響することがあります。詳細については、次のトピックを参照してください: 作業なしの製造オーダおよび工程管理でのアーカイブおよび削除
- サイト
-
サイトの ID
注:マルチサイト機能が有効な場合にのみ表示されます。
- 製造オーダ
-
データの記録対象とする「製造オーダ」
- 品目
-
「製造オーダ」によって製造される品目
- オーダ数量
-
「製造オーダ」によって生産される数量
- 計画納期
-
「製造オーダ」によって製造された品目を納入する計画の日付
- オーダ状況
-
「製造オーダ」のオーダ状況
指定可能な値
- 作成済
-
「製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。
- 修正
-
「製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。
注:必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。
- スケジュール済
-
製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。
- 出力済
-
製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。
注:製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。
- 発行済
-
製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。
- 計画データの調整
- 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。
製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。
- 有効
-
製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。
- 製造完了
-
オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。
- 完了
-
オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。
-
オーダの完了レポート (tisfc0520m000)
セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。 -
作業の完了レポート (tisfc0130m000)
セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。 -
オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)
セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。 -
生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)
これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
-
- クローズ
-
製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。
- アーカイブ済
-
製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ
- 倉庫
-
「製造オーダ」により生産された品目が保管されている倉庫
まだ納品していなければ、[製造オーダ (tisfc0101m100)] セッションの倉庫フィールドでこの倉庫を変更できます。
- 要求された納入
-
製造オーダについて顧客が要求している日付
- 計画方法が [前方] の場合、[要求された納入] の日付は、製造オーダが生成された時点の [計画納期] の日付と同じです。
- 計画方法が [後方] の場合、[要求された納入] の日付は計画の開始時点になります。
- 製造開始
-
オーダの製造開始が計画されている日時。[製造開始] フィールドは、製造オーダの作成時に入力されます。製造計画が変更されると、この日付は自動的に更新されます。
オーダの開始日は、次のモジュールで生成された計画オーダからコピーできます。
- 倉庫オーダ
- 在庫計画
- オーダ計画
前方計画: 計画方法フィールドの値が [前方] の場合は、製造開始日を使用して納期を計算できます。
後方計画: 計画方法フィールドの値が[後方]の場合は、品目の納期およびオーダリードタイムから製造開始日を決めることができます。製造開始日は次のように計算されます: 製造開始日 = 納期 - 品目のオーダリードタイム。この式は次の場合に使用されます。
- 製造オーダをマニュアル入力する
- [ ]ボタンをクリックして製造開始日を再計算する
- タイプが[製造]または[製品]の品目の製造オーダに工順がなく、製造オーダがジョブショップ管理モジュールに転送される
- 確定クローズ
-
このチェックボックスがオンの場合、 「製造オーダ」のすべての会計取引が製造オーダ取引の削除 (ticst3200m000) セッションによって削除されます。製造オーダの状況をリセットすることはできなくなります。
- 優先順位
-
オーダの優先順位は優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションでの出力順序を決定します。工具は優先順位が最も高いオーダに返却されます。最も高い優先順位は 1 で示され、最も低い優先順位は 999 で示されます。
- 計画者
-
「製造オーダ」の計画を担当する従業員
- 工程計画者
-
製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人
- 改訂
-
品目の「改訂」
指定可能な値
改訂を入力できるのは、品目が改訂管理されている「設計品目」で、[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションで [設計改訂を有効にする] チェックボックスがオンになっている場合のみです。
デフォルト
このフィールドのデフォルトは、現在の改訂です。
設計データ管理モジュールで品目に定義されている、有効な改訂を入力する必要があります。
注:資材の出庫を開始したら、このフィールドは変更できません。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、選択した製造オーダにはテキストがあります。
- 顧客支給資材を含む
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダに顧客支給資材が含まれています。
- 販売先取引先
-
オーダが販売オーダの場合、このフィールドには販売先の取引先が表示されます。
- 仕様
-
このチェックボックスがオンの場合、資材の仕様が存在します。適切なメニューメニューから [仕様 (tcibd4120m000) セッションが開始されます。このセッションでは、適用可能な仕様を表示できます。
] をクリックすると、 - 販売先取引先
-
この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示される販売先取引先に対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。
LN は、この特徴を使用して需要と一致する供給を検索します。
- ビジネスオブジェクトタイプ
-
この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示されるオーダタイプに対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。
この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。
注:次のフィールドは常に組み合せて使用されます。組合せによって、関連するオーダまたはオーダラインが識別されます。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
指定可能な値
- サービス (マニュアル)
- メンテナンス販売オーダ
-
メンテナンス販売オーダ
- メンテナンス販売 (マニュアル)
- メンテナンス作業オーダ
-
メンテナンスオーダ
- メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
- 販売オーダ
-
販売オーダ
- 販売スケジュール
-
販売スケジュール
- 適用なし
- 販売 (マニュアル)
- サービスオーダ
-
サービスオーダ
- ビジネスオブジェクト
-
この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示されるオーダ (オーダライン) に対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。
この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。
注:次のフィールドは常に組み合せて使用されます。組合せによって、関連するオーダまたはオーダラインが識別されます。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
- ビジネスオブジェクト参照
-
この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示されるオーダタイプに対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。
この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。
注:次のフィールドは常に組み合せて使用されます。組合せによって、関連するオーダまたはオーダラインが識別されます。
- [ビジネスオブジェクトタイプ]
- [ビジネスオブジェクト]
- [ビジネスオブジェクト参照]
指定可能な値
- サービス (マニュアル)
- メンテナンス販売オーダ
-
メンテナンス販売オーダ
- メンテナンス販売 (マニュアル)
- メンテナンス作業オーダ
-
メンテナンスオーダ
- メンテナンス作業オーダ (マニュアル)
- 販売オーダ
-
販売オーダ
- 販売スケジュール
-
販売スケジュール
- 適用なし
- 販売 (マニュアル)
- サービスオーダ
-
サービスオーダ
- 参照
-
この需要を満たす供給は、必ずこのフィールドに表示される参照コードに対して引当済または需要ペギング済でなければなりません。この特徴を使用して、需要に一致する供給が検出されます。
このフィールドは、次の 2 とおりの方法で使用できます。
- [販売先取引先] フィールドが入力済の場合、[参照] フィールドは顧客定義による参照コードの記録に使用されます。
- [販売先取引先] フィールドが未入力の場合、[参照] フィールドは内部参照の記録に使用されます。
参照コードを使用すると、一連の部品の工順が異なる場合 (たとえば、一部の部品が外注先に輸送されて後から返却される場合) でも、これらの部品を互いにリンクしておくことができます。
- 製造オーダ%グループ
-
製造オーダが属するオーダグループ
- バージョン
-
「製造オーダ」のバージョン ID
注:[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションでバージョン管理チェックボックスがオンになっている必要があります。
- プロジェクト (PCS)
-
製造オーダの対象になっている「プロジェクト」。
このフィールドが空の場合、製造オーダの製品は見込品目です。
- 工順
-
品目の製造に関する「工順」。工順が入力されていない場合、製造オーダに関して定義されている見積製造原価はありません。
デフォルト
デフォルト工順は、オーダ数量依存工順が使用されていなければ、[ジョブショップマスタデータパラメータ (tirou0100m000)] セッションの [デフォルト工順] フィールドを基準にします。
- 参照日
-
この日付は、作業ラインおよび部品表ラインの選択を決定します。この日付は、[要求された納入] フィールドに指定された日付と同じです。
- [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータが [有効] である場合、ジョブショップ部品表と工順は [要求された納入] フィールドデータに基づきます。
- [コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータが [無効] である場合、この日付によって作業ラインおよび部品表ラインの選択が決定されます。
- 計画方法
-
[計画方法] フィールドが [前方] の場合、納期は [製造開始] フィールドに基づいて将来に向かって計画されます。
[計画方法] フィールドが [後方] の場合、製造開始日は [計画納期] フィールドに基づいて過去に向かって計画されます。
このフィールドは次のオーダについてのみ変更できます。
- マニュアル入力したオーダ
- 倉庫管理パッケージから転送されたオーダ
- 確認済納期
-
ジョブショップ計画者などによって顧客向けに確認された製造納期。製造オーダが完了するまでは、マニュアルでこの日付を変更できます。
- 内訳タイプ
-
出庫される資材の内訳タイプを表示します。
指定可能な値
- 適用なし
-
オーダの内訳はありません。
- 有効化コード
-
オーダ内訳は有効化コードに基づきます。
- プロジェクトペグ
-
オーダ内訳はプロジェクトペグに基づきます。
- 単位およびペグ
-
オーダ内訳に有効化コードおよびプロジェクトペグが含まれます。
- ソフトペグ
-
非ペグ品目に原価分割が適用される場合、オーダ内訳はソフトペグされます。
- 単位およびソフトペグ
-
オーダ内訳に有効化コードおよびソフトペグが含まれます。この内訳は、非ペグ品目に原価分割を適用するためです。
- 作業あり
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダには少なくとも 1 つの作業があります。
- ブロック済作業
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの作業のうち少なくとも 1 つがブロックされています。
- 再作業オーダ
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダは再作業オーダです。
再作業オーダの発生元は、次のいずれかです。
- [マニュアル]
- [既存の仕様に対する隔離検査]
- [新しい仕様に対する隔離検査]
- [工具の保守]
- ラベルの出力
-
- ラベルの出力
-
このチェックボックスがオンの場合、該当する製造オーダのラベルを出力する必要があります。
注:[ラベルタイプ]、[手順] および [ラベルの出力方法] フィールドを編集するには、このチェックボックスをオンにします。
- ラベルタイプ
-
ラベルのタイプを指定します。
指定可能な値
-
[内部]
LN で利用可能な標準ラベルが生成されます。
-
[顧客]
標準情報、および需要オーダから取得される顧客情報を含んだラベルが出力されます。
-
- 手順
-
ラベルの処理に使用する手順を指定します。
指定可能な値
-
[スキャンして記帳]
このオプションがオンの場合、ラベルを出力する前に扱い単位を生成する必要があります。完了した製造数量は、扱い単位を介してのみレポートできます。 -
[入庫時]
このオプションがオンの場合、倉庫での商品の入庫確認時に扱い単位とラベルが順次生成されます。 -
[レポートオーダ]
このオプションがオンの場合、扱い単位の生成をマニュアルで処理するには、製品の倉庫入庫処理とラベル出力処理の入庫オーダラインにリンクします。
-
- ラベルの出力方法
-
ラベルの出力を処理するアプリケーションを指定します。
指定可能な値
[Infor LN]
- このオプションがオンの場合、LN がラベルの出力を処理します。
-
[外部アプリケーション]
このオプションがオンの場合、外部アプリケーションでラベルを出力できるように PackageLabelBOD の発行がトリガされます。
注:[手順] フィールドが [入庫時] に設定されている場合、このフィールドは無効です。
- ラベルレイアウト
-
ラベルの出力に使用されるレイアウト
このフィールドから ラベルレイアウト (whwmd5520m000) セッションにズームできます。
注:このフィールドを編集するには、[ラベルの出力方法] フィールドを [Infor LN] に設定する必要があります。[ラベルの出力方法] フィールドが [外部アプリケーション] に設定されている場合、このフィールドは空白のままになります。
- ラベルデバイス
-
このフィールドでは、ラベルの出力に使用するデバイスを指定します。
デバイスデータ (ttaad3500m000) セッションにズームできます。
注:-
このフィールドを編集するには、[ラベルの出力方法] フィールドを [Infor LN] に設定する必要があります。
-
[手順] フィールドが [入庫時] に設定されている場合、このフィールドは空白のままになります。
-
- 部数
-
出力するラベルのコピー数
注:- 整数値のみがレポートされます。
-
このフィールドを編集するには、[ラベルの出力方法] フィールドを [Infor LN] に設定する必要があります。
-
[手順] フィールドが [入庫時] に設定されている場合、このフィールドは空白のままになります。
- 顧客ラベルの出力
-
選択した製造オーダの扱い単位とラベルに関する生成と出力の状況
指定可能な値
-
[No]
選択した製造オーダの扱い単位とラベルは生成および出力されていません。 -
[一部]
選択した製造オーダの数量について、扱い単位とラベルが生成および出力されています。 -
[Yes]
選択した製造オーダのすべての数量について、扱い単位とラベルが生成および出力されています。
-
- 出力済数量
-
ラベルが出力される製品数量を表示します。
注:[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] でスキャンして記帳パラメータを選択した場合のみ使用できます。
- 工順グループ
-
/baanerp/ti/sfc/tisfc0408m000#rgrp.f
- 実際製造開始日
-
製造オーダの作業が開始された実際日付
- 実際納期
-
オーダが納入された日時
- 先行作業
-
このフィールドは、作業の再スケジュールが先行する作業の計画に与える影響を決定します。
デフォルト
このフィールドのデフォルトは、[デフォルト製造オーダデータ (tisfc0102m000)] セッションの [先行作業の移動方法] フィールドの値です。
- 後続作業の移動方法
-
このフィールドは、作業の再スケジュールが後続作業の計画に与える影響を決定します。このフィールドの値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] 詳細セッションの[後続作業]フィールドのデフォルト値です。
次の作業構造の作業 30 を移動すると、作業 40、50、60 は、後続作業フィールドの移動方法によって影響を受けます。
[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションや[製造計画のシフト (tisfc1202m000)] セッションを使用して製造計画をシフトする場合、作業の移動方法は考慮されません。移動方法は、[製造計画 (tisfc0110m000)] 詳細セッションで作業レベルをシフトする場合にのみ使用されます。
指定可能な値
- すべての作業を移動
-
全作業手順がシフトされています。
- 移動不可
-
作業手順がシフトされることはありません。
- 重複が 100% を越えている時
-
100% 以上の切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。
- 重複発生時
-
切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。
- 初期数量
-
製造オーダ発行時の有効化コードのオーダ数量
- 納入予定数量
-
在庫への納入を待機している、製造オーダの部分の累計値
LN の倉庫管理で納入済品目の入庫手順が終了すると、[納入予定数量] フィールドの値が [納入済] フィールドに追加され、[納入予定数量] フィールドの値がゼロに戻されます。
- 納入済数量
-
在庫に転記された完成品の数量
- 仕損
-
製造オーダによって製造され、廃棄された品目の数量。この数量は、いかなる目的でも再処理または使用することはできません。
- 隔離検査数量
-
隔離検査の対象となる数量
- 不合格理由
-
不合格の理由。理由タイプが [製造結果の却下] となっている理由を使用します。
不合格の理由を定義するには、理由 (tcmcs0105m000) セッションを使用します。
- 入庫検査必須
-
このチェックボックスがオンの場合、倉庫への完成した数量の入庫時に、品目の検査が必須です。
- 資材のバックフラッシュ
-
1 つ以上の資材の労働時間のレポートパラメータが [バックフラッシュ] に設定されている場合は、このインジケータが設定されます。
- バックフラッシュ予定数量
-
「バックフラッシュ」されることになっている数量
- バックフラッシュ済数量
-
すでに「バックフラッシュ」された数量
- 計算オフィス
-
「プロジェクト」または「製造オーダ」の企業単位を決定する際に使用され、管理機能も持つ、[原価計算] タイプの「ワークセンタ」
注:製造オーダにリンクされている場合は、該当するワークセンタに関して [ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションの計算オフィスとして使用チェックボックスをオンにする必要があります。
- 時間を段取と製造に分割
-
このチェックボックスがオンの場合、作業の見積の時間数と実際の時間数が分割されます。
作業の見積/実際の時間数は、段取時間とサイクル時間に分割されます。この結果、見積/実際の人時間および機械時間に対して、段取部分と製造部分ができます。これは、[見積/実際時間原価 (ticst0502m000)] セッションなどで表示できます。
注:時間がバックフラッシュされる場合、このチェックボックスをオンにすると、システムのパフォーマンスが低下する可能性があります。[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの [時間のバックフラッシュ] チェックボックスがオンの場合、時間がバックフラッシュされます。
- 仕掛品振替原価構成要素
-
ワークセンタ間の仕掛品振替が転記される原価構成要素
原価構成要素のタイプが [廃止] である必要があります。[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションのワークセンタ別会計取引チェックボックスがオフの場合、[仕掛品振替原価構成要素]フィールドは空のままにすることができます。
見積が凍結されるか、最初の仕掛品振替が実行されると、このフィールドは変更できなくなります。
- 見積の凍結時点
-
見積オーダ原価が凍結されるタイミング。見積オーダ原価が凍結されると、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションでデータを変更できなくなります。
注:- このフィールドは、[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションでバージョン管理チェックボックスがオフである場合にのみ適用されます。
- このフィールドの値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] 詳細セッションの[見積の凍結時点]フィールドのデフォルト値です。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 見積の凍結時点
指定可能な値
- オーダ作成中
-
見積オーダ原価は凍結されており、見積完成品単位原価は製造オーダが作成されると直ちに計算されます。
- オーダ発行中
-
見積オーダ原価は凍結されており、見積完成品単位原価は製造オーダが発行されると直ちに計算されます。
- 最初の仕掛品取引の前
-
見積オーダ原価は[見積完成品単位原価の計算 (ticst0210m000)] セッションによって凍結されています。この処理は最初の仕掛品会計取引前に完了する必要があります。
- 完了転記の実行時点
-
完了数量の会計取引が財務会計に転記される時点
詳細については、完了転記の実行時点を参照してください。
- 計算日
-
見積完成品単位原価の計算の基準となる日付
製造オーダ (tisfc0501m000) セッションの [計算日] フィールドの日付が計算の実行日とは限りません。見積完成品単位原価の計算 (ticst0210m000) セッションで、計算に関して現在の日付以外の日付を定義できます。
注:- この日付は、計算が正しく実行された場合にのみ入力されます。
- この日付は、資材の原価の発効日を決定するために見積/実際時間原価 (ticst0502m000) セッションで使用されます。
- クローズ
-
製造オーダがクローズされた日時
- ワークセンタ別会計取引
-
このチェックボックスがオンの場合、ワークセンタごとの製造結果を表示できます。デフォルトの設定は、[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの [ワークセンタ別会計取引] チェックボックスによって決まります。
- 見積原価を凍結
-
製造オーダに対する作業が開始されています。製造オーダの処理が実行されると、オーダ状況が [有効] になります。
見積完成品単位原価が凍結される時点は、[見積の凍結時点] フィールドによって決まります。
- 実際仕掛品取引実行済
-
このチェックボックスがオンの場合、 「仕掛品取引」が行われています。つまり、オーダ状況は [有効] になっています。
- 完成品入庫転記
-
このチェックボックスがオンの場合、完成品は実際原価で在庫に入庫され、定義済の実際評価方法に従って評価されます。
注:計画プロジェクトペグが、完成品の実際のプロジェクトペグと異なる場合、プロジェクトペグを含む JSC オーダで計算オフィス差異が発生することがあります。これらの差異は、価格や能率が原因ではありません。
このチェックボックスがオフの場合、 固定振替価格在庫評価方法が使用されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。
- 仕掛品振替に実際評価を使用
-
このチェックボックスがオンの場合、 [仕掛品振替出庫]、[仕掛品振替入庫]、および [完了] タイプの会計取引が実際原価と照合されて記録されます。
- 部分組立品入庫転記に実際評価を使用
-
このチェックボックスがオンの場合、部分組立品は実際原価で在庫に入庫され、定義済の実際評価方法にしたがって評価されます。
評価方法は倉庫管理で定義します。
次の実際評価方法があります。
- [移動平均単位原価 (MAUC)]
- [先入れ先出し (FIFO)]
- [後入れ先出し (LIFO)]
- [ロット価格 (ロット)]
- 親オーダ
-
親オーダの「製造オーダ」番号
注:このフィールドが指定されている場合、これは分割オーダから発生する子製造オーダです。
- オーダ分割の適用
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダが 1 つまたは複数の子オーダに分割されます。
- 出力された検査ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「検査ノート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 表紙出力
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「表紙」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された工順シート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「工順シート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された作業ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「作業ノート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された資材リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「資材リスト」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された資材出庫ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「資材出庫ノート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された外注ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「外注ノート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- チェックリスト出力
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「チェックリスト」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された切断作業リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「切断作業リスト」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された切取作業リスト
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このチェックボックスがオンの場合、この製造オーダの「切取作業リスト」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力された受取ノート
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの「受取ノート」が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 出力されたシリアル番号リスト
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダのシリアル番号リストが出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
-
オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- オーダ内訳出力済
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダのオーダ内訳が出力されています。
指定可能な値
- 出力済文書
-
文書は出力されています。文書のデータは出力後に変更されていません。
- 修正済文書
-
文書は出力されていますが、出力後に文書のデータが変更されました。
- オリジナル文書
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オリジナルの文書はまだ出力されていません。
- 資材フローで外注
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このチェックボックスがオンの場合、この製造オーダの完成品について、資材フローで「外注」がサポートされます。
注:製造オーダの作成時に、このチェックボックスの値は、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの 資材フローで外注 チェックボックスをもとにデフォルト設定されます。オーダの作成後は、その製造オーダに関してこのチェックボックスの設定を変更することはできません。
- 初回品検査
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの数量が完了すると、初回品検査が実行されます。
注:このチェックボックスが表示されるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの品質管理 (QM) チェックボックスがオンの場合のみです。
初回品検査 (qmptc2150m900) セッションで製造オーダの主品目に関する規則が定義されると、その製造オーダについて初回品検査がトリガされます。
- 標準の検査オーダ
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このチェックボックスがオンの場合、 「製造オーダ」に検査オーダがリンクされています。