不合格完成品を隔離検査に移動 (tisfc0209m000)
セッションの目的: 状況が不合格である完成品数量を隔離検査倉庫、または隔離検査場所として指定された通常の倉庫内の特定の場所へ移動します。
- サイト
-
サイトの ID
注:マルチサイト機能が有効な場合にのみ表示されます。
- 製造オーダ
-
指定された納期で指定された数量の品目を製造するオーダ
- 作業
-
品目を製造するために連続的に実行される工順の一連のステップの 1 つ
次のデータは、工順作業時に収集されます。
- タスク。切断など
- タスクを実行するために使用される機械 (オプション)。切断機など
- タスクが実行される箇所 (ワークセンタ)。木工作業など
- タスクの実行に必要な従業員数
このデータはオーダリードタイムの計算や製造オーダの計画、標準原価計算に使用されます。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 不合格数量
-
指定した製造オーダで隔離検査できる最大数量
注:小数点を含む番号の最大数量をレポートできます。完成品の棚卸単位の丸め係数により、不合格数量が丸められます。
例
このフィールドの丸め係数は 0.1 で、入力された値はすべて小数第 1 位に丸められます。
小数が 0 位の項目で、たとえば不合格数量 = 1.2 個がレポートされた場合、隔離検査に送るのは 1.0 です。
0.9 が報告された場合、隔離検査に送ることはできません。最大丸め値を隔離検査に送ることができます。
数量は、1 位まで指定できますが、隔離検査には整数で表される数量しか送れません。
- 隔離検査対象数量
-
隔離検査する必要がある完成品数量
- シリアル番号
-
隔離検査の対象となる完成品数量のシリアル番号
- 合計選択済数量
-
隔離検査の対象として選択された完成品数量
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 倉庫
-
隔離検査完成品数量が送られる倉庫
- 保管場所
-
倉庫の場所
- ロットコード
-
隔離検査の対象となる完成品数量のロットコード
- 不適合資材レポート
-
このチェックボックスがオンの場合、隔離検査品目が、倉庫と保管場所を含む隔離検査に送られると、製造オーダ作業に関する不適合資材レポート (NCMR) が更新されます。
注:- [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] の品質管理 (QM) チェックボックスがオフの場合、または品目が隔離検査の対象となっている製造オーダ作業に不適合資材レポート (NCMR) が割り当てられていない場合、このフィールドは表示されません。
- 不適合資材レポート (NCMR) が、隔離検査に送られる製造オーダ作業に追加されているが、指定の作業について不適合資材レポートが存在しない場合、このフィールドは表示されますが、使用することはできません。
デフォルト
- 品目について不適合資材レポートが 1 つしか存在しない場合、このフィールドにはその NCMR コードが表示されます。
- 不適合資材レポートが 1 つ以上存在する場合、このフィールドの値は、存在する最初の NCMR にデフォルト設定されます。不適合レポート (qmncm1100m000) セッションにズームして、更新される不適合資材レポートを選択できます。
- テキスト
-
隔離検査数量に関する追加のテキストを入力します。
- 直接処理入庫
-
このチェックボックスがオンの場合、完了済の数量が在庫に転記されます。 入庫手順は自動的に処理されます。
- 文書の出力
-
このチェックボックスがオンの場合、隔離検査対象の数量に関する文書が出力されます。