製造オーダ作業の機械の修正 (tisfc0110m200)

セッションの目的: 機械タイプを使用するワークセンタに関連する製造オーダ作業に、機械を追加します。

タスク

品目を製造または修理するための活動。たとえば、切断、穴あけ、塗装などです。

タスクはワークセンタで実行され、機械と関連付けることができます。

ワークセンタ

同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。

機械

品目の製造を行うことができる機械オブジェクトを指します。

機械は作業費レートにリンクされます。作業費レートと労務単価は、製造オーダの実際原価計算の基礎情報として使用されます。

作業必要機械数

作業を実行するために必要な機械数

選択されたワークセンタに関して[タスク (参照作業) (tirou0103m000)] セッションで「機械」を定義済の場合に、このフィールドを入力できます。

製造オーダ

製造オーダ」番号

指定可能な値

製造オーダは製造オーダ (tisfc0501m000) セッションで定義されている必要があります。

このセッションでは、状況が次のいずれかになっているオーダの製造計画設定のみをメンテナンスできます。

  • [作成済]
  • [出力済]
  • [発行済]
  • [有効]

作業

作業の連番のことで、製造された部分組立品または完成品の製造に使用されます。このセッションで計画します。

オーダ状況

製造オーダのオーダ状況

指定可能な値

作成済

製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。

修正

製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。

注: 

必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。

スケジュール済

製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。

出力済

製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。

注: 

製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。

発行済

製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。

  • 計画データの調整
  • 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。

製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。

有効

製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。

製造完了

オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。

完了

オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。

  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000)

    セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。
  • 作業の完了レポート (tisfc0130m000)

    セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。
  • オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)

    セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。
  • 生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)

    これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
クローズ

製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。

アーカイブ済

製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ