製造オーダ内訳 (tisfc0105m100)

セッションの目的: 製造オーダ内訳を表示します。

注: 

[プロジェクトペギングパラメータ (tcpeg0100m000)] セッションのマニュアルプロジェクトペグ修正チェックボックスがオンである場合に、ペグ配分をマニュアルで変更すると、ウィンドウが表示され、理由コードの指定が必須となります。

製造オーダ

資材を使用する「製造オーダ」

オーダ状況

製造オーダのオーダ状況

指定可能な値

作成済

製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。

修正

製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。

注: 

必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。

スケジュール済

製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。

出力済

製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。

注: 

製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。

発行済

製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。

  • 計画データの調整
  • 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。

製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。

有効

製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。

製造完了

オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。

完了

オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。

  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000)

    セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。
  • 作業の完了レポート (tisfc0130m000)

    セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。
  • オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)

    セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。
  • 生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)

    これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
クローズ

製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。

アーカイブ済

製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ

品目

製造オーダによって製造される品目

オーダ数量

[内訳ライン]についての「オーダ数量」

内訳ラインの合計オーダ数量は、ヘッダの数量の基になっています。内訳ラインのオーダ数量が変更されると、ヘッダの合計が更新されます。

注: 

オーダ数量は、たとえば 10 個から 7 個へと減らすことができます。ただし、作業完了とレポートされている数量に満たない値にまでオーダ数量を減らすことはできません。作業の数量よりも少ないオーダ数量を入力する必要がある場合は、先に作業の数量を減らす必要があります。この操作を行う場合は、次を考慮する必要があります。

  • 作業状況が[完了]の場合は、作業状況を[有効]に設定しなおす必要があります。
  • 作業にカウントポイントが使用されている場合は、最初にカウントポイントを削除すれば、より少ない数量でオーダを完了できます。

バックフラッシュ済

有効化コードに関して、すでに「バックフラッシュ」により出庫された数量

倉庫

完了後に品目が保管される倉庫

WMS 管理

このチェックボックスがオンの場合、倉庫管理システム (WMS) との統合が存在することを[倉庫 (tcmcs0503m000)] セッションで定義しました。

標準構成

このチェックボックスがオンの場合、このセッションにリストされるすべての有効化コードは標準構成の品目に関連します。

ライン

内訳ラインの番号

プロジェクト

定義または実行するために割り当てられている規定時間および予算限度内で、特別な目標を達成するための活動です。

要素

プロジェクト原価ペギングの目的で使用される要素コード。

活動

プロジェクトペギングに使用される活動コード

プロジェクトペグ発生元

製造オーダのプロジェクトペグの発生元

指定可能な値

原価分割
適用なし
マニュアル
最上位需要

オーダ数量

/baanerp/ti/sfc/tisfc0105m000#tisfc001.qrdr

最終作業でのレポート済数量

特定の有効化コードに関して、最後の作業で完了としてレポートされたものの、まだ倉庫に納入されていない品目の数

納入済数量

[内訳ライン]に関してすでに納入された数量

納入予定数量

[内訳ライン]について、倉庫に納入される数量

[オーダ状況]が[発行済]以上の場合、[製造オーダ内訳 (tisfc0105m000)] 詳細セッションでこのフィールドの値を修正できます。

仕損数量

廃棄される数量。これらの完成品は、隔離検査に送ることができず、再作業の対象になることはありません。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

ゼロ (0) は標準構成を示します。

品目

/baanerp/ti/sfc/tisfc0105m000#tcuef002.item

コードシリーズ

完成品にリンクされ、1 つ以上の有効化コードを表す連番の範囲です。有効化コードシリーズは、単位シリーズコード、開始連番、および終了連番で構成されます。有効化コードシリーズは、有効化コードシリーズのコードと開始連番によって識別されます。1 つ以上の有効化コードを完成品、単位シリーズコード、および開始連番の組合せにリンクできます。

有効化コードシリーズは、有効化コードシリーズのコードと開始連番によって識別されます。

1 つ以上の有効化コードを完成品、単位シリーズコード、および開始連番の組合せにリンクできます。

単位連番

有効化コードの連番

ロットコード

選択されたオーダ内訳ラインで製品が完了とレポートされるロット

[オーダ状況]が[発行済]以上の場合、[製造オーダ内訳 (tisfc0105m000)] 詳細セッションでこのフィールドの値を修正できます。

注: 
  • [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションでプロジェクトペギングパラメータを選択している場合、[ロットコード]をマニュアルで修正することはできません。

  • このフィールドのロットコードは、選択したオーダ内訳ラインについて最後に完了とレポートされているオーダまたはそのオーダの一部になります。

初期数量

製造オーダ発行時の有効化コードのオーダ数量

オーダ済数量

製造オーダの、特定有効化コードについての品目数

バックフラッシュ予定数量

有効化コードに関して「バックフラッシュ」によって出庫される数量

バックフラッシュ済数量

有効化コードに関して、すでに「バックフラッシュ」により出庫された数量