製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)
セッションの目的: 工程管理 モジュールのパラメータをメンテナンスします。
- 一般
-
- 発効日
-
パラメータが変更された日時。パラメータの有効期限は、最新のパラメータ設定の発効日までです。現行セットには発効日がありません。
- 記述
-
パラメータセットの記述。デフォルトは、1 つ前のパラメータセットの記述です。混乱を避けるために、デフォルトの記述を削除して新規テキストを追加する必要があります。
- 番号グループ
-
- オーダグループ番号の番号グループ
-
オーダグループ番号のシリーズを定義するための番号グループ。番号グループは製造オーダグループの作成 (tisfc3250m000) セッションで定義されます。
指定可能な値
番号グループは番号グループ (tcmcs0151m000) セッションで定義されます。すでに使用されている番号グループは選択できません。製造タイプの番号グループである必要があります。
- オーダグループの製造オーダシリーズ
-
製造オーダグループの作成 (tisfc3250m000) セッションでオーダグループ番号の生成に使用されるデフォルトシリーズ
- 製造オーダの番号グループ
-
製造オーダ番号のシリーズを定義するための番号グループ
指定可能な値
番号グループは番号グループ (tcmcs0151m000) セッションで定義する必要があります。
- 製造オーダの製造オーダシリーズ
-
ジョブショップ管理で製造オーダをマニュアルで挿入する場合に、製造オーダ番号の生成に使用されるデフォルトの製造オーダシリーズ
- 企業計画のデフォルト製造オーダシリーズ
-
LN の実行レベルにオーダを転送するときに企業計画で使用される、デフォルトの製造オーダシリーズ
- 倉庫管理のデフォルト製造オーダシリーズ
-
[製造オーダ勧告 (whina3100m000)] セッションの製造オーダ勧告に関するジョブショップ管理での、製造オーダの生成に使用される製造オーダシリーズ
- 能力概要
-
- 日利用率の更新方法
-
日利用率 (1 日の利用率) を再構築する方法を選択します。再構築とは、ワークセンタや機械に関して計画される 1 日の生産能力を再計算することです。
注:[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータが [有効] に設定されている場合は適用されません。
指定可能な値
- 自動
-
[週別利用率 (tisfc1502m000)] セッションまたは[日別利用率 (tisfc1503m000)] セッションで [能力利用率の再構築] をクリックするか、オーダの計画が調整されるとき、能力が再計算されます。
- マニュアル
-
[利用率の構築 (tisfc0201m000)] セッションを実行すると、能力が再計算されます。
- 導入なし
-
能力は再計算されません。
- 週利用率の更新方法
-
週利用率の再構築に使用する方法を選択します。再構築とは、ワークセンタや機械に関して計画される 1 週間の生産能力を再計算することです。
注:[コンセプトの有効化 (tcemm4600m000)] セッションの [サイト別ジョブショップ] パラメータが [有効] に設定されている場合は適用されません。
指定可能な値
- 自動
-
[週別利用率 (tisfc1502m000)] セッションまたは[日別利用率 (tisfc1503m000)] セッションで [能力利用率の再構築] をクリックするか、オーダの計画が調整されるとき、能力が再計算されます。
- マニュアル
-
[利用率の構築 (tisfc0201m000)] セッションを実行すると、能力が再計算されます。
- 導入なし
-
能力は再計算されません。
- 利用率
-
このチェックボックスがオンの場合、指定した間隔で利用率データが自動的に生成されます。
機械および労働力利用率の生成 (tisfc0260m000) セッションを使用して利用率データを生成することもできます。
- 投入/産出管理の更新方法
-
投入/産出管理の方法
指定可能な値
- 日
-
投入/産出管理データを生成するときのタイムバケットは 1 日です。1 日は 00:00:00 から始まり、23:59:59 で終わります。
- 導入なし
-
投入/産出管理は導入されず、関連するセッションは無効です。これがデフォルトの設定です。
- 週
-
投入/産出管理データを生成するときのタイムバケットは 1 週間です。1 週間の開始日は会社の開始日です。
- 投入/産出データ生成の期間数
-
ワークセンタの能力および投入/産出の値の計算対象となる期間。[投入/産出管理の更新方法] フィールドの値に応じて、日または週の単位で表現されます。
注:[投入/産出管理の更新方法] フィールドで [導入なし] を選択した場合は、このフィールドに値を入力できません。
- 部分完了を含む (デフォルト)
-
このチェックボックスがオンの場合、一部のみ完了とレポートされている工順作業も投入/産出の値の計算に含めます。
このチェックボックスがオフの場合、すべて完了とレポートされている工順作業のみを投入/産出の値の計算に含めます。
非常に長いリードタイムのオーダにワークセンタが使用される場合は、[部分完了を含む (デフォルト)] チェックボックスをオンにすることができます。
[部分完了を含む (デフォルト)] チェックボックスの設定は、ワークセンタ投入/産出管理の生成 (tisfc3210m000) セッションおよび機械投入/産出管理データの生成 (tisfc3220m000) セッションの [部分完了を含む (デフォルト)] チェックボックスのデフォルト設定となります。
- 改訂
-
- 設計改訂を有効にする
-
このチェックボックスがオンの場合、品目の「改訂」を使用できます。
注:[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの設計改訂 チェックボックスもオンにする必要があります。
- 倉庫オーダ完成品の組合せ
-
完成品の数量を完了とレポートすると、その完成品をすぐに倉庫に入庫したり、後のステージで入庫したりすることができます。通常は、倉庫に入庫した各数量について、製造倉庫オーダラインが生成されます。後のステージで完成品を倉庫に入庫する場合は、このチェックボックスを使用して製造倉庫オーダラインを結合し、データベースが肥大化しないようにすることができます。
このチェックボックスがオンの場合、すぐに完了数量を倉庫に入庫しないと、その完成品の完了数量の製造倉庫オーダラインは 1 つの製造倉庫オーダラインに結合されます。この結果、入庫処理と差異処理の数が減ります。
このチェックボックスがオフの場合、すぐに完了数量を倉庫に入庫しないと、完了数量ごとに製造倉庫オーダラインが作成されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 製造倉庫オーダラインの結合
- 工順テキストを製造オーダにコピー
-
このチェックボックスがオンの場合、 [工順作業 (tirou1102m000)] セッションで工順作業にリンクされた工順テキストが [製造計画 (tisfc0110m000)] セッションの製造オーダにコピーされます。
-
チェックボックスをオンにした場合
製造オーダ作業にコピーされた工順作業テキストを編集できます。
-
チェックボックスをオフにした場合
工順作業テキストは製造オーダ作業にリンクされます。テキストは編集できません。
工順テキストがリンクされていない作業では、テキストをマニュアルで追加することができます。このテキストは編集可能です。
-
- 計画
-
- 製造オーダ開始日を自動更新
-
このチェックボックスがオンの場合、作業の開始日または終了日が修正されると製造オーダの開始日が自動的に更新されます。このため、製造オーダの製造開始日は先頭作業のキュー時間の開始日時と同じです。
このパラメータは [製造開始] フィールドにのみ該当します。
- キュー時間圧縮の最大反復回数
-
修正された製造オーダの期間内に製造を完了できるまでキュー時間の圧縮処理が繰り返される回数
このパラメータは、[自動キュー時間圧縮 (tisfc1103s000)] セッションでキュー時間の圧縮について [最良適合] 方法を選択した場合にのみ該当します。
- 作業の採番
-
- 再採番作業の初期値
-
主品目工順に追加される先頭のファントム工順作業に割り当てる作業番号
デフォルト
デフォルト値は 100 です。
- 再採番作業のステップサイズ
-
ファントム工順作業が主品目工順に追加される場合に、後続の各作業番号に加えられる数値
デフォルト
デフォルトは 10 です。
- オーダ日製造オーダ条件
-
- -最後の作業の終了日が要求オーダ納期前の場合
-
このフィールドの値は、製造オーダが期限どおりに納入されることが見込まれている場合に、製造オーダの計画在庫処理の基準となる日付を決定します。
注:製造オーダの最終作業の最早終了日が製造オーダの納期前ならば、そのオーダは期限どおりと見込まれます。
指定可能な値
- 要求オーダ納期
-
顧客が納入を要求している日付。最終作業の最終終了日は、[要求オーダ納期]と同じ日付が入力されます。
- 計画オーダ納期
-
製造オーダの (再) 計画納期。この日付は、最終作業の最早終了日と同じです。
- -最後の作業の終了日が要求オーダ納期後の場合
-
このフィールドの値は、製造オーダが期限に遅れることが見込まれている場合に、製造オーダの計画在庫処理の基準となる日付を決定します。
注:製造オーダの最終作業の最早終了日が製造オーダの納期の後ならば、オーダの遅れが見込まれます。
指定可能な値
- 要求オーダ納期
-
オーダが作成される日付
- 計画オーダ納期
-
製造オーダの (再) 計画納期
- 完了レポート
-
- 先行作業のレポート方法
-
このパラメータは、任意の作業に関してある数量を完了としてレポートしたときに、以前の作業がまだ完了としてレポートされていなかった場合の処理を決定します。
次のセッションで、オーダを完了としてレポートします。
- オーダの完了レポート (tisfc0520m000)
- オーダの一括完了レポート (tisfc0206m000)
指定可能な値
- [自動]
- [対話式]
- [なし]
- 前の作業でのレポート済数量
-
このパラメータは、作業の完了数量がレポートされる時期を決定します。
- [完了および不合格] がオンの場合、完了数量および不合格数量の両方が、前回の作業ごとにレポートされます。
- [完了] を選択すると、完了数量のみが更新されます。不合格数量は更新されず、個々の作業でレポートする必要があります。
注:不合格数量は作業に対して常にレポートされます。[完了] オプションを選択すると、完了数量の更新時に不合格数量が凍結されます。
例
[作業の完了レポート (tisfc0130m000)] の [製品のレポート] の作業設定は次のように設定されます。
- [自動] は作業 10
- [マニュアル] は作業 20
[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションの [前の作業でのレポート済数量] フィールドが [完了] に設定される。
レポート数量:
- 作業ごとに個別に不合格
- 作業 20 に関してのみ完了とレポートされ、作業 10 の完了が更新されます。
指定可能な値
- [完了および不合格]
- [完了]
- オーダのレポート/状況のリセットで作業の修正を許可
-
このチェックボックスがオンの場合、 [オーダの完了レポート (tisfc0120s000) セッションで、[完了オーダを有効オーダにリセット] コマンドが製造オーダ状況のリセット (ticst0203m000) セッションで使用可能になります。
] コマンドと [ ] コマンドが - 残余製造時間の計算方法
-
このパラメータは、製造がすでに開始されている場合の残余「製造時間」の計算方法を決定します。
製造オーダ作業が固定期間作業の場合は、作業リードタイムは作業の数量を使用して計算されるわけではないため、残余製造時間は常に消費時間に基づいて計算されます。
指定可能な値
- 計画数量
-
残余製造時間は、まだ処理が必要な品目の数量にもとづきます。
- 消費時間
-
残余製造時間は、当初の製造時間から製造オーダに記帳された時間数を差し引いたものにもとづきます。
- 不合格品目に理由コードを使用
-
作業を完了としてレポートするときに品目を不合格とした場合、理由コードを入力する必要があるか、そして入力すべき時期を指定します。
指定可能な値
- オプション
-
この値が選択されている場合、品目の不合格の理由コード付与はオプションです。
- 必須
-
この値が選択されている場合、品目の不合格の理由コード付与は必須です。
- なし
デフォルト
デフォルト値は [なし] です。
- 仕損の計画入庫の調整
-
品目の数量が「仕損」となった後に作業の計画産出高が更新されるタイミングを指定します。
注:[即時] がオンの場合、産出高が仕損となった直後に計画産出高数量が調整されます。この場合、計画の変更頻度が高くなります。
指定可能な値
- [即時]
- [作業完了時]
- 最終作業のレポート時に在庫に転記
-
パラメータにより、最後の作業が完了とレポートされた後で主品目を在庫に転記すべきかどうかが決定されます。
作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションで、作業が完了とレポートされます。
指定可能な値
このフィールドには次の値が入力されます。
-
[Yes]
最後の作業が完了とレポートされたときに、主品目が自動的に在庫に転記されます。 -
[No]
主品目は在庫に転記されません。 -
[対話式]
主品目を在庫に転記すべきかどうかについて質問されます。[yes] または [no] のいずれかのオプションを選択する必要があります。
デフォルト
デフォルト値は [対話式] です。
-
- 出力ラベルのレイアウト
-
完了した製造オーダのラベルを出力する場合、このフィールドに入力したラベルレイアウトによってラベルのフォーマットが決まります。
製造オーダで使用するラベルを出力するには、製造オーダを完了としてレポートするときに [オーダの完了レポート (tisfc0520m000)] 詳細セッションのラベルの出力チェックボックスをオンにします。
繰返生産の場合は、[生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)] セッションのオーダの完了レポート時にラベルを出力チェックボックス、または [生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000)] セッションのオーダの完了レポート時にラベルを出力チェックボックスをオンにする必要があります。
- 出力ラベルのデバイス
-
完了した製造オーダのラベルを出力するプリンタ
- 資材/時間
-
- 構成要素ソート方法
-
このフィールドの値によって、部品表 (BOM) からの見積資材に含まれる構成要素が [見積資材 (ticst0101m000)] セッションでどのようにソートされるかが決まります。
注:このソート順は、「ファントム」を使用する場合に特に重要です。
指定可能な値
- 品目
-
構成要素はすべて品目コード別にソートされます。
- 作業および品目
-
構成要素はまず (最高レベルの) 作業によってソートされ、次に品目コードによりソートされます。
- 最高部品表レベル位置
-
構成要素は、「主品目」の部品表からの位置番号にもとづいてソートされます。
- 部品表位置
-
構成要素の部品表からの位置番号がソートに使用されます。
- 工程倉庫を使用
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの資材は、「ワークセンタ」のジョブショップ倉庫から出庫されます。
このチェックボックスがオフの場合、資材は、部品表で定義された倉庫から直接出庫されます。
- マニュアル出庫
-
このチェックボックスがオンの場合、資材をマニュアルで出庫する必要があります。このチェックボックスをオンにすると、資材出庫のタイミングを細かく管理できます。
- 作業がない場合は計算オフィスの仕掛品倉庫から資材を出庫
-
「プロジェクト」または「製造オーダ」の企業単位を決定する際に使用され、管理機能も持つ、[原価計算] タイプの「ワークセンタ」
注:製造オーダにリンクされている場合は、該当するワークセンタに関して [ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションの計算オフィスとして使用チェックボックスをオンにする必要があります。
製造オーダに対応する作業がないので資材と作業がリンクされていない場合は、その資材をどの倉庫から出庫するかを決定する必要があります。
- 部品表で指定される倉庫
- 製造オーダの「計算オフィス」に関連付けられたジョブショップ倉庫
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの計算オフィスに関連付けられたジョブショップ倉庫から資材が出庫されます。ジョブショップ倉庫がない場合、部品表倉庫が使用されます。
このチェックボックスがオフの場合、 [見積/実際材料費 (ticst0501m000)] セッションで指定されている倉庫から資材が出庫されます。通常、デフォルトの倉庫は、部品表でメンテナンスされている倉庫です。
- 倉庫転送オーダのバックオーダを作成
-
このチェックボックスがオンの場合、 ジョブショップ倉庫に資材を転送する転送オーダを実行するための在庫が不十分であると、後で資材を転送するバックオーダが作成されます。このチェックボックスがオフの場合、 ジョブショップ倉庫に資材を転送する転送オーダを実行するための在庫が不十分であるときは、残りの資材数量が用意できた時点でその資材数量の転送をマニュアルで開始する必要があります。
オーダ発生元が [JSC 生産] である転送オーダの出庫オーダラインでは、このチェックボックスの設定が、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションの [バックオーダの作成] チェックボックスのデフォルトになります。
注:このチェックボックスの設定は、ジョブショップへの資材の出庫には関係ありません。ジョブショップ倉庫への転送にのみ関係します。オーダ発生元が [JSC 生産] で、取引タイプが [出庫] である倉庫オーダについては、このパラメータの設定に関係なく、資材が不足したときは常にバックオーダが作成されます。
- 引当を工程倉庫へ移動
-
ジョブショップ倉庫を使用している場合、このパラメータの現在値は、資材がいつジョブショップ倉庫に移動されるかを示します。
製造オーダの生成時に、資材が次の倉庫から引き当てられます。
- [工程倉庫を使用] チェックボックスがオンの場合、これはジョブショップ倉庫であり、現在のパラメータが適用されます。
- [工程倉庫を使用] チェックボックスがオフの場合、現在のパラメータは適用されません。資材は、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションで指定された倉庫から引き当てられます。通常、デフォルトの倉庫は、部品表でメンテナンスされている倉庫です。
引き当てられる資材は、部品表で指定されている構成要素です。
指定可能な値
- 計画
-
製造オーダ計画が生成されると、構成要素品目の引当 (部品表で指定) が工程倉庫に移動します。
- 生成時
-
製造オーダが作成されると、構成要素品目の引当 (部品表で指定) が工程倉庫に移動します。
- 発行時
-
製造オーダが発行されると、構成要素品目の引当 (部品表で指定) が工程倉庫に移動します。
- 適用なし
-
工程倉庫は使用されていません。
- 引当および出庫数量の更新方法
-
作業の計画投入数量が調整されている場合、それらの作業にリンクされている資材の正味数量フィールド、出庫フィールド、次の納入フィールドの扱いがこのパラメータによって決まります。
次が参照されます。
- 資材の引当
- 出庫済の資材
注:- 出庫済の資材数量は、[見積/実際材料費 (ticst0501m000)] セッションの実際数量フィールドに表示されます。
- このパラメータは数量依存の資材にのみ影響します。
- このパラメータは原価品目には影響しません。
指定可能な値
- 引当および返品の記帳
-
次の納入フィールドの数量と出庫フィールドの数量の合計を超えて、引当を減らすことができます。この場合、次の納入フィールドがゼロに設定され、出庫フィールドの値はマイナスになります。出庫フィールドのマイナスの数量は、この数量が在庫に戻されたことを意味します。実際数量フィールドの値が同じ数量だけ減らされます。
- 引当のみ
-
資材の引当が削減されます。[製造オーダの出庫資材 (ticst0101m100)] セッションの次の納入フィールドと出庫フィールドが同じ数量だけ減らされます。次の納入フィールドと出庫フィールドはゼロまでは減らすことができますが、マイナスにすることはできません。これにより引当の削減にも限度が設けられます。出庫済数量はいずれも変化しません。
注:この削減の計算時では、出庫フィールド、次の納入フィールド、実際数量フィールドの合計が、作業の「計画投入数量」と一致することが前提となります。
- なし
-
引当数量および出庫済数量は、どのような場合もまったく影響を受けません。オーダ数量フィールドが[作成済]製造オーダを再生成することなく変更された場合 ([製造オーダ (tisfc0101s000)] 詳細セッションの更新方法が[アクションなし]または[再計算]の場合) でさえも影響を受けません。
- 代替を自動選択
-
このフィールドによって、「使切資材」および「代替資材」がチェックされるタイミングが決まります。
指定可能な値
-
[生成時]
「製造オーダ」が生成されたときに代替がチェックされます。 -
[発行時]
「製造オーダ」が発行されたときに代替がチェックされます。 -
[自動置換なし]
代替は自動的にチェックされません。ただし、この場合でもマニュアルで代替のチェックを開始できます。
注:この機能を使用できるのは、[導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションの代替資材チェックボックスがオンの場合のみです。
-
- 発行時の資材不足をチェック
-
このチェックボックスがオンの場合、 製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションに、資材不足のない「製造オーダ」のみを発行するオプションが提示されます。
- 時間設定
-
- 見積時間の更新方法
-
計画が修正された場合の見積時間の更新方法
指定可能な値
- 自動
-
計画が修正された場合、原価見積が自動的に更新されます。
- 対話式
-
計画が修正された場合、それに合せて原価見積を更新するかどうかの質問が表示されます。
- なし
-
原価見積は変更されません。
- 時間を段取と製造に分割
-
このチェックボックスがオンの場合、作業の見積の時間数と実際の時間数が分割されます。
作業の見積/実際の時間数は、段取時間とサイクル時間に分割されます。この結果、見積/実際の人時間および機械時間に対して、段取部分と製造部分ができます。これは、見積/実際時間原価 (ticst0502m000) セッションなどで表示できます。
時間を分割する必要があるかどうかを決定するために、[時間を段取と製造に分割] チェックボックスが製造オーダ (tisfc0501m000) 詳細セッションおよびデフォルト製造オーダデータ (tisfc0102m000) セッションに導入されています。
注:[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの時間のバックフラッシュチェックボックスがオンの場合、このチェックボックスをオンにすると、システムパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
- バックフラッシュ
-
- バックフラッシュ方法
-
このフィールドの値は、「バックフラッシュ」実行時のユーザとの対話的な操作の度合いを決定します。
指定可能な値
- [自動]
- [マニュアル]
- [対話式]
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: バックフラッシュ方法
- 倉庫オーダを含まないバックフラッシュ
-
このチェックボックスがオンの場合、 バックフラッシュされた資材の倉庫オーダは作成されません。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 倉庫オーダを含まないバックフラッシュ
- 労務タイプ
-
時間が「バックフラッシュ」で計算される場合に、非組立ワークセンタで使用される労務タイプ
- バックフラッシュ時間の処理用デバイス
-
バックフラッシュ時間の出力に使用する出力デバイス
指定可能な値
このデバイスは、[デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで定義されている必要があります。
- -
-
バックフラッシュ時間の出力に使用する出力デバイスの名称
指定可能な値
このデバイスは、[デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで定義されている必要があります。
- バックフラッシュ資材の出庫用デバイス
-
バックフラッシュ資材の出力に使用する出力デバイス。不足リストの出力にもこのデバイスが使用されます。
指定可能な値
このデバイスは、[デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで定義されている必要があります。
- -
-
バックフラッシュ資材の出力に使用する出力デバイスの名称
指定可能な値
このデバイスは、[デバイスデータ (ttaad3500m000)] セッションで定義されている必要があります。
不足リストの出力にもこのデバイスが使用されます。
- 文書
-
- 製造オーダ文書の出力必須
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力されるまで製造オーダを発行できません。
注:このパラメータは、「繰返生産品目」や最終組立計画品目の製造オーダには適用されません。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 文書の出力
- オーダ表紙
-
このチェックボックスがオンの場合、 「表紙」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 工順シート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「工順シート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 作業ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「作業ノート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 切取作業リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「切取作業リスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 資材リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「資材リスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 一括切断作業リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「一括切断作業リスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 一括切取作業リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「一括切取作業リスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 資材出庫ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「資材出庫ノート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 受取ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「受取ノート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 外注ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「外注ノート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 検査ノート
-
このチェックボックスがオンの場合、 「検査ノート」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- チェックリスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「チェックリスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 切断作業リスト
-
このチェックボックスがオンの場合、 「切断作業リスト」が出力されます。
このチェックボックスは、製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションの対応するチェックボックスのデフォルトを示します。
- 指示書から文書リンクをコピー
-
工順モジュールで、「マイクロ工順」を定義することができます。ODM パッケージを使用すると、マイクロ工順の指示書に文書をリンクできます。
このチェックボックスがオンの場合、 工順モジュールの指示書にリンクされた文書をジョブショップ管理でも使用できます。
- 履歴
-
- バージョン管理
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダはバージョン管理されています。
注:バージョン管理を行うには、次のパラメータを選択する必要があります。
- 製造オーダのログ
- 資材および作業費のログ
- 製造オーダのログ
-
このチェックボックスがオンの場合、製造オーダでの変更が記録されます。
注:プロジェクトペギングを実装する場合はオンにする必要があります。
- 資材および作業費のログ
-
このチェックボックスがオンの場合、資材内訳と作業費が記録されます。
注:プロジェクトペギングを実装する場合はオンにする必要があります。
- 原価計算
-
- 一般
-
- ワークセンタ別会計取引
-
このチェックボックスがオンの場合、ワークセンタごとの製造結果を表示できます。材料費および時間原価は、それらの原価が適用されるワークセンタに転記されます。
このチェックボックスがオフの場合、製造オーダごとの製造結果を表示できます。材料費、時間原価、および付加費用は、製造オーダの計算オフィスに転記されます。
注:また、計算オフィス通貨は、製造オーダ (作業もワークセンタもなく、資材のみがある場合) にも使用されます。
通貨
見積原価を計算するとき、[依存] 通貨システムを使用する場合は、使用する通貨も [ワークセンタ別会計取引] チェックボックスによって決定されます。
- このチェックボックスがオンの場合、原価計算の対象になっている原価計算ワークセンタの現地通貨が使用されます。
- このチェックボックスがオフの場合、 「計算オフィス」の通貨が使用されます。
見積完成品単位原価
- 品目基準原価
-
完成品の原価が、製造オーダの計算オフィスにおいて、この品目の有効な原価構成要素構造に保存されます。
- ワークセンタ基準原価
-
完成品の原価がワークセンタごとに詳細原価構成要素に保存されます。このため、ある製造オーダで複数のワークセンタが使用されている場合、ワークセンタごとに個別に原価が指定されます。
品目基準およびワークセンタ基準の完成品の単位原価は、完成品単位原価 (ticst0510m000) セッションで表示できます。
ワークセンタ別会計取引 ワークセンタ基準原価 品目基準原価 オフ 1 2 オン 3 4 1: 合計完成品単位原価は、詳細な原価構成要素ごとに各ワークセンタに転記されます。使用可能なワークセンタは計算オフィスのみです。原価は計算オフィスの通貨で表されます。
2: 合計完成品単位原価は、品目の有効な原価構成要素構造ごとに計算オフィスに転記されます。原価は計算オフィスの通貨で表されます。
3: 合計完成品単位原価は、詳細な原価構成要素ごとに原価計算ワークセンタまたは計算オフィスに転記されます。ワークセンタの原価には作業費および材料費が含まれます。計算オフィスの原価には、完成品付加費用およびリンクされていない資材の原価が含まれます (追加されます)。原価は原価計算ワークセンタの現地通貨で表されます。
4: 合計完成品単位原価は、品目の有効な原価構成要素構造ごとに計算オフィスに転記されます。原価は計算オフィスの通貨で表されます。
注:完成品単位原価は、ワークセンタ基準および品目基準のどちらでも、完成品単位原価 (ticst0510m000) セッションで表示することができます。
仕掛品振替
[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオフの場合、仕掛品振替は計算されません。製造結果は製造オーダ別に表示されるので、原価は製造オーダの計算オフィスに転記され、ワークセンタには転記されません。その結果、異なるワークセンタ間の仕掛品振替を計算する必要がありません。
能率差異および価格差異の計算
製造オーダがクローズされると、[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスにより、能率差異および価格差異をどのレベルで計算するかが決定されます。ただし、転記は次のフィールドで定義される転記方法に依存します。
- [能率差異の転記方法]
- [価格差異の転記方法]
- [能率差異の転記方法]
- [価格差異の転記方法]
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ワークセンタ別会計取引
- 仕掛品振替方法
-
「仕掛品」 振替が行われる時点
指定可能な値
- 常に
-
数量が完了とレポートされ、納入ワークセンタが受取ワークセンタと異なる場合に、転送が行われます。
- 完了時のみ
-
作業が完了とレポートされ、納入ワークセンタが受取ワークセンタと異なる場合に、転送が行われます。
- 導入なし
-
仕掛品振替は行われません。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 仕掛品振替方法
- 時間処理に使用するレート
-
製造オーダの時間を処理するために労務費が計算されます。労務費を計算するために、[見積作業費レート] または [実際の労務単価] のいずれかが使用されます。
指定可能な値
- 見積作業費レート
-
労務費の算出には、標準原価計算モジュールで定義された作業費レートが使用されます。この作業費レートは、作業時間が転記されるワークセンタに属しています。
- 実際労務単価/機械費単価
-
労務費の算出には、その従業員の労務時間単価および機械費単価が使用されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 実際作業費レート
- 完了転記の実行時点
-
完了数量の会計取引が財務会計に転記される時点
このフィールドには、次の値を指定できます。
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[完了数量]
完了した主品目の数量をレポートするたびに、対応する会計取引が転記されます。 -
[オーダ状況完了]
「製造オーダ状況」が [完了] に設定されると、対応する会計取引が転記されます。
注:転記の数を限定して最高のパフォーマンスを得るには、取引の転記をこれ以上頻繁に行う必要がなければ、このフィールドを [オーダ状況完了] に設定することをお勧めします。
このフィールドのデフォルト値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションの [完了転記の実行時点] フィールドの値です。「製造オーダ状況」が [発行済] に設定されるまでは、特定の製造オーダのセッションでこのフィールドを変更することができます。
-
- 計算オフィスの定義
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「計算オフィス」を定義するレベルを選択します。
指定可能な値
- デフォルト製造オーダデータ
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デフォルトでは、原価は製造オーダのオーダシリーズにリンクされた「計算オフィス」に転記されます。
- 製造部署の準備
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製造オーダのオーダシリーズにリンクされた「計算オフィス」に転記済の、既存製造オーダの原価。製造部署の計算オフィスに、原価の記帳に必要なデータを設定できます。
このオプションが選択されたときに、選択済製造オーダに作業がまだ存在する場合は、最終作業がリンクされた製造部署に基づき、「計算オフィス」が定義されます。
- 製造部署
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デフォルトでは、原価は最終作業の製造部署にリンクされた「計算オフィス」に転記されます。
- フォールバック計算オフィス
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工順が選択した製造オーダで定義されていない場合、このフィールドで指定された計算オフィスが使用されます。「ワークセンタ」のタイプは [原価計算] とする必要があります。
注:[計算オフィスの定義] で [製造部署] がオンの場合に限り、このチェックボックスが適用されます。
- 差異の計算
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- 能率差異の転記方法
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[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオフの場合、このフィールドで「能率差異」の転記先とする財務会社を決定できます。
注:財務会社は、「計算オフィス」またはワークセンタが属する企業単位により決定されます。計算オフィスおよびワークセンタは、企業単位と関連づけられた部門として定義されます。
指定可能な値
- 適用なし
-
価格差異または能率差異に関する情報が会計レポート用に保持されていません。計算オフィス差異が、関連する計算オフィスに転記されます。
- 製造オーダ
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価格差異または能率差異に関連する会計取引が製造オーダの計算オフィスに転記されます。
- ワークセンタ
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価格差異に該当する会計取引がワークセンタの財務会社に転記されます。このアクションは、結果がワークセンタ別に計算される場合に限り可能です。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 能率差異の転記方法
- 価格差異の転記方法
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[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオフの場合、このフィールドで「価格差異」の転記先とする財務会社を決定できます。
注:財務会社は、「計算オフィス」またはワークセンタが属する企業単位により決定されます。計算オフィスおよびワークセンタは、企業単位と関連づけられた部門として定義されます。
指定可能な値
- 適用なし
-
価格差異または能率差異に関する情報が会計レポート用に保持されていません。計算オフィス差異が、関連する計算オフィスに転記されます。
- 製造オーダ
-
価格差異または能率差異に関連する会計取引が製造オーダの計算オフィスに転記されます。
- ワークセンタ
-
価格差異に該当する会計取引がワークセンタの財務会社に転記されます。このアクションは、結果がワークセンタ別に計算される場合に限り可能です。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 価格差異の転記方法
- 能率差異の転記方法
-
[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオンの場合、このフィールドで「能率差異」の転記先とする財務会社を決定できます。
注:財務会社は、「計算オフィス」またはワークセンタが属する企業単位により決定されます。計算オフィスおよびワークセンタは、企業単位と関連づけられた部門として定義されます。
指定可能な値
- 適用なし
-
価格差異または能率差異に関する情報が会計レポート用に保持されていません。計算オフィス差異が、関連する計算オフィスに転記されます。
- 製造オーダ
-
価格差異または能率差異に関連する会計取引が製造オーダの計算オフィスに転記されます。
- ワークセンタ
-
価格差異に該当する会計取引がワークセンタの財務会社に転記されます。このアクションは、結果がワークセンタ別に計算される場合に限り可能です。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 能率差異の転記方法
- 価格差異の転記方法
-
[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオンの場合、このフィールドで「価格差異」の転記先とする財務会社を決定できます。
注:財務会社は、「計算オフィス」またはワークセンタが属する企業単位により決定されます。計算オフィスおよびワークセンタは、企業単位と関連づけられた部門として定義されます。
指定可能な値
- 適用なし
-
価格差異または能率差異に関する情報が会計レポート用に保持されていません。計算オフィス差異が、関連する計算オフィスに転記されます。
- 製造オーダ
-
価格差異または能率差異に関連する会計取引が製造オーダの計算オフィスに転記されます。
- ワークセンタ
-
価格差異に該当する会計取引がワークセンタの財務会社に転記されます。このアクションは、結果がワークセンタ別に計算される場合に限り可能です。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: 価格差異の転記方法
- 理由コードを次に対して使用:
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- 完成品入庫転記
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このチェックボックスがオンの場合、完成品は実際原価で在庫に入庫され、定義済の実際評価方法に従って評価されます。
注:計画プロジェクトペグが、完成品の実際のプロジェクトペグと異なる場合、プロジェクトペグを含む JSC オーダで計算オフィス差異が発生することがあります。これらの差異は、価格や能率が原因ではありません。
このチェックボックスがオフの場合、 固定振替価格在庫評価方法が使用されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。
- 部分組立品入庫転記
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このチェックボックスがオンの場合、部分組立品は実際原価で在庫に入庫されます。これらの原価は、部分組立で発生する原価を集計して決定されます。
注:資材フローで外注チェックボックスがオフの場合、このオプションは選択できません。
このチェックボックスがオフの場合、部分組立品は見積原価に基づき在庫に入庫されます。
- 仕掛品振替および完了
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このチェックボックスがオンの場合、 [仕掛品振替出庫]、[仕掛品振替入庫]、および [完了] タイプの会計取引が実際原価と照合されて記録されます。
- その他
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- シリアル番号を生成するタイミング
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シリアル番号付品目のシリアル番号が作成される時点。シリアル番号を生成する場合はマスクの使用が必須です。マスクを使用しないと生成は失敗します。
指定可能な値
- 完了時
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製造オーダを完了とレポートしたときに、完成品のシリアル番号が[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションで生成されます。
- 文書出力時
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製造オーダ文書を出力したときに、完成品のシリアル番号が[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションで生成されます。
- 発行時
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製造オーダを発行したときに、完成品のシリアル番号が[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションで生成されます。
- マニュアル
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製造処理が確定した時点では、シリアル番号は生成されません。ユーザが決定した製造処理の特定の時点で、シリアル番号が生成されます。シリアル番号を生成するには、[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションを開始して、適切なメニューメニューで[ ]をクリックします。または、[シリアル番号]フィールドにシリアル番号をマニュアルで入力することもできます。
- 完成状態の状況処理
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シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000) セッションでシリアル番号付品目の状況を処理する方法
指定可能な値
- 自動
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[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションでのシリアル番号付品目の状況処理は、LN によって自動的に行われます。
- マニュアル
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[シリアル完成品 - 完成状態ヘッダ (timfc0110m000)] セッションでのシリアル番号付品目の状況処理は、エンドユーザがマニュアルで行わなければなりません。
- 完成状態構成要素にある番号化された、またはロット管理された品目のみ
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このチェックボックスがオンの場合、 シリアル番号付品目およびロット管理品目のみがシリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000) セッションに表示されます。
このチェックボックスがオフの場合、非シリアル番号付品目および非ロット管理品目も [シリアル完成品 - 完成状態構成要素 (timfc0111m000)] セッションに表示されます。
パフォーマンスについて
このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: シリアル番号付品目およびロット管理品目を含む完成状態構成要素
- 外注
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- 部分組立品の製造オーダ参照
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このチェックボックスがオンの場合、外注で「部分組立品」が属する製造オーダが参照されます。
- 要求必須の場合、オーダブロック発行
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このチェックボックスがオンの場合、 購買要求がまだ生成されていない外注作業を含む製造オーダは発行できません。
注:次のいずれかに該当する場合、外注作業に関する要求の生成は必須です。
- 外注作業について外注先が指定されていない
- 外注購買要求に使用される外注サービス品目について、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションの作業外注の要求必須チェックボックスがオンである
- 自動ブロックのブロック理由
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purchase requisitionを生成済の製造オーダの外注作業を自動的にブロックする理由
購買要求が購買オーダに変換されると、外注作業は自動的にブロック解除されます。
- プロジェクトペギング
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- 資材および作業ペグの凍結
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このチェックボックスがオンの場合、作業ペグへの資材供給が凍結されます。
- 製造オーダの分割
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- 製造オーダ分割を許可
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの部分を新しい製造オーダに分割できます。
- オーダ分割時のオーダ文書の出力
-
このチェックボックスがオンの場合、オーダを分割すると製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000) セッションが自動的に開始されます。
注:このチェックボックスをオンにするには、このセッションの製造オーダ文書の出力必須チェックボックスをオンにする必要があります。
- オーダ分割の理由コード
-
オーダ分割時に理由コードを指定する必要があるかどうかを選択します。
-
[なし]
理由コードは不要です。 -
[オプション]
オプションで理由コードを指定できます。 -
[必須]
理由コードを指定する必要があります。
注:現行セッションで製造オーダのログチェックボックスおよび製造オーダ分割を許可チェックボックスがオンの場合のみ適用されます。
-
- 不合格数量のレポート時にオーダを分割
-
このチェックボックスがオンの場合、作業または製造オーダの不合格数量を、不合格とする代わりに分割できます。
このチェックボックスがオンの場合、 作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションで不合格数量が指定されているか、オーダの完了レポート (tisfc0520m000) セッションで仕損予定数量が指定されていると、不合格数量を分割するかどうかについて確認を求められます。[Yes] をクリックすると製造オーダの分割 (tisfc0208m000) セッションが開始され、分割する数量を指定できます。
注:[在庫処理パラメータ (whinh0100m000)] セッションの隔離検査在庫チェックボックスがオンの場合、オーダの完了レポート (tisfc0520m000) セッションでオーダを分割することはできません。さらに、作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションで不合格数量を分割することについての確認は求められません。
デフォルト
[不合格数量のレポート時にオーダを分割] チェックボックスがオンの場合、分割する数量のデフォルトは不合格数量です。
- 転送転記の実際材料費のブレークダウン
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転送時の実際材料費の総計レベルを選択します。
指定可能な値
- 作業別のみ
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すべての実際材料費が、転送前に作業レベルに総計されます。これによって取引金額が小さくなります。
注:このパラメータが選択されていると、材料別の価格差異を正しく計算できません。
- 作業および資材位置
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すべての実際材料費が個別に転送されます。
注:このパラメータが選択されていると、特に多くの材料構成要素を必要とする作業の場合、ログされる取引金額が増えます。
- ジョブショップおよび製造実行システム
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- MES レポート
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このチェックボックスがオンの場合、 [ジョブショップの MES レポート] 統合が [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで導入されています。
注:このパラメータは、選択されているサイトのデフォルトを設定します。
- 監査
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- 理由コード
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- 製造再作業オーダ
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このチェックボックスがオンの場合、製造オーダで再作業を行う場合に理由コードを入力する必要があります。
- 導入
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- Infor SCM Scheduler
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このチェックボックスがオンの場合、 Infor SCM Scheduler が [導入済ソフトウェア構成要素 (tccom0100s000)] セッションで導入されています。
- 品目の転送 (製造オーダなし)
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このチェックボックスがオンの場合、転送オーダが存在していなくても、品目を倉庫に転送できます。