生産日程計画から完了製造オーダをレポート (tirpt1502m000)

製造が進行中の場合は、製造品目の生産済数量を記録する必要があります。セッションの目的: 作業を完了または不合格として、繰返生産品目の数量をレポートします。また、このセッションから、作業全体または製造オーダ全体を完了としてレポートすることもできます。

品目

生産日程計画」が有効な製造品目

品目は[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションで定義する必要があります。またそのセッションでは、[ジョブショップ生産日程計画]チェックボックスをオンにします。

品目期間

オーダを表示する年度。このオーダは[品目]フィールドの製造品目に関連します。

このフィールドに表示される品目期間は、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションで品目とリンクしている「生産日程計画」から選択されます。

品目ではなくスケジュールエリアにも生産日程計画をリンクできるため、品目について表示される期間がスケジュールエリアの期間と異なることがあります。

品目期間

品目期間の時間の範囲を示すコード

開始日

オーダ納期が含まれる期間の開始日

品目期間

現在の期間

品目期間

オンにすると、現在の期間内の製造オーダだけが表示されます。

終了日

オーダ納期が含まれる期間の終了日

納期

オーダの納期

オーダ番号

JSC オーダのオーダ番号

オーダ番号は、[繰返生産パラメータ (tirpt0100m000)] セッションの転送の SFC オーダシリーズフィールドに入力した値と、そのシリーズの先頭空き番号の組合せです。

状況

製造オーダ状況

アクション

オーダ状況と (間接的に) オーダタイプを変更するアクション。選択できるのは、[レポート]と[なし]だけです。

作業

作業」の番号

完了数量

完了とレポートされた品目の数量。完了とレポートされた品目は、それ以降の作業に進めます。

仕損数量

不合格となった品目の数量

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

作業を完了

このチェックボックスがオンの場合、作業が完了とレポートされます。

直接処理入庫

このチェックボックスがオンの場合、完了とレポートされたすべての品目が在庫に転記されます。

製造オーダを完了

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダが完了とレポートされます。

オーダの完了レポート時にラベルを出力

このチェックボックスがオンの場合、スケジュール内の製造オーダのうち、完了済の各製造オーダにラベルが出力されます。

スケジュールエリア

スケジュールエリア」のコード

[品目 - 工順 (tirou1101m000)] セッションの工順を使用して、スケジュールエリアを繰返生産品目にリンクします。特定の期間についてスケジュールエリアや工順が同じすべてのオーダを表示できます。

記述

生産日程計画が定義されている物理的エリアまたは製造ラインの一部。スケジュールエリアは繰返生産品目に対して定義されます。

スケジュールエリアは、ほぼ同じ製造設備を使用する工順を持つ品目の製造オーダに関連します。スケジュールエリアは、生産日程計画コードに関連付けられています。

スケジュールエリアには、次の用途があります。

  • [品目 - 工順 (tirou1101m000)] セッションで、連続生産 (RRT) 品目別に工順コードを定義する目的に使用する
  • [オーダの一括完了レポート (tisfc0206m000)] セッションおよび [資材および時間のバックフラッシュ (tisfc0220m000)] セッションでの選択基準として使用する

スケジュールエリア スケジュールコード
HHA 家庭用機器 WL 週次
ELT 電子工具 2WL 隔週
エリア期間

オーダを選択する年度。オーダは[品目]フィールドの製造品目に関連しています。

このフィールドのスケジュールエリア期間は、スケジュールエリアおよび工順によって[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションで品目にリンクされます。

エリア期間

繰返生産品目期間の時間帯を示すコード