共用ワークセンタ関係 (tirou3100m000)
セッションの目的: 「1 次ワークセンタ」の能力の一部を、それぞれ別の会社にある複数の異なる 「2 次ワークセンタ」に割り当てます。
関係を作成すると、1 次ワークセンタに関するデータが 2 次ワークセンタにコピーされます。この結果、記述、工程倉庫、バックフラッシュ従業員以外に関して、[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで 2 次ワークセンタのデータは編集できなくなります。
- このセッションを使用するには、ジョブショップマスタデータパラメータ (tirou0100m000) セッションで共用ワークセンタの使用パラメータがオンになっている必要があります。
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[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで、このワークセンタを「共用ワークセンタ」としてあらかじめ定義しておく必要があります。
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各種の 2 次ワークセンタに引き当てられる 1 次ワークセンタの能力の割合は、超過時間などの要素を考慮して合計が 100% を超えてもかまいません。ただし原則的としては、通常この値を 100% 以下に収める必要があります。
- 共用1次ワークセンタ
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物理的なリソースがなく、工順でモデリングできないワークセンタ。能力計画に使用されて、共用ワークセンタの能力所要量の合計を表示します。作業は実際には共用 2 次ワークセンタで実行されます。2 次ワークセンタは、1 次ワークセンタと同じロジスティック会社内にあっても、異なる会社内にあってもかまいません。これによって、販売オーダや購買オーダを使用することなく、複数の異なるロジスティック会社で (2 次ワークセンタを複数定義してある場合) 作業を計画および実行できるようになります。
注:[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションで、あらかじめ 1 次ワークセンタを定義しておく必要があります。
- 共用ワークセンタ会社
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「2 次ワークセンタ」会社。このセッションでは、1 次ワークセンタの能力の一部を、それぞれ別の会社にある複数の異なる 2 次ワークセンタに割り当てることができます。
次の制約が適用されます。
- 会社がパッケージコンビネーションにあること ([パッケージコンビネーション別パッケージ (ttaad1121m000)] セッションを参照してください)
- 会社が 「1 次ワークセンタ」の会社とは別になっていること
- 会社 000 は使用できません
- 会社に関する権限が与えられていること
- 1 次ワークセンタがこの会社の 2 次ワークセンタに関連付けられていないこと
- 共用2次ワークセンタ
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「2 次ワークセンタ」。このセッションでは、1 次ワークセンタの能力の一部を、それぞれ別の会社にある複数の異なる 2 次ワークセンタに割り当てることができます。
注:2 次ワークセンタは[ワークセンタ (tirou0101m000)] セッションであらかじめ 2 次ワークセンタとして定義されている必要があるので、別の 1 次ワークセンタに割当済のものは指定できません。
- 設定日
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デフォルトでは、LN により、今日の日付が入力されます。
- 能力振分率
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このセッションでは、「1 次ワークセンタ」の能力の一部を、それぞれ別の会社にある複数の異なる 「2 次ワークセンタ」に割り当てることができます。このフィールドは、2 次ワークセンタにどの程度の割合が割り当てられているかを示します。
注:各種の 2 次ワークセンタに引き当てられる 1 次ワークセンタの割合は、超過時間などの要素を考慮して、合計で 100% を超えてもかまいません。ただし、原則的には、通常この値は 100% 以下にする必要があります。