工順作業の外注設定の有効化 (tirou1215m000)

セッションの目的: 工順で外注作業を有効化します。エラーが見つかった場合は、レポートに出力されます。

チェック

このセッションでは、[ワークセンタタイプ] が [外注] となっている「ワークセンタ」で実行された、すべての「作業」の設定がチェックされます。

どのチェックが実行されるかは、[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの資材フローで外注チェックボックスによって決まります。

資材フローのサポートがない外注

資材フローサポートのない外注」の場合、次の条件が満たされているかどうかがチェックされます。

  • 外注作業ごとに、[外注サービス] タイプの品目が [外注費レート (ticpr1160m000)] セッションに表示される
  • 外注費レートが外注ワークセンタに存在する

資材フローサポートのある外注

資材フローサポートのある外注の場合、次のチェックが実行されます。

  • 部品表のループのチェック: サブ品目は親パスで使用できません。

    主品目が資材フローサポートのある外注の場合、[資材フローで外注] が 「No」 の「ファントム」が見つかるまで、すべての部品表レベルがチェックされます。次にこの「ファントム」の工順をチェックし、部品表で「ファントム」の 1 つ上のレベルを検索します。

  • 次のチェックが実行されます。

    注意: 標準構成以外の工順では、[構成] フィールドで 「特定」 を選択した場合と、作業が選択した [有効化コード] で有効な場合のみ、これらのチェックが実行されます。

    • 外注費レートが外注ワークセンタに存在する
    • この作業が外注作業か、次の作業が外注作業の場合、[工順作業 (tirou1102m000)] セッションの [部分組立品] フィールドに値が入力されている。注意: 次作業が存在しない場合や、次作業が同じ外注先の外注作業である場合には、この規則は適用されません。
    • 主品目の最後の作業またはファントム工順が外注されている場合、[工順作業 (tirou1102m000)] セッションの[部分組立品倉庫] フィールドに値が入力されている
    • [工順作業 (tirou1102m000)] セッションの [部分組立品] フィールドに部分組立品として入力された各品目に、標準原価および原価構造がある
    • ファントム」に標準工順が含まれている場合、ファントムの工順で定義された「部分組立品」のプロジェクトセグメントは、空またはプロジェクトの完成品と同じでなければならない
    • 作業が外注ワークセンタで実行される場合は、そのワークセンタに工程倉庫がなければならない
    • 部分組立品の移動先となる外注ワークセンタの「工程倉庫」に関して、部分組立品の供給システムは [オーダ管理/個別供給] でなければならない
    • 部分組立品の供給倉庫または外注ワークセンタの工程倉庫が定義済の場合、これらは [品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで部分組立品用に定義された倉庫と同じでなければならない
製造品目開始

工順作業の有効化の対象となる品目の範囲

工順

有効化する「工順」の範囲

構成

このフィールドで、標準構成または有効化コードのいずれを有効化するかを指定します。

有効化コード

有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号

発効日

ここで指定した日に有効な設定が有効化されます。

エラーのみ出力

このチェックボックスがオンの場合、エラーのみがレポートされます (見つかった場合)。警告は出力されません。このチェックボックスがオフの場合、警告も出力されます。