工順の機械の修正 (tirou1102m100)
セッションの目的: 「機械能力グループ」を使用するワークセンタに関連する工順作業に機械を追加します。
- 製造品目
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製造品目のコード。このフィールドが空の場合、工順は標準工順になります。
製造品目の品目コードも品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションに入力する必要があります。標準工順に工順作業を定義する場合は、このフィールドを空にしておく必要があります。
- 工順
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品目を製造するために必要な作業の順序
作業ごとに、段取時間やサイクル時間に関する情報に加え、参照作業、機械、ワークセンタが指定されます。
- ワークセンタ
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同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。
- サイト
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自社のロジスティックデータをメンテナンス可能な企業の営業所。同じ場所に倉庫、部署および組立ラインが集まっています。マルチサイト環境では、サイトはサプライチェーンのモデル化に使用されます。
サイトには次の制約が適用されます。
- サイトは国をまたがることはできません。サイトの倉庫と部署はサイトと同じ国に存在している必要があります。
- サイトは、1 つの計画クラスタにリンクされます。そのためサイトの倉庫とワークセンタはすべて同じ計画クラスタに属している必要があります。
- サイトは、1 つのロジスティック会社にリンクされます。
サイトを企業単位にリンクする、または企業単位をサイトにリンクすることができます。
企業単位をサイトにリンクすると、サイトのエンティティが企業単位の配下になります。このため、サイトを企業単位にリンクすると、企業単位のエンティティがサイトの配下になります。
- タスク
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品目を製造または修理するための活動。たとえば、切断、穴あけ、塗装などです。
タスクはワークセンタで実行され、機械と関連付けることができます。
- 機械
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品目の製造を行うことができる機械オブジェクトを指します。
機械は作業費レートにリンクされます。作業費レートと労務単価は、製造オーダの実際原価計算の基礎情報として使用されます。
- 作業必要機械数
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このフィールドは、作業を行うために必要な機械台数を表します。このフィールドの変更についての詳細は、工順作業 (tirou1102m000) のセッションヘルプを参照してください。
選択されたワークセンタに関して[タスク (参照作業) (tirou0103m000)] セッションで「機械」を定義済の場合に、このフィールドを使用できます。
- 作業
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品目を製造するために連続的に実行される工順の一連のステップの 1 つ
次のデータは、工順作業時に収集されます。
- タスク。切断など
- タスクを実行するために使用される機械 (オプション)。切断機など
- タスクが実行される箇所 (ワークセンタ)。木工作業など
- タスクの実行に必要な従業員数
このデータはオーダリードタイムの計算や製造オーダの計画、標準原価計算に使用されます。
- 連番
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「作業」の連番。この番号は、発効日/失効日に基づいて作業を区別するために使用されます。
作業の発効日および失効日は、次の場合に使用されます。
- 企業計画
- 標準原価計算
- ジョブショップ管理