プロジェクト別製造オーダ (tipcs7550m000)

セッションの目的: プロジェクト別に製造オーダを表示します。

プロジェクト

製造オーダの対象になっている「プロジェクト」

プロジェクト状況

プロジェクトの現在の進捗状況を示します。

製造オーダ

指定された納期で指定された数量の品目を製造するオーダ

品目

特定のプロジェクトについての顧客仕様で生産された品目。カスタマイズ品目は、カスタマイズ部品表やカスタマイズ工順を持つことができ、標準品目としては通常は使用できません。ただし、カスタマイズ品目は標準品目または一般品目から派生できます。

製造開始日時

製造オーダの開始日

[製造オーダ (tisfc0101s000)] セッションでオーダを入力すると、製造開始日がオーダリードタイムと[計画方法]フィールドの値に基づいて計算されます。

納期

完成品目が計画に従って完成する日付

オーダ状況

製造オーダの現在の進捗状況を示します。

指定可能な値

作成済

製造オーダ」の初期状況。まだすべての製造オーダデータを変更できます。材料はまだ出庫されていません。材料の追加や削除、数量の変更ができます。

修正

製造オーダ」は、[作成済]状況と同じ方法で修正できます。[バージョン管理]チェックボックスがオンの場合、この状況は新たに作成されたバージョンの製造オーダに割り当てられます。この製造オーダの見積を調整できます。すでに登録済の実際原価は新しいバージョン番号で製造オーダに保存されます。

注: 

必要な変更を行ったら、製造オーダ文書を出力して「製造オーダ」を発行する必要があります。新しい製造オーダが出力または発行されると、見積原価は再び凍結されます。

スケジュール済

製造オーダが Infor SCM Schedulerでスケジュールされると、この状況になります。この状況は、Infor SCM Schedulerがインストールされている場合のみ適用されます。

出力済

製造オーダの文書が出力されました。製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスがオンの場合、オーダ文書が出力される前に製造オーダを発行できません。「繰返生産品目」の場合は、オーダ文書の出力が必須になることはないため、[製造オーダ文書の出力必須]チェックボックスは無効です。オーダ文書のタイプに関する説明は、オーダ文書の内容を参照してください。

注: 

製造オーダ文書が出力されると、オーダの見積を調整できなくなります。

発行済

製造オーダが製造用に発行されると、材料が製造のジョブショップに出庫され、時間が転記されます。まだ次のことを実行できます。

  • 計画データの調整
  • 原価見積が凍結されていない場合、見積材料費および見積作業費を変更します。

製造オーダは製造オーダの発行 (tisfc0204m000) セッションで発行できます。

有効

製造オーダでの作業が開始されています。製造オーダについて「仕掛品取引」が実施されると、オーダ状況が[有効]になります。製造オーダの状況が[有効]の場合、時間が転記され、材料が出庫されます。見積原価は変更できません。

製造完了

オーダは完了として報告されます。倉庫管理が在庫に納入する必要がある製造済品目の入庫手順を完了すると、製造は[完了]状況を受領します。

完了

オーダは完了済として報告され、完了したすべての製品が在庫に納入されました。まだ製造オーダの時間を処理したり材料を出庫したりできます。次のセッションでオーダを完了として報告できます。

  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000)

    セッションの目的: 1 つまたは複数のオーダの一部または全体を完了として報告します。
  • 作業の完了レポート (tisfc0130m000)

    セッションの目的: オーダの最終作業を完了として報告します。
  • オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000)

    セッションの目的: オーダをオーダグループ別に完了として報告します。
  • 生産日程計画の完了レポート (tirpt1201m000) および生産日程計画から製造オーダを完了レポート (tirpt1502m000)

    これらのセッションを使用して、RPT 品目について、製造スケジュールの製造オーダを完了として報告します。
クローズ

製造オーダの会計結果が計算されています。製造オーダをクローズする前に、オーダのすべての材料を出庫し、すべての時間を処理する必要があります。外注作業の購買オーダは、処理済になっている必要があります。オーダがクローズされると、オーダ状況をリセットしない限り、材料の出庫や時間の処理はできなくなります。製造オーダのクローズ (ticst0201m000) セッションを使用して製造オーダをクローズできます。

アーカイブ済

製造オーダデータがアーカイブに移動されました。詳細は、次の情報を参照してください: 製造オーダのアーカイブ

オーダ数量

製造予定のオーダ数量。資材および時間の見積はこの数量に基づきます。

繰返生産品目の数量を決定する際に、工順も日付も入力されていない場合、カレンダーはデフォルトの工順と 100% の利用率に基づきます。

デフォルト工順は、次の項目に基づきます。

  • 経済的オーダ数量または固定オーダ数量 (品目ファイル)
  • オーダ数量依存工順 (品目ファイル)
  • デフォルト工順 (工順パラメータ)
納入済数量

在庫に転記する完成商品の数量

仕損数量

仕損とは、完成品の品質基準に一致しない製品です。

この不合格数量は次の項目で構成されます。

  • [製造オーダ (tisfc0101s000)] セッションの[仕損]フィールドに入力された数量
  • 製品テストと管理モジュールでの不合格数量
工順

品目を製造するために必要な作業の順序

作業ごとに、段取時間やサイクル時間に関する情報に加え、参照作業、機械、ワークセンタが指定されます。

参照日

選択した製造オーダに対してプロジェクトが有効になる日付

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

優先順位

オーダの優先順位。最も高い優先順位は 1 で示され、最も低い優先順位は 999 で示されます。

工程計画者

製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人

計画者

計画の責任者になっている従業員

設計品目改訂

品目の「改訂」

デフォルト

製造オーダのメンテナンスのデフォルトでは、現行の改訂が製造オーダにリンクされます。

改訂を製造オーダにリンクすると、オーダの発効日が改訂の発効日に変更されます。[設計品目改訂の取得] ボタンを使用して、製造オーダの発効日に基づいて改訂を決定します。

外注

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの 1 つ以上の部品に対し、「外注」が使用されています。

仕様番号

仕様 ID

計画方法

[計画方法] フィールドが [前方] の場合、納期は [製造開始] フィールドに基づいて将来に向かって計画されます。

[計画方法] フィールドが [後方] の場合、製造開始日は [計画納期] フィールドに基づいて過去に向かって計画されます。

このフィールドは次のオーダについてのみ変更できます。

  • マニュアル入力したオーダ
  • 倉庫管理パッケージから転送されたオーダ
確定納期

工程計画者などによって顧客に対して確定された製造納期。製造オーダが完了するまでは、マニュアルでこの日付を変更できます。

オーダ内訳あり

/baanerp/ti/sfc/tisfc0120s000#tisfc001.odpr

作業あり

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダには少なくとも 1 つの作業があります。

ブロック済作業

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの作業のうち少なくとも 1 つがブロックされています。

再作業オーダ

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダは再作業オーダです。

再作業オーダの発生元は、次のいずれかです。

  • [マニュアル]
  • [既存の仕様に対する隔離検査]
  • [新しい仕様に対する隔離検査]
  • [工具の保守]

オーダの完了レポート時にラベルを出力

このチェックボックスがオンの場合、該当する製造オーダのラベルを出力する必要があります。

注: 

[ラベルタイプ]、[手順] および [ラベルの出力方法] フィールドを編集するには、このチェックボックスをオンにします。

工順グループ

類似の工順属性を持つ品目グループ。たとえば、同一ワークセンタ、工順作業、部品表など。工順グループは、製造オーダに対する選択基準としてユーザが定義します。

完了日

製造オーダが完了した日時

注: 

製造オーダが完了としてレポートされる場合に、より早い日付を完了日として入力できます。

実際納期

完成品が納入された日付

実際クローズ日

プロジェクトがクローズする日付

先行作業の移動方法

このフィールドは、作業の再スケジュールが先行する作業の計画に与える影響を決定します。このフィールドの値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] 詳細セッションの[先行作業]フィールドのデフォルト値です。

次に示す作業構造の作業 30 を移動すると、作業 10 および 20 は、先行作業フィールドの移動方法による影響を受けます。

[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションや[製造計画のシフト (tisfc1202m000)] セッションを使用して製造計画をシフトする場合、作業の移動方法は考慮されません。移動方法は、[製造計画 (tisfc0110m000)] 詳細セッションで作業レベルをシフトする場合にのみ使用されます。

指定可能な値

すべての作業を移動

全作業手順がシフトされています。

移動不可

作業手順がシフトされることはありません。

重複が 100% を越えている時

100% 以上の切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。

重複発生時

切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。

後続作業の移動方法

このフィールドは、作業の再スケジュールが後続作業の計画に与える影響を決定します。このフィールドの値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] 詳細セッションの[後続作業]フィールドのデフォルト値です。

次の作業構造の作業 30 を移動すると、作業 40、50、60 は、後続作業フィールドの移動方法によって影響を受けます。

[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションや[製造計画のシフト (tisfc1202m000)] セッションを使用して製造計画をシフトする場合、作業の移動方法は考慮されません。移動方法は、[製造計画 (tisfc0110m000)] 詳細セッションで作業レベルをシフトする場合にのみ使用されます。

指定可能な値

すべての作業を移動

全作業手順がシフトされています。

移動不可

作業手順がシフトされることはありません。

重複が 100% を越えている時

100% 以上の切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。

重複発生時

切迫した重複がある場合、作業手順がシフトされます。転送バッチ数量/割合が定義されている場合、その転送バッチ数量/割合は却下されます。

初期数量

製造オーダ発行時の有効化コードのオーダ数量

納入予定数量

以前の数量も含めた、在庫に納入されることになっている製品の合計数量

資材のバックフラッシュ

このチェックボックスがオンの場合、製造オーダの資材は「バックフラッシュ」として出庫されます。

シリアル番号付品目をバックフラッシュできるのは、品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000) セッションで在庫内シリアルチェックボックスがオフになっており、かつ完成状態時のシリアル出庫登録フィールドが [Yes] に設定されている場合のみです。これ以外の場合は、シリアル番号付品目はバックフラッシュできません。

シリアル番号付品目がロット管理されている場合、品目のバックフラッシュ元のロットは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッションで定義されている出庫方法 ([後入れ先出し (LIFO)]、[先入れ先出し (FIFO)]) に基づきます。

時間のバックフラッシュ

このチェックボックスがオンの場合、品目の製造にかかった時間をバックフラッシュ従業員にバックフラッシュできます。

バックフラッシュ予定数量

構成要素や時間のバックフラッシュがまだ必要な品目の数量

数量をバックフラッシュする場合、作業が完了すると数量は自動的に転記されます。数量は、作業が行われた実際の時間数ではなく、作業を完了するために必要な見積時間、または作業の見積資材に基づきます。

バックフラッシュ済数量

最終製品の数量。この数量は、バックフラッシュを使用して構成要素または時間が転記済の合計オーダ数量に含まれます。

数量をバックフラッシュする場合、作業が完了すると数量は自動的に転記されます。数量は、作業が行われた実際の時間数ではなく、作業を完了するために必要な見積時間、または作業の見積資材に基づきます。

計算オフィス

原価計算のために定義されている管理ワークセンタ

組立ラインがクローズされると、仕掛品が計算オフィスに転送され、計算オフィスで見積標準原価に対して転記されます。組立オーダがクローズされると、仕掛品の価額はオプション基準標準原価と同じになります。

販売部署は倉庫からではなく計算オフィスから納入を行うため、販売オーダに計算オフィスが示されます。

時間を段取と製造に分割

このチェックボックスがオンの場合、作業の見積の時間数と実際の時間数が分割されます。

作業の見積/実際の時間数は、段取時間とサイクル時間に分割されます。この結果、見積/実際の人時間および機械時間に対して、段取部分と製造部分ができます。これは、見積/実際時間原価 (ticst0502m000) セッションなどで表示できます。

時間を分割する必要があるかどうかを決定するために、[時間を段取と製造に分割] チェックボックスが製造オーダ (tisfc0501m000) 詳細セッションおよびデフォルト製造オーダデータ (tisfc0102m000) セッションに導入されています。

注: 

[品目 - 製造 (tiipd0101m000)] セッションの時間のバックフラッシュチェックボックスがオンの場合、このチェックボックスをオンにすると、システムパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。

仕掛品振替原価構成要素

ワークセンタ間の仕掛品振替が転記される原価構成要素

原価構成要素のタイプが [廃止] である必要があります。[製造オーダパラメータ (tisfc0100s000)] セッションのワークセンタ別会計取引チェックボックスがオフの場合、[仕掛品振替原価構成要素]フィールドは空のままにすることができます。

見積が凍結されるか、最初の仕掛品振替が実行されると、このフィールドは変更できなくなります。

見積の凍結時点

見積オーダ原価が凍結されるタイミング。見積オーダ原価が凍結されると、[見積資材 (ticst0101m000)] セッションでデータを変更できなくなります。

注: 

バージョン管理 チェックボックスがオンの場合にのみ適用されます。

デフォルト

このフィールドのデフォルトは、[デフォルト製造オーダデータ (tisfc0102m000)] セッションの [見積の凍結時点] フィールドの値です。

注: 

バージョン管理チェックボックスがオンの場合は、このフィールドは適用されません。

完了転記の実行時点

完了数量の会計取引が財務会計に転記される時点

このフィールドには、次の値を指定できます。

  • [完了数量]

    完了した主品目の数量をレポートするたびに、対応する会計取引が転記されます。
  • [オーダ状況完了]

    製造オーダ状況」が [完了] に設定されると、対応する会計取引が転記されます。
注: 

転記の数を限定して最高のパフォーマンスを得るには、取引の転記をこれ以上頻繁に行う必要がなければ、このフィールドを [オーダ状況完了] に設定することをお勧めします。

このフィールドのデフォルト値は、[製造オーダ (tisfc0501m000)] セッションの [完了転記の実行時点] フィールドの値です。「製造オーダ状況」が [発行済] に設定されるまでは、特定の製造オーダのセッションでこのフィールドを変更することができます。

計算日

見積完成品単位原価の計算の基準となる日付

製造オーダ (tisfc0501m000) セッションの [計算日] フィールドの日付が計算の実行日とは限りません。見積完成品単位原価の計算 (ticst0210m000) セッションで、計算に関して現在の日付以外の日付を定義できます。

注: 
  • この日付は、計算が正しく実行された場合にのみ入力されます。
  • この日付は、資材の原価の発効日を決定するために見積/実際時間原価 (ticst0502m000) セッションで使用されます。

ワークセンタ別会計取引

このチェックボックスがオンの場合、ワークセンタごとの製造結果を表示できます。材料費および時間原価は、それらの原価が適用されるワークセンタに転記されます。

このチェックボックスがオフの場合、製造オーダごとの製造結果を表示できます。材料費、時間原価、および付加費用は、製造オーダの計算オフィスに転記されます。

注: 

また、計算オフィス通貨は、製造オーダ (作業もワークセンタもなく、資材のみがある場合) にも使用されます。

通貨

見積原価を計算するとき、[依存] 通貨システムを使用する場合は、使用する通貨も [ワークセンタ別会計取引] チェックボックスによって決定されます。

  • このチェックボックスがオンの場合、原価計算の対象になっている原価計算ワークセンタの現地通貨が使用されます。
  • このチェックボックスがオフの場合、 「計算オフィス」の通貨が使用されます。

見積完成品単位原価

品目基準原価

完成品の原価が、製造オーダの計算オフィスにおいて、この品目の有効な原価構成要素構造に保存されます。

ワークセンタ基準原価

完成品の原価がワークセンタごとに詳細原価構成要素に保存されます。このため、ある製造オーダで複数のワークセンタが使用されている場合、ワークセンタごとに個別に原価が指定されます。

品目基準およびワークセンタ基準の完成品の単位原価は、完成品単位原価 (ticst0510m000) セッションで表示できます。

ワークセンタ別会計取引 ワークセンタ基準原価 品目基準原価
オフ 1 2
オン 3 4

1: 合計完成品単位原価は、詳細な原価構成要素ごとに各ワークセンタに転記されます。使用可能なワークセンタは計算オフィスのみです。原価は計算オフィスの通貨で表されます。

2: 合計完成品単位原価は、品目の有効な原価構成要素構造ごとに計算オフィスに転記されます。原価は計算オフィスの通貨で表されます。

3: 合計完成品単位原価は、詳細な原価構成要素ごとに原価計算ワークセンタまたは計算オフィスに転記されます。ワークセンタの原価には作業費および材料費が含まれます。計算オフィスの原価には、完成品付加費用およびリンクされていない資材の原価が含まれます (追加されます)。原価は原価計算ワークセンタの現地通貨で表されます。

4: 合計完成品単位原価は、品目の有効な原価構成要素構造ごとに計算オフィスに転記されます。原価は計算オフィスの通貨で表されます。

注: 

完成品単位原価は、ワークセンタ基準および品目基準のどちらでも、完成品単位原価 (ticst0510m000) セッションで表示することができます。

仕掛品振替

[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスがオフの場合、仕掛品振替は計算されません。製造結果は製造オーダ別に表示されるので、原価は製造オーダの計算オフィスに転記され、ワークセンタには転記されません。その結果、異なるワークセンタ間の仕掛品振替を計算する必要がありません。

能率差異および価格差異の計算

製造オーダがクローズされると、[ワークセンタ別会計取引] チェックボックスにより、能率差異および価格差異をどのレベルで計算するかが決定されます。ただし、転記は次のフィールドで定義される転記方法に依存します。

  • [能率差異の転記方法]
  • [価格差異の転記方法]
  • [能率差異の転記方法]
  • [価格差異の転記方法]

パフォーマンスについて

このフィールドの設定は、システムのパフォーマンスとデータベースの拡張に影響することがあります。 詳細は、次の情報を参照してください: ワークセンタ別会計取引

見積原価を凍結

製造オーダに対する作業が開始されています。製造オーダの処理が実行されると、オーダ状況が [有効] になります。

見積完成品単位原価が凍結される時点は、[見積の凍結時点] フィールドによって決まります。

確定クローズ

このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトのすべての会計取引が[プロジェクト別会計取引の削除 (tipcs3200m000)] セッションによって削除されます。プロジェクト状況をリセットすることはできません。

入庫転記に実際原価を使用

このチェックボックスがオンの場合、完成品は実際原価で在庫に入庫され、実際評価方法に従って評価されます。

部分組立品入庫転記に実際評価を使用

このチェックボックスがオンの場合、部分組立品は実際原価で在庫に入庫され、定義済の実際評価方法にしたがって評価されます。

評価方法は倉庫管理で定義します。

次の実際評価方法があります。

  • [移動平均単位原価 (MAUC)]
  • [先入れ先出し (FIFO)]
  • [後入れ先出し (LIFO)]
  • [ロット価格 (ロット)]

ロットコード

特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。

販売先取引先

オーダが販売オーダの場合、このフィールドには販売先の取引先が表示されます。

所有権
会社所有

会社所有

委託

委託

顧客所有

顧客所有

出庫済として返品

たとえば製造出庫済の品目よりも所要品目の数が少なかったなどの理由により、品目が製造環境から倉庫に返品された場合、出庫時の本来の所有者が再度所有者になります (品目が損傷していない場合)。

繰延

発注先から顧客に所有権が転送される日付はまだ不明です。変更日は品目のピッキングが済んだ後に決まり、商品転送に関与する両方の倉庫タイプおよび発注先と顧客の間の契約によって左右されます。

適用なし

自己組織が在庫を所有します。所有権処理では、非所有在庫のみを参照します。