プロジェクト別標準原価カスタマイズ品目 (tipcs3555m000)
セッションの目的: 特定のプロジェクトに属するすべてのカスタマイズ品目の原価を表示します。このセッションから、原価構成要素レベルおよびプロジェクト別標準原価についての詳細な標準原価の分析を開始できます。
セッションの目的: 標準原価を「カスタマイズ品目」別に表示します。[取引発生元および会計取引別 PCS 会計取引 (tipcs3500m000)] セッションの会計取引によって、カスタマイズ品目別の実際標準原価が決定されます。品目のすべての実際原価が取得され、その品目の総数量で除算されます。
このセッションを開始するには、[カスタマイズ品目別標準原価 (tipcs3550m000)] セッションの適切なメニューで、[ ] をクリックします。
- プロジェクト
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特定の顧客オーダに対して実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、製造予定品目の生産を計画および調整するために開始されます。
標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。プロジェクトには次の項目も含めることができます。
- カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
- プロジェクト計画 (活動計画)
- プロジェクトタイプ
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プロジェクトの特性を示します。
プロジェクトには、次のタイプのいずれかを適用できます。
- [メインプロジェクト]: このプロジェクト構造は、サブプロジェクトから構成されます。
- [サブプロジェクト]: このプロジェクトは、メインプロジェクトに対するサブプロジェクトです。
- [単独プロジェクト]: このプロジェクトはスタンドアロンのプロジェクトであり、メインプロジェクト/サブプロジェクトの構造には含まれません。
- プロジェクト状況
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プロジェクトの現在の進捗状況を示します。次の状況値が使用可能です。
指定可能な値
- フリー
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プロジェクト設計を実行できます。つまり、次のことが行えます。
- プロジェクト管理 モジュールを使用して、プロジェクト基準日程計画 (PMS) を定義する
- プロジェクト構造をメンテナンスする
- カスタマイズした構成要素表と工順シートを使用して、カスタマイズした製品構造をメンテナンスする
- プロジェクト見積を実行する
- シミュレート済
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ネットワーク計画に基づき、およその能力所要量計画および詳細な資材ならびに資源所要量計画 (RRP) をシミュレートします。シミュレートされるプロジェクトの能力所要量は、個別に視覚表示されます。カスタマイズ品目用に、計画済 RRP 購買オーダ、計画製造オーダ、および PRP 倉庫オーダが生成されます。しかし、これらのオーダを発行することはできません。また、資材所要量計画では、プロジェクトへの標準品目の割当も行われません。
- 有効
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この状況は、プロジェクトの実行ステージを示します。計画オーダを発行することにより、必要な購買活動および製造活動を実際に開始し完了することができます。
- 取消済
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プロジェクトは取り消されました。このプロジェクトの新規オーダを発行することはできませんが、保留中のロジスティック活動を終了することは可能です。取消済プロジェクトをクローズすることができます。また、プロジェクトを取消済のままにすることもできます。プロジェクトを取消済のままにすると、最終原価は財務会計に転記されず、完了したオーダの仕掛品が残る可能性があることに注意してください。プロジェクトをクローズした場合のみ、原価が転記されます。
- 終了
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製造に関しては、プロジェクトが終了しました。また、すべての購買活動および製造活動が完了あるいはクローズされ、プロジェクトに関するすべての販売オーダが納入されました。
- クローズ
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財務に関しては、プロジェクトがクローズされました。これは、財務プロジェクト結果が算出されたことを意味します。財務処理をプロジェクトに転記することはできなくなります。
- クローズ予定
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[プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000)] セッションで [PCS プロジェクトの財務会社への制限付き売上原価および収益]チェックボックスをオンにすると、会計取引は、PCS プロジェクトの財務会社ではなく、販売オフィスの財務会社、サービス部署、および/または倉庫に転記されます。内部請求が PCS プロジェクトからそれらの部署に送付され、内部請求がまだ完了していない場合、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションはプロジェクト状況を、[クローズ]ではなく、[クローズ予定]に設定します。まず内部請求を完了し、その後、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションを再度実行してプロジェクト状況を[クローズ]に設定します。
- アーカイブ済
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プロジェクトはアーカイブされました。つまり、すべてのプロジェクトデータがアーカイブファイルに保管され、オリジナルファイルからは削除されました。
- 通貨
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金額を表す通貨
- 品目
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特定のプロジェクトについての顧客仕様で生産された品目。カスタマイズ品目は、カスタマイズ部品表やカスタマイズ工順を持つことができ、標準品目としては通常は使用できません。ただし、カスタマイズ品目は標準品目または一般品目から派生できます。
- 見積変動費
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予算の標準原価計算中に、見積の作業費や材料費などの関連する標準原価構成要素に転記される原価
- 見積額合計
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予算の標準原価計算中に、見積の作業費や材料費などの関連する原価構成要素に転記される原価
- 実際金額合計
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カスタマイズ品目を入手するための実際原価として入力された金額。この原価は、実際標準原価の計算中に、関連する原価構成要素に転記されます。
- 見積単位数
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資材または時間の単位数。これは、カスタマイズ品目の標準原価構造に記録されます。この原価は、品目の見積標準原価計算中に、関連する原価構成要素に転記されます。
- 実際単位数
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資材または時間の形式の単位数。これは、カスタマイズ品目の取得に要した実際の使用量として記録されます。この原価は、品目の実際原価計算中に、関連する原価構成要素に転記されます。