プロジェクト別 PCS 会計取引 (tipcs3500m001)

セッションの目的: LN 内の特定のプロジェクトの「仕掛品取引」を表示します。仕掛品取引は、関連するプロジェクト別に表示されます。

 
取引発生元

表示された「仕掛品取引」取引発生元

会計取引

仕掛品取引」財務会計に転送される会計取引の種類

取引日

財務会計で仕掛品取引が実行された日付および時間

オーダ番号

仕掛品取引が関連するプロジェクト内のオーダ番号

.
位置

オーダライン番号

作業

作業」番号

単位数

標準原価計算で使用する材料または時間の単位数。この数字は、該当する原価構成要素の標準原価計算中に保存されます。

品目

製品特徴が適用される一般品目のコード。一般品目とは、複数の製品バリアントに存在する品目のことを指します。

注: 

選択対象の品目コードは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションであらかじめ定義しておく必要があります。

開始 (貸方)
プロジェクト

取引の貸方の「プロジェクト」。仕掛品取引は、プロジェクトごとに表示されます。

エンティティタイプ

物理的取引が発生するエンティティタイプ

指定可能な値

エンティティタイプは、[倉庫]、または次の部署のいずれかになります。

  • [販売オフィス]
  • [購買オフィス]
  • [サービス部署]
  • [ワークセンタ]
  • [出荷オフィス]
エンティティ

エンティティのコード

原価構成要素

原価を分類するためにユーザが定義するカテゴリ

原価構成要素には次の機能があります。

  • 品目の標準原価、販売価格、または評価額を細分化する
  • 見積の製造オーダ原価と実際の製造オーダ原価との比較レポートを作成する
  • 製造差異を計算する
  • 原価計算モジュール内で、特定の原価の配分をさまざまな原価構成要素について表示する

原価構成要素は次のような原価タイプから成ります。

  • [作業費]
  • [材料費]
  • [付加費用]
  • [一般費用]
  • [適用なし]
注: 

組立管理 (ASC) を使用する場合、[一般費用] タイプの原価構成要素は使用できません。

[

取引金額を表す通貨。これは、自国通貨の 1 つです。

]

仕掛品取引金額

初期非表示
オーダの種類

オーダのタイプ

Baan IV からの統合

このチェックボックスがオンの場合、データが Baan 4 から移行されています。

状況
フリー

プロジェクト設計を実行できます。つまり、次のことが行えます。

  • プロジェクト管理 モジュールを使用して、プロジェクト基準日程計画 (PMS) を定義する
  • プロジェクト構造をメンテナンスする
  • カスタマイズした構成要素表と工順シートを使用して、カスタマイズした製品構造をメンテナンスする
  • プロジェクト見積を実行する
シミュレート済

ネットワーク計画に基づき、およその能力所要量計画および詳細な資材ならびに資源所要量計画 (RRP) をシミュレートします。シミュレートされるプロジェクトの能力所要量は、個別に視覚表示されます。カスタマイズ品目用に、計画済 RRP 購買オーダ、計画製造オーダ、および PRP 倉庫オーダが生成されます。しかし、これらのオーダを発行することはできません。また、資材所要量計画では、プロジェクトへの標準品目の割当も行われません。

有効

この状況は、プロジェクトの実行ステージを示します。計画オーダを発行することにより、必要な購買活動および製造活動を実際に開始し完了することができます。

取消済

プロジェクトは取り消されました。このプロジェクトの新規オーダを発行することはできませんが、保留中のロジスティック活動を終了することは可能です。取消済プロジェクトをクローズすることができます。また、プロジェクトを取消済のままにすることもできます。プロジェクトを取消済のままにすると、最終原価は財務会計に転記されず、完了したオーダの仕掛品が残る可能性があることに注意してください。プロジェクトをクローズした場合のみ、原価が転記されます。

終了

製造に関しては、プロジェクトが終了しました。また、すべての購買活動および製造活動が完了あるいはクローズされ、プロジェクトに関するすべての販売オーダが納入されました。

クローズ

財務に関しては、プロジェクトがクローズされました。これは、財務プロジェクト結果が算出されたことを意味します。財務処理をプロジェクトに転記することはできなくなります。

クローズ予定

[プロジェクト管理パラメータ (tipcs0100m000)] セッションで [PCS プロジェクトの財務会社への制限付き売上原価および収益]チェックボックスをオンにすると、会計取引は、PCS プロジェクトの財務会社ではなく、販売オフィスの財務会社、サービス部署、および/または倉庫に転記されます。内部請求が PCS プロジェクトからそれらの部署に送付され、内部請求がまだ完了していない場合、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションはプロジェクト状況を、[クローズ]ではなく、[クローズ予定]に設定します。まず内部請求を完了し、その後、[プロジェクトのクローズ (tipcs2250m000)] セッションを再度実行してプロジェクト状況を[クローズ]に設定します。

アーカイブ済

プロジェクトはアーカイブされました。つまり、すべてのプロジェクトデータがアーカイブファイルに保管され、オリジナルファイルからは削除されました。