プロジェクト別標準原価の計算 (tipcs3250m000)
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システムのパフォーマンスを向上させるため、このプロセスは複数の bshell で実行することが可能で、これによって複数のプロセッサ上でこのプロセスを実行できます。プロジェクト計算は、別々の bshell で実行できます。詳細については、次のトピックを参照してください: ブースタを使用するには
 - このセッションを実行すると、指定した範囲内のプロジェクトでカスタマイズした部分組立品の標準原価が計算されます。
 - プロジェクトのない品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算できます。
 
- 選択
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- 計算グループ
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ユーザが財政データを比較するプロジェクトのグループを表すコード
計算グループを次の項目に割り当てることができます。
- 予算
 - メインプロジェクト (計算グループが別のプロジェクトまたは単独プロジェクトに割り当てられていない場合)
 - 単独プロジェクト (計算グループが別のメインプロジェクトまたは単独プロジェクトに割り当てられていない場合)
 
 - プロジェクト
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特定の顧客オーダに対して実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、製造予定品目の生産を計画および調整するために開始されます。
標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。プロジェクトには次の項目も含めることができます。
- カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
 - プロジェクト計画 (活動計画)
 
 - プロジェクトタイプ
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プロジェクトの特性を示します。
プロジェクトには、次のタイプのいずれかを適用できます。
- [メインプロジェクト]: このプロジェクト構造は、サブプロジェクトから構成されます。
 - [サブプロジェクト]: このプロジェクトは、メインプロジェクトに対するサブプロジェクトです。
 - [単独プロジェクト]: このプロジェクトはスタンドアロンのプロジェクトであり、メインプロジェクト/サブプロジェクトの構造には含まれません。
 
 - 検索キー
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検索時に役立つ、記述の代替フォーム。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。
 - 見積原価計算の実行
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- 見積原価計算の実行
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このチェックボックスがオンの場合、指定したプロジェクトの範囲について見積原価が計算されます。
 - 見積原価でプロジェクトをスキップ
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このチェックボックスがオンの場合、見積原価が存在しているプロジェクトで見積が実行されません。
 - 発効日
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評価額または原価の発効日を指定できます。現在の日付でも過去の日付でもかまいません。
[実際原価計算の実行]チェックボックスがオンで、標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションの過去の日付の評価額を対象とするチェックボックスもオンの場合、評価額または原価を計算または実現する対象とするデータを指定できます。
有効値
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[現在の日付]
評価額を計算または実現する対象とする日付が、現在の日付となります。 - 
                                    
[前期の最終日]
評価額を計算または実現する対象とする日付が、直前の期間の最終日となります。
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[特定の日付]
評価額を計算または実現する対象とする日付が過去の日付となり、これを[特定の日付]フィールドに入力することができます。
 
注:- [前期の最終日]オプションを選択した場合、[現在の期間の開始時にオリジナル棚卸資産評価額に振戻]チェックボックスもオンにできます。詳細については、Lower of cost or market valueを参照してください。
 - [特定の日付]をクリックすると、このフィールドに過去の日付を入力できます。
 
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 - 実際原価計算の実行
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- 実際原価計算の実行
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このチェックボックスがオンの場合、指定範囲のプロジェクトの実際原価が計算されます。
 - ネットチェンジのみ
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このチェックボックスがオンの場合、前回の標準原価計算後に記録された会計取引のプロジェクトのみ、実際原価が計算されます。
プロジェクト詳細 (tipcs2130m000) セッションの[ネットチェンジ実際原価]チェックボックスは、最後に実際原価が計算された後に、会計取引がプロジェクトに記録されたかどうかを示します。
 
 - シミュレーション原価計算の実行
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- シミュレート価格計算を実行
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このチェックボックスがオンの場合、 シミュレート原価計算が実行されます。見積原価または実際原価の計算は実行できません。
 - プロジェクトの原価計算コードを使用
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プロジェクト (tipcs2101m000) セッションで定義された価格計算コードが使用されます。
 - 代替原価計算コード
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シミュレート原価を計算する場合は、代替価格計算コードを入力できます。
 
 
 - オプション
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- 売上原価配分の更新
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このチェックボックスがオンの場合、計算中に売上原価が更新されます。
 - 標準部分の再計算
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このチェックボックスがオンの場合、カスタマイズした部品表 (BOM) の標準部品の標準原価が再計算されますが、見積およびシミュレート標準原価の計算中には更新されません。
 
 - 市場価格
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- 低価法にもとずく棚卸資産評価額
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在庫の価格をオリジナルの購買価格または市場価格に基づかせることができます。
- このチェックボックスがオンの場合、市場価格が購買価格よりも小さいと、市場価格を使用して在庫が評価されます。この方法は、低価法 (LCMV) と呼ばれます。
 - このチェックボックスがオフの場合、購買価格を使用して、棚卸資産評価額が算出されます。
 
 - 現在の期間の開始時にオリジナル棚卸資産評価額に振戻
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低価法 (LCMV) を使用して在庫を評価した場合、オリジナルの購買価格に基づいて計算される棚卸資産評価額と異なる棚卸資産評価額が得られることがあります。発効日が前会計期間の最終日であると ([前期の最終日]オプションがオンの場合)、このチェックボックスを使用して、現在の会計期間の開始時に LCMV とオリジナルの購買価格のどちらに基づいた棚卸資産評価額を算出するのかを指定できます。
- このチェックボックスがオンの場合、現在の会計期間の開始時にオリジナルの棚卸資産評価額が使用されます。
 - このチェックボックスがオフの場合、現在の会計期間の開始時に LCMV に基づく棚卸資産評価額が使用されます。
 
注:このチェックボックスは、次の場合にのみ使用可能です。
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在庫評価額が実現されている
[実際原価計算の実行]チェックボックスがオンである - 
                              
LCMV を使用して在庫を評価する
[低価法にもとずく棚卸資産評価額]チェックボックスがオンである - 
                              
発効日が前会計期間の最終日である
[前期の最終日]オプションがオンである 
 - 購買入庫が最終市場価格日付以後に存在する場合に使用される価格
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前回市場価格を入力した日付以降に新しい購買入庫が存在する場合は、棚卸資産評価額の計算に使用する価格を選択する必要があります。次のオプションから選択できます。
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[最新有効オーダ価格]
前回使用可能な購買オーダの購買価格が棚卸資産評価額の計算に使用されます。 - 
                           
[最新有効市場価格]
Market Values (whina1118m000) セッションに入力されている前回使用可能な市場価格が棚卸資産評価額の計算に使用されます。 
注:[低価法にもとずく棚卸資産評価額]チェックボックスがオンの場合に限り、これらのオプションを選択できます。
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