一般実際プロジェクト原価 (tipcs3140m000)

セッションの目的: 旅費、宿泊費および輸送費など、一般「プロジェクト」原価をメンテナンスします。一般プロジェクト原価はプロジェクトの実際原価にのみ重要です。

一般プロジェクト原価は、[一般実際プロジェクト原価 (tipcs3140m000)] セッションまたは財務会計で記録できます。

[合計] フィールドおよび [残余] フィールドは、財務会計を介して入力されます。一般費用の残余額が 0 の場合は、一般費用が残っていないため、セッションをそのままにしておくことができます。

注: 

プロジェクトの一般費用は、状況が[有効]、[終了]、および 「取消」 である、[単独プロジェクト]、[メインプロジェクト] および [サブプロジェクト] タイプのプロジェクトについてのみ入力できます。

プロジェクト

特定の顧客オーダに対して実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、製造予定品目の生産を計画および調整するために開始されます。

標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。プロジェクトには次の項目も含めることができます。

  • カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
  • プロジェクト計画 (活動計画)

プロジェクト状況

プロジェクトに割り当てられている状況

位置

この番号を使用して、プロジェクトに対して記録されている各種の一般プロジェクト原価を識別します。

デフォルトでは、最初の空きシリアル番号が表示されます。このシリアル番号またはライン番号は無効にできます。各プロジェクトについて、最高 999 までの一般費用ラインを入力できます。

単位数

一般費用に適用する単位数。たとえば、輸送時間数に適用する単位数、キロ数などです。数値は、[統合取引の転記 (tfgld4282m000)] セッションを使用して財務会計に転記されます。この単位数は、[勘定科目表 (tfgld0508m000)] セッションで関連する元帳勘定科目番号について指定済の場合にだけ使用できます。

プロジェクト状況

プロジェクトの現在の進捗状況を示します。

金額

財務会計パッケージで格納された、除算対象の一般プロジェクト原価の合計額

原価構成要素

標準原価構成要素は、[原価構成要素 (tcmcs0148m000)] セッションで入力できます。原価構成要素の原価タイプは 「一般費用」 である必要があります。

取引タイプ

一般プロジェクト原価が転記される取引タイプ。このフィールドには、財務会計[取引 (tfgld1101m000)] セッションのデータが入力されます。

文書

財務会計で一般プロジェクト原価が記録されるときの文書番号

ライン/シリアル番号

財務会計で一般プロジェクト原価が記録されるときの文書のライン番号

記帳日

一般プロジェクト原価を財務会計に転記する日付

財務会社

原価の転記先の財務会社

合計

除算対象の一般費用の合計金額

このフィールドは、財務会計によって入力されます。

合計

合計金額を表す通貨

このフィールドは、財務会計によって入力されます。

残余

除算済の一般費用を差し引いた、除算対象の一般費用の合計金額

このフィールドは、財務会計によって入力されます。

販売先取引先

企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者。一般的には顧客の購買部署

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先
インポート取引タイプ

このフィールドには、財務会計[取引 (tfgld1101m000)] セッションのデータが入力されます。

インポートライン/シリアル番号

このフィールドには、財務会計[取引 (tfgld1101m000)] セッションのデータが入力されます。

インポート文書

このフィールドには、財務会計[取引 (tfgld1101m000)] セッションのデータが入力されます。