カスタマイズ製品構造を標準構造にコピー (tipcs2232m000)
カスタマイズ構造が標準構造にコピーされると、品目 (tcibd0501m000) セッションの [カスタマイズ済] チェックボックスがオフになります。
- カスタマイズ品目
-
特定のプロジェクトについての顧客仕様で生産された品目。カスタマイズ品目は、カスタマイズ部品表やカスタマイズ工順を持つことができ、標準品目としては通常は使用できません。ただし、カスタマイズ品目は標準品目または一般品目から派生できます。
注:- 標準品目は、品目コードで表されます。
- セグメント品目は、プロジェクトコードセグメントと品目ベースセグメント (カスタマイズ品目の品目コード) から構成されています。品目を構成するセグメントは、品目コードセグメント (tcibd0500m000) セッションで定義されます。
- 有効化コードに対して有効な構成要素のみをコピー
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 標準品目
-
通常利用できる購買品目、資材、半組立品、または完成品
顧客の指定に応じた特定プロジェクトに対して製造される品目以外の品目は、すべて標準品目として定義されます。反対の用語はカスタマイズ品目です。
注:- 標準品目は、品目コードで表されます。
- セグメント品目は、プロジェクトコードセグメントと品目ベースセグメント (カスタマイズ品目の品目コード) から構成されています。品目を構成するセグメントは、品目コードセグメント (tcibd0500m000) セッションで定義されます。
- コピー先工順コード
-
カスタマイズ製品構造をコピーする標準工順のコードを入力します。
- 製品構造のコピー
-
このフィールドでは、製品構造全体をコピーするのかまたは構造の最初のレベルだけをコピーするのか、あるいはコピープロセスを対話式にするのかを選択できます。
- 参照日
-
このフィールドの日付は、指定された日付に有効な「プロジェクト構造」部分だけをコピーするように指定します。
- 設計品目関係をコピー
-
このチェックボックスがオンの場合、 「設計品目関係」もコピーされます。
- すべての構成要素と有効化構成報告書をコピー
-
このチェックボックスがオンの場合、 有効化構成がカスタマイズ製品構造から標準構造にコピーされます。有効化構成をコピーする単位を入力します。例外が、発効日条件を満たす工順と工順作業にコピーされます。
- 代替資材
-
このチェックボックスがオンの場合、部品表構成要素の「代替資材」もコピーされます。このチェックボックスがオフの場合、コピープロセスは代替資材を無視します。
- 使切資材
-
このチェックボックスがオンの場合、部品表構成要素の「使切資材」もコピーされます。このチェックボックスがオフの場合、コピープロセスは使切資材を無視します。
- 既存する標準構成要素の新規品目コード
-
このチェックボックスがオンの場合、既存する標準構成要素の新規品目コードが生成されます。
- 変換係数の承認
-
このチェックボックスがオンの場合、変換係数がコピー先品目にコピーされ、その後に変換係数が直接承認されます。
このチェックボックスがオフの場合、変換係数がコピー先品目にコピーされます。ただし、[変換係数 (tcibd0103m000)] セッションを使用して、変換係数をマニュアルで承認します。
- 標準品目構成にコピー
-
このチェックボックスがオンの場合、カスタマイズ品目または一般品目の製品構造が、指定された標準品目構成にコピーされます。
注:指定した標準品目構成に「製品構造」をコピーできるのは、オーダ管理で製品バリアントが有効でない場合のみです。製品構造について有効な供給オーダが存在する場合、製品構造が再生成されると、販売オーダ/見積との関係を失います。
このフィールドを使用できるのは、[製品構成パラメータ (tipcf0100m000)] セッションの[標準品目を構成に使用]チェックボックスがオンの場合のみです。
カスタマイズ構造が標準構造にコピーされると、標準構造のカスタマイズ済チェックボックスがオフになります。