製品バリアント統計の出力 (tipcf6410m000)

セッションの目的: 製品バリアントの統計を出力します。この統計には、特定の期間における製品特徴のオプションの選択頻度が一般品目ごとに示されます。この情報は、一般部品表の構成要素バリアントの計画比率を記録することに役立ちます。計画率の再利用によって、企業計画プロセスが正確に制御されます。

統計を生成するために、このセッションでは、構成可能品目がプロジェクト別に納入された回数が、品目の製品バリアントごとに確認されます。これらの納入回数は、製造オーダ間の内部納入に適用することも、また顧客への製品バリアントの外部納入に適用することもできます。プロジェクトに関連する製品バリアントの納入が存在しない場合 (製品バリアントが標準品目に関連する場合)、LN は直接販売納入の販売オーダ履歴を参照して、顧客への見込み標準品目の直接販売出荷を確認します。

製品バリアントが受注生産の標準品目に関連する場合、この製品バリアントは製品バリアント統計で処理されません。

製品バリアント

構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

開始品目

特徴およびオプションを選択できる品目であり、この品目に対するすべての活動を実行できるように事前に構成しておく必要があります。構成可能品目が一般品目の場合は、構成後に新しい品目が作成されます。製造品目または購買品目の場合は、品目コードとオプションリスト ID で構成が識別されます。

  • デフォルト供給ソースが [組立] 品目および [一般] 品目に設定されている [製造] または [製品] 品目は、常に構成可能品目になります。
  • 購買スケジュールが使用中の [購買] または [製品] 品目は、場合によっては構成可能品目になることもあります。
  • 構成可能 [購買] または [製品] 品目は、組立管理 でのみ使用できます。
参照タイプ

製品バリアントは、販売見積や販売オーダ、予算、プロジェクト、あるいは標準バリアントに関係することもあります。

参照オーダ

参照オーダ番号。製品バリアントの参照先となる販売見積、販売オーダ、予算、プロジェクトの番号です。

参照位置

参照位置番号は、製品バリアントが参照する販売見積ラインや販売オーダラインの位置番号です。

代替販売見積

販売見積ラインの代替を複数選択します。

販売先取引先

販売先取引先を選択します。

製品構成日

製品構成日 (製品バリアントデータの最終変更日付) を選択します。

詳細レポート

このチェックボックスがオンの場合、製品バリアント統計に加えて、詳細レポートも出力されます。

詳細レポートには次の内容が含まれます。

  • 製品バリアントの全納入回数
  • 販売オーダによって直接に納入される製品バリアント (標準バリアント)
  • 内部生産のプロジェクトおよび外部顧客を通じて納入された製品バリアント

このチェックボックスがオフの場合、製品バリアント統計のみが出力されます。製品バリアントのすべての個別納入に関する詳細情報は出力されません。