製品コンフィギュレータ (tipcf5120m000)
セッションの目的: 製品特徴ごとに使用可能な「オプション」を選択して、特定の製品バリアントを構成します。製品バリアントが構成された後で、製品バリアント (プロジェクト) 構造の生成 (tipcs2220m000) セッションで、一般製品構造と選択された製品バリアントオプションに基づき「製品バリアント構造」を生成できます。
以下のいずれかのセッションで、製品構成を有効化することができます。
- [製品バリアント (tipcf5501m000)]
- [製品バリアント (組立) (tiapl3500m000)]
- [販売見積ライン (tdsls1501m000)]
- [販売オーダライン (tdsls4101m000)]
- [要素予算 (材料) (tpptc1510m000)]
- [活動予算 (材料) (tpptc2110m000)]
- [計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)]
- [見積ライン (tpest2100m000)]
購買構成可能品目を含む製品バリアントを構成できます。構成可能品目を使用すると、構成可能な購買半組立品を含む品目構造を作成できます。購買半組立品は、その他の組立部品などの組立ラインで出庫されます。
組立管理モジュールでの購買構成可能品目の調達に関する詳細については、次を参照してください。
- 「組立管理」 - 「マスタデータの設定」 での構成品目の調達
- 「組立管理」 - 「部品表の設定」 での構成品目の調達
- 「製品バリアント」 - 「購買構成可能品目」
構成構造におけるオプションセットの低い製品特徴は、より高いレベルから自動的に継承されます。これは、構成の上位レベルにおける製品特徴のオプション値が、構成構造のより低いレベルに自動的にエクスポートされることを意味します。構成構造のオプション値どうしの水平の依存性は、グローバル変数を援用することで実現されます。
「オプションセット」が初期化されると、上位のオプションセットからの継承によってオプション値が初期化されます。この初期化は、オプションセットに属する製品特徴ごとに実行されます。その後、入力前オプション制約セクションが実行されます。この処理の間に、[入力前] 制約で定義済のデフォルト値によってオプション値が初期化されます。その後オプションセットが読み取られます。
- 製品バリアント
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構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。
例
構成可能品目: 電気ドリル
オプション:
- 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
- 2 色 (青、灰)
これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。
- オプションセット
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製品構造内の構成可能品目に関する一連の製品特徴およびオプションを識別します。
- 一般品目
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構成可能品目のコード
- 連番
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順序を決定する番号
次の順序を決定する番号
- レコードが概要セッションまたはリストボックスに表示される順序
- 特徴などの構成要素がユーザメニュー (ユーザダイアログ) に表示される順序
- 製品特徴
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製品特徴のコード
- オプション
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各製品特徴のそれぞれのオプションは、製品の特徴を指定します。例として、赤は、特徴色のオプションになります。
- テキスト
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このチェックボックスがオンの場合、追加のテキストが表示されます。